あらすじ
ママチャリで20キロ先の店へ買い物に行く。仲間と小径車でポタリングを楽しむ。ロードバイクでひたすら坂を登る……。50歳のときに出会った自転車が体型と体質を、そして人生までをも変えてくれた。ときに交通行政や運転者のモラルに苦言を呈しつつも、春夏秋冬、尽きることのない自転車への愛を熱く語る。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最近クロスバイクを購入した自分には非常にありがたかった本。
自転車がある生活というものを実に親しみやすく書いてくれている。ママチャリからロード、買い物からレースまでと種別・目的を問わず解説している間口の広さも自転車に乗りたい願望を強く刺激する。
Posted by ブクログ
「自転車で痩せた人」の著者が常日頃愛用しているのは、いわゆるママチャリです。日常的に使うだけで、健康生活が…。
自転車ぶらぶら散歩、ポタリングのこと、ロードバイクのこと、メカいじりのこと、自転車三昧の暮らしが愛をこめて書かれています。「何かを始めれば、何かが変わる。わたしは、それを実感した」。共感。(H)
Posted by ブクログ
自らもロードバイクに乗り、「ヒルクライマー」や「グランプリ」などの自転車を題材とした作品を上梓している作家・高千穂遥が自らの自転車生活を語った本。
最近クロスバイクを購入し、自転車生活をスタートさせたばかりなので、参考になり面白く読めた。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
自転車による豊かで楽しい生活。
ママチャリで20キロ先の店へ買い物に行く。
仲間とミニベロでポタリングを楽しむ。
ロードバイクでひたすら坂を登る。
雨の日は家でピストを漕ぎ続ける…。
50歳のときに出会った自転車が体型と体質を、そして人生までも変えてくれた。
ときに交通行政や運転者のモラルに苦言を呈しつつも、春夏秋冬、尽きることのない自転車への愛を熱く語る。
[ 目次 ]
第1章 ママチャリ生活
第2章 ポタリング生活
第3章 ロードバイク生活 思想編
第4章 ロードバイク生活 実践編
第5章 ピスト生活
第6章 乗らない生活
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
著者の高千穂遥氏は、法政大学を卒業後、SF作家としてデビュー。数々の賞を受賞する等その分野で相応の地位を築いている。自転車関連では、2006年に前作でもある「自転車で痩せた人」を発表し、自転車の世界でも独特の考え方に基づき頭角を現している。
しかしながら、高千穂氏は痩せるために自転車に乗ったのではなく自転車に乗ったから痩せたのだ。本作でも著されているが、動脈硬化の疑いと持ったときもあり、自転車による健康への効果は計り知れないのである。
本書では、高千穂氏の好む自転車の乗り方について、ママチャリ、ポタリング、ロードバイク、ピストの順で書かれている。
印象的なのはママチャリへのこだわり。一般的にこのような自転車乗りの本はロードバイクとかクロスバイク、オフロードバイクといったものに乗っていて素人とはちょっと違うぞ、といったところがあるが、高千穂氏はロードバイクに乗るもののママチャリへのこだわりも強い。
ママチャリは、日本のいま現在の環境に対し、ほぼ完全に適応している自転車である。断言してしまおう。
ママチャリの長所は、頑丈、安い(スポーツ車に比べて)、荷物を運べる、メンテナンスコストが安い等があげられる。
ではなぜ日本の環境に適しているか。思い出してほしい。駅前やスーパーの駐輪場。自転車が所狭しと並べられ、時にはドミノのように横倒しになる。雨が降れば雨ざらし。どっかの不良に盗まれることもある。そんな環境で繊細なで高価(10万円超)のロードバイクを一般人は乗る気になるだろうか。
高千穂氏はこのようなママチャリで20km〜30kmを走るというのだ。当然途中は坂もあり厳しいことだろう。しかし高千穂氏は法令で定められている手信号を駆使しながらサイクリングを楽しんでいる。
散歩するように自転車に乗る事を「ポタリング」という。しかし高千穂氏は目的のないポタリングは行っていない。グルメであったり季節の花であったり楽しい目的を定めることがポタリングを長く続けるコツという。このポタリングでは小径の折り畳み自転車を駆使している。
そしてロードバイク。これは「自転車に乗るため」につくられた自転車であり、ママチャリのように荷物を運べたりできないのは当然だ。軽さを追求するためにスタンドもないので駐輪できない。値段も高く、盗難にあう確率も高い。では魅力は何か。それはスピード。かなり出る。しかも簡単に。
そんなロードバイクだが高千穂氏は乗り続けるための大切なことがあるという。
ただ走ることしかできないロードバイクで、どう走るのかを考える。それが、思想だ。なんとなく、のんべんだらりと走っていたら、ロードに乗りつづけることはできない。結局飽きて、さっさと降りてしまう。
思想は目標とは違う。目標は達成すれば終わりだが思想は終わらない。思想で走り続ける限り、目標を達成して燃え尽きるといったことがない。
この考え方は自分にとって新鮮だ。何かを初めても長続きしない。一定レベルになると興味が無くなってしまう。まさに目標はあるが思想がなかった典型だろう。いいヒントをもらった気がする。
さて高千穂氏は多摩川沿いのサイクリングロードや大垂水峠を走ったりする。そして更にはピストまでも手にしている。
ピストとは競輪選手が乗る自転車でブレーキがないのが特徴。したがって法令上公道は走れない。
もっと凄いのは自宅に専用のローラー台を設置した。TVで競輪選手がロールの上を走っているシーンを見かけるが、まさにそれだ。
これでの鍛錬の結果、手放しでのれるようになるほど走行が安定したとのこと。しかし音がとてもうるさく一般家庭に入れるのは敷居がたかそうだが。
こうして本格的な競技場のバンクも走ることもある高千穂氏だが、自転車競技も欠かさず見るほどの自転車三昧の生活を送っている。
なぜか休日には自転車に乗ってみたくなる。そう思わせてくれる本だ。メタボに悩む人にもお薦めの一冊だ。
Posted by ブクログ
しばらく乗っていない自転車に乗ってみようかな、と思って、モチベーションを高めるために読んだ本。
自転車に乗りたくなりました、もう少し暖かくなったら、ね。
昨今の自転車を巡る法律、環境、世論の変化。
ニュースでの取り上げられ方は、どれもとてもいびつです。
とことん自転車が悪者になってるのを見ると、ああ、日本だなーと思いますよ。
自転車とママチャリは違う。
マナー違反はママチャリと歩行者が圧倒的に多く、自転車乗りは迷惑してる。
日本の道路事情がママチャリ開発の引き金になってる。
自転車専用レーンができても、ママチャリと自転車は一緒には走れない、むしろママチャリは歩道を歩行者と共有した方が良いのでは?
この場合のママチャリとは、中高年者が運転する、ほぼ早歩きと変わらないほどのスピードでふらふらと走っている自転車のことです。
Posted by ブクログ
「自転車で痩せた人」の続編、よりマニアックに自転車の世界に入り込んでいる著者の様子が伺えます。
参考になったのは、手信号の重要性に関する記述。読んでから積極的に使うようにしましたが、確かに都内の道路においても自動車との関係が良くなったように感じました。
ローラー台の導入についての記載も勉強になりました。
Posted by ブクログ
本屋を徘徊していて偶然見つけた一冊。
ちょうどクロスバイクを買おうかと迷っていたので、すごく刺激的なタイトルだった。
50歳の時に自転車に出会って、それから自転車にはまり、自転車で峠に上ったり、仲間たちといろいろなところに自転車で行ったり… という作者の自転車生活が綴られている。
この本を読んで、クロスバイクとかロードバイクもいいけど、日本の土地に一番合っている自転車は、悲しいことにもママチャリなんだな〜ということを実感したりw クロスとかロードは本当に走る用だからね。
でも、自転車を街で買い物のために乗る。という用途以外に、いろいろな可能性がある楽しい乗り物なんだな〜と改めて実感させてくれた。
そしてところどころ笑える… 読んでて飽きない一冊だった。