ヒルクライマー

ヒルクライマー

715円 (税込)

3pt

本格自転車山岳レース小説、待望の文庫版を電子化!

「なぜ坂に登るのか?」
世はまさに空前のロードバイク・ブーム。そして中でもヒルクライムレースは、山国という日本の国土の特異性もあり、多くのファンを惹きつけてやまない。されど……。
自転車で山に登る……容赦のない疲労困憊……いったい何が楽しいのか?なぜ重力の法則に逆らい、何の報酬もない苦行に耐えなければならないのか。しかし、死ぬほど苦しくても、彼らはペダルを漕ぐのを止めない。長い坂を登りつめた果てに何があるというのか?
ヒルクライムの面白さに取り憑かれた作家が自らの体験を元に、愛すべき“坂バカ”たちのドラマを鮮烈に描き尽くした、日本初の本格ヒルクライムレース小説。本書はスポーツ冒険娯楽小説であると同時に、坂バカたちそれぞれの人生の疲れと痛みが、歓喜に満ちた癒しに変わっていく過程を描いた、魂と肉体の再生の物語でもある。
「なぜ坂に登るのか?」
それはロード乗りが必ず一度は取りつかれる問いだ。読んでから登るか、登ってから読むか? 答えは挑んだもののみに与えられる。

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ヒルクライマー のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年06月08日

    ヤベー、自転車乗りたくなってきた!巻末に書いてあったけど、ストレートな書き方で、難解じゃなくて、そこがいい。途中のH描写は要らないけど…、個人的には。

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    Posted by ブクログ 2021年04月04日

    読友さんの投稿で見て、「あのSF作家の高千穂遥がヒルクライマー??」と驚いて読んでみた。(昔、ダーティペアとか、クラッシャージョーとか読んだな、懐かしい。。)面白い!エンディングも感動したし、文庫化にあたって追加されたあとがきも驚きました。。近藤史恵さんのサクリファイスみたいに、続編がでないかな。

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    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    ロードバイクで坂を登ることに取り憑かれた人たちの物語。
    僕的には面白く、ヒルクライムの魅力も伝わり、ロードバイクで坂に登りたくなる本でした。

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    Posted by ブクログ 2011年08月14日

    キャラがたっていて、本当にワクワクします。この本を読んだせいでヒルクライムにチャレンジして、あえなく撃沈してしまいました。いつかは、きっと...です。

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    Posted by ブクログ 2011年07月01日

    なぜわざわざ苦しい思いまでして坂道を自転車で登るのか?身内にいる坂バカの気持ちが少しだけわかりました。と、同時に自転車乗ろうかな、緩い坂から、という気持ちになります。大作のお嬢さんの気持ちの埋め方は別の方法だったら息子にも即読ませられたのに、残念。

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    Posted by ブクログ 2011年06月23日

    ロードバイクに乗る自分にとってもヒルクライムの楽しさが理解出来ずにいたので、そのアンサーを探す為に読みました。読み始めるとテンポ良く進む裏読みの少ない純なストーリーが心地良いい作品です。

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    爽快感満載の良い小説だと思う。
    もっと描いても良かったのに端折ってしまった点が幾つかあるのは残念だ。

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    Posted by ブクログ 2020年08月19日

    今回もあっという間に楽しく読み終えました。このような小説なのですから、長々とした女子高生のベットシーンは無いほうが良かったと思いました。

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    Posted by ブクログ 2019年11月18日

    リーダビリティーが高くするすると読めたが、
    フックなく読み終わってしまった感じ
    中年クライマー大作の心情は描写されるが
    ありがちな中年の悲哀にとどまっている気がするし、
    新人クライマー礼二の内面にも迫っていないから

    スポーツ小説にはある種の狂気を期待してしまう
    特にヒルクライムなんて「坂バカ」しか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月12日

    自転車のヒルクライムにとり憑かれた人達のお話し

    自転車競技についてはマンガやら他の小説やらで知ってるけど、他の作品のような爽快感が少なめ
    家族を犠牲にしてまでやることか?
    う~ん、ハマり方が極端なんだよなぁ
    そこまでのめり込んでるのにプロにはならない(なれない?)
    あたりに覚悟の中途半端さを感じる...続きを読む

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