水城せとなのレビュー一覧
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ネタバレ想い人であったサエコさんを想い、今もチョコレートを作り続ける爽太。
けれど、そんな爽太もえれなの失恋を目の当たりにして、自分の恋もとっくに終わっていたことを自覚して、新たな一歩を踏み出すために、サエコさんに最後の告白をすることを決意する。
サエコさんの好きなチョコレートを心を込めて作った世界で唯一の手作りチョコを渡すことにした爽太。
その後に、できればえれなと真面目に付き合おうと、そんなことを考えていた。
とことが、バレンタイン当日、サエコにチョコレートを渡すと、なぜかキス……
いさぎよくふられるはずが、思わぬ結果になる。
バレンタインのお返しは、ホワイトデーだよ、と皆に励まされ、来ない -
Posted by ブクログ
ネタバレ薫子さんは、爽太にばっさり切って捨てられちゃうのが切ない。
爽太いわく、女の子の悪口を言う女の人は嫌いってことらしいんだけど。
それの原点が嫉妬にあるんだから、辛いよねー。
個人的に、そういう薫子さんの気持ちの方がよくわかるので、薫子さんが寂しい思いをしたりするのは、嬉しくないなー。
で、えれなは真っ直ぐぶつかっていって、失恋。
相手がいい人であればあるほど嬉しいんだけど、悲しいね。
ああああああ恋ってうまくいかないねー。
おまけにサエコさんを諦めるとか言い出した爽太に、更にうああああああです。
ここまで引っ張ったんだし、もうちょっと引っ張ってくれてもいいんじゃない?(漫画的に)とか思ったりも -
Posted by ブクログ
ネタバレ薫子さんのデートは個人的にはフライングだったようで、実はデートではなかったヲチに僕は大分がっかり。
でも、悪いカップルではないと思うんだけどな。
薫子さんには悪いけど、爽太と付き合うよりは、そっちの方が全然バランスとれてるし、穏やかな生活ができる気がする。
で、オリヴィエは結局、まつりと付き合いだして、やたらベタベタ。
甘い生活。
でも、どうしてもテンションの差が拭えなくて、これはもう一波乱ありそうだなーとか考えたりもします。
両思いのように見えて、片想いだったり、恋愛って本当難しいですよね。
黒いふりして全然黒くない爽太のいろいろがちょっと切なかったりするくらいに、辛いんだけど。
外から -
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ネタバレサエコと距離を取った爽太は、えれなと傷を舐め合い、片想い同士の協力者?という関係を作る。
そんなえれなといるところを、久々に店にやってきたサエコに見られてしまう。
悪い男を演じるべく、爽太はサエコに素っ気ない態度を取るが……という感じで、いよいよ関係がこじれてきてて、なかなかに面白い展開になってます。
うまくいってると思ってたサエコと夫との関係も実はそうでもなかったりしていて、 だんだん、サエコは爽太を自分の逃げ場にし始める。
ところが、爽太はサエコの態度に簡単に喜びはしまい、と自制するあまりに、サエコのサインを見落としてしまう。
いよいよ爽太に対して本気になり始めたサエコ。
一方、オリヴィ -
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脳内で五人(+一人?)が脳内会議でめのまえの相手とどうするかを討論していく。つまり、頭の中がわあわあっていう状態。映画でありそうだなこれ。この作品は恋愛にのみ特化しているので凄く分かりやすいですけれども。
ネガティヴな人間からポジティヴな人間、流される人間、仕切りたがる人間、……。そして多数決でどうするかを決める。
なんかコレって人間の頭の中でフツーにおこなわれていそうですねw
主人公は三十歳の女性、このあいだおこなわれた合コンで知り合った男性となんか付き合うようになったみたいです?
年下男の子との初々しいレンアイと片手間にでも真剣に始めたケータイ小説が書籍化とわいのわいのしてきま -
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脳内で五人(+一人?)が脳内会議でめのまえの相手とどうするかを討論していく。つまり、頭の中がわあわあっていう状態。映画でありそうだなこれ。この作品は恋愛にのみ特化しているので凄く分かりやすいですけれども。
ネガティヴな人間からポジティヴな人間、流される人間、仕切りたがる人間、……。そして多数決でどうするかを決める。
なんかコレって人間の頭の中でフツーにおこなわれていそうですねw
主人公は三十歳の女性、このあいだおこなわれた合コンで知り合った男性に見覚えがあっての脳内会議、なんだかんだいって彼の家に行くことになり大掃除。ピッカピカにしていきます。
そんでもってその後どうするか。またも -
Posted by ブクログ
やっぱなぁ、黒崎先輩はそんな感じなんじゃないかと思ってたんだよ。どっか無理してる感じが。
にしても真白の鈍感っぷりにはほんと毎度ヤキモキイライラしてしまう。まあそんな真白もとうとう自分を女として意識し始めたわけだけど。真白はいつも相手を美化し、自分の理想像と先入観に当てはめて考えている。真白の中の男の子像、女の子像があってそこからはみ出すこと、はみ出しているものを極端に恐れ拒絶している。そして自分自身もそうあろうとしている。でも男も女も真白が思うほど綺麗なものではない。汚いところも醜いところも持ち合わせているのだ。だからこそ真白は紅葉とも、そして蒼ともすれ違い、他の人さえも傷付けてしまう。