ジェームス・M・バーダマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教養あるアメリカ人が必ず読んでいる英米文学
2025.08.04
森の生活
"向上や技術的進歩、財産を常に切望する人は、内なる平和や満足を得にくい。技術が進歩すればするほど、人々は満足しなくなる"
この文章がなぜか印象的だった。実は自分は今の生活や社会をストレスに感じているのかなと思った。
森の中でゆっくりと静かに平和に暮らしてみたいものだ、ゆっくりと経る時の流れに身を任せ訪問者との有意義な対談をして楽しみたいものだ、そう感じた。おそらくこの本はアメリカンドリームやリバティを追い求める第一線の革新的なアメリカに飽き飽きし、疲弊した人が新たな自然のなかでゆっくり生きることの良さを訴えているものだろう。
アメリカでさえもこのような話があるのだから、どんな国でもある物事が発達すると必ず一定数、その生活に疲れる人がいるんだなと感じた。全員に好かれ、認められることはできないことを暗に示しているのだろう。 -
Posted by ブクログ
アメリカ国籍取得テスト、に興味をひかれて(しかし特に深い考えもなく)読んでみた。
歴史のパートは、目新しいことは書いてなかったけれどアメリカ史は好きなのでおもしろく読んだ。
しかし、後半、アメリカの政治の仕組み、国民の義務、権利、教育、宗教、と読み進めるうち、私ったらなんで今さらアメリカについての概略を一生懸命読んでんのかしら、日本のことの方が知らないし、私にはもっとそっちを知る必要があるのに、とふと我に返った。別にアメリカに移住する予定もないし。
途中で「もうこのへんでいいです」と言いたくなったけど、途中で放り出すのも何なので頑張って最後まで読んだ。
アメリカのこと全く知らないけど知りたい、アメリカからのニュースをちゃんと理解したい、って人にはとてもおすすめです。丁寧で分かりやすく、すべてを網羅している。複雑なこともとてもシンプルに書かれている。
割と基礎的なことばかりですが、選挙制度や法制定の過程なんかは知らない人も多いんじゃないかな。 -
Posted by ブクログ
日本人が安易に(?)使ってしまいがちな不自然、あるいは失礼にもなりかねない表現("Long time no see," et cetra, "Do you remember me?", "How do you do?"など)、逆によく使う自然な表現だけれどもめったに日本人は使わない表現("I'm certain that," "I'll bet," "How do you like ~?"など)、和製英語や言いにくい表現(「リストアップ」、「ピックアップ」)、日常的なことだけれどなかなか教わっていない表現(「頑張って!」、「12時(正午、真夜中)」、「先輩」など)、全部で100の表現や文法事項が解説されている。
この傾向の本はよくあるが、その中でも初学者(中3くらい)でも読めて、初学者がよくやりがちなミスで、さらに取り上げられている項目に偏りがないということで、良い本だと思う。英語をかなりやっている人が読んでもいくつか発見があるのではないかと思った。
おれも付箋を貼って、知ってはいてもなかなか使えない表現("I know for a fact that" (p.19), "I was caught off-guard by the rain." (p.49), "How shall we ~?"(p.123)なんかをチェックした。あとは、大学受験の英作文の勉強にも使えそうな、「インフルエンザが学校全体に広がっている」"The flu is going around the whole school now." (p.55)とか、「高く評価されている」"be highly regarded" "be appreciated by everyone" (p.56)とか、セミコロンの使い方などは、高校生にも役に立つ内容。今は中学を教えている英語教員としては、「嫌いを伝える」(pp.102-3)は教えないといけないよなあと思う。
それでも3つくらい面白いと思ったところがあって、まず一番印象的だったのは「ファーストネームで呼ぶことを提案するのは必ず目上の人間のほうで」(p.173)、「まだあって間もないときにそんなことを言い出せば、むしろ無礼な振る舞いになってしまう」(同)というのは、よく教えないといけないと思った。だって教科書のLesson 1に"Please call me Aya."が出てくるんだから、結構多くの人がこの表現だけは頭に入っていて、だからこそ使いやすいんじゃないかと思うが、相手との関係や場面、タイミングが合わないと、そんなに気軽に使えるものではないということだった。「要するに、まだお互い知り合ったばかりのときに形だけファーストネームで呼び合ったからといって、それでお互いの関係が深まるわけではない」(p.175)し、「長く付き合う中で信頼関係を築いたのちに、呼び名をファーストネームに切り替えた方がずっと意味がある」(同)ということだ。あとは "It's up to you."(好きなようにして)は、「相手に対して不愉快に思っていて、勝手にしろと言い捨てている」(p.180)とか、さらにその裏に「しかし私の思うようにできないと怒るからな」(同)という意図を感じさせるようで、使うのに気がひけるけど、この英語にそんな意味はないということが改めて分かった。(逆にこう言われると、お前いい加減早く決めろよ、と言われている気がおれはするのだけど。優柔不断ですみません、とか思ったりして。)最後に、I could care less.とI couldn't care less.は同じ意味、というのは恥ずかしいことに今まで気づかなかった。そしたらI couldn't agree more.とI could agree more.も同じなのか??これは難しい。
軽めの初学者向けの新書だと思ってスラスラ読もうと思ったが、それなりに勉強になるところもたくさんあるし、もちろん初学者の知っておくべきポイントとしても適切に感じられ、良かった。(21/11/13) -
Posted by ブクログ
奴隷制が始まって以来、黒人は白人による差別や迫害に常に遭ってきた。奴隷船やプランテーションでの非人間的な扱いを生き延び、解放され自由民になっても、「約束の地」である北部に逃れても、彼らが人種差別から解放されることはなかった。四〇〇年にわたり黒人の生活と命を脅かしつづけてきた差別と、地下鉄道、公民権運動、そしてブラック・ライブズ・マター(BLM)に至る「たたかい」の歴史を、アメリカ南部出身の著者が解説する。
この本の目次
第1章 アフリカの自由民からアメリカの奴隷へ
第2章 奴隷としての生活
第3章 南北戦争と再建―一八六一〜一八七七
第4章 「ジム・クロウ」とその時代―一八七七〜一九四〇
第5章 第二の「大移動」から公民権運動まで―一九四〇〜一九六八
第6章 公民権運動後からオバマ政権まで―一九六八〜二〇一七
第7章 アメリカ黒人の現在と未来 -
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長らく本棚の陰に眠っていたけど、引っ張り出して一気に仕上げた。
この手の本はじっくりやるよりも、短時間で集中したほうが身につくと思う。パターン化された冠詞のルールのどれに当てはまるのかが示されている。ただ、パターンを全部おぼるには数が多い。。。なかなか難儀。
最終的に致命的な間違えさえしなければ、実用には差し支えないという気持ちの割り切りを得てしまい、練習問題で間違えてもあまり気にならなくなってしまった。これでいいのか悪いのかwww
仕事で英語のメールをするときなど、冠詞についてはあまり気にすることなかったが、この本のおかげで気にするようになったのは進歩。だいぶ正確な文章をかけているという実感は持てるようになった。ただし、完璧を目指すのは無理だと思う。