ジェームス・M・バーダマンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アメリカ国籍取得テスト、に興味をひかれて(しかし特に深い考えもなく)読んでみた。
歴史のパートは、目新しいことは書いてなかったけれどアメリカ史は好きなのでおもしろく読んだ。
しかし、後半、アメリカの政治の仕組み、国民の義務、権利、教育、宗教、と読み進めるうち、私ったらなんで今さらアメリカについての概略を一生懸命読んでんのかしら、日本のことの方が知らないし、私にはもっとそっちを知る必要があるのに、とふと我に返った。別にアメリカに移住する予定もないし。
途中で「もうこのへんでいいです」と言いたくなったけど、途中で放り出すのも何なので頑張って最後まで読んだ。
アメリカのこと全く知らないけど知りた -
-
Posted by ブクログ
奴隷制が始まって以来、黒人は白人による差別や迫害に常に遭ってきた。奴隷船やプランテーションでの非人間的な扱いを生き延び、解放され自由民になっても、「約束の地」である北部に逃れても、彼らが人種差別から解放されることはなかった。四〇〇年にわたり黒人の生活と命を脅かしつづけてきた差別と、地下鉄道、公民権運動、そしてブラック・ライブズ・マター(BLM)に至る「たたかい」の歴史を、アメリカ南部出身の著者が解説する。
この本の目次
第1章 アフリカの自由民からアメリカの奴隷へ
第2章 奴隷としての生活
第3章 南北戦争と再建―一八六一〜一八七七
第4章 「ジム・クロウ」とその時代―一八七七〜一九四〇
第5 -
Posted by ブクログ
“アメリカ”というのはその広さや、国民の多様性の幅の広さから、一つの国として定まった顔を持たない。本書ではイースト川とハドソン川に挟まれた地域を“メトロポリタン・ニューヨーク地域”として取り上げているが、“メトロポリタン・ニューヨーク地域無しのアメリカは考えられないが、メトロポリタン・ニューヨークはアメリカの典型的な地域ではない”と語っているように、アメリカはその地域によって住む人種、産業、気候、人々の政治思想が大きく異なる。それを地図(その地域の置かれた場所や地形、そして隣接する地域との関係)を見ながら、10の地域に分けて語ろうというのが本書だ。
必ずしも州境はその区域を分ける目安にはならな -
Posted by ブクログ
混迷の様相を呈しているアメリカ大統領選挙が目前に迫って来ている。分かっているようだが、また複雑なアメリカと言う社会。世界のNo.1の経済大国、軍事大国でありながら、理解が困難な人種混合、格差の激しい社会でもある。この機会に本書に出会えたことは幸いであった。
アメリカ史を解説するのではなく、今のアメリカの
地域的特色とその歴史的背景について分かりやすく解説されているのが好感。以下の10の地域を解説。
1.ニューイングランド地域
2.メトロポリタン・ニューヨーク地域
3.アパラチヤ地域
4.サウス地域
5.インダストリアル・ノース地域
6.ハートランド地域
7.アウトウエスト&アラスカ地域 -
-
Posted by ブクログ
長らく本棚の陰に眠っていたけど、引っ張り出して一気に仕上げた。
この手の本はじっくりやるよりも、短時間で集中したほうが身につくと思う。パターン化された冠詞のルールのどれに当てはまるのかが示されている。ただ、パターンを全部おぼるには数が多い。。。なかなか難儀。
最終的に致命的な間違えさえしなければ、実用には差し支えないという気持ちの割り切りを得てしまい、練習問題で間違えてもあまり気にならなくなってしまった。これでいいのか悪いのかwww
仕事で英語のメールをするときなど、冠詞についてはあまり気にすることなかったが、この本のおかげで気にするようになったのは進歩。だいぶ正確な文章をかけているという実 -
-