ジェームス・M・バーダマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「日本人の英語」、「英語勉強法」、「英語ツール」及び「使える英語」について、合計で27の「俗説」とそれに対する「真相」が語られるという構成になっている。
内容としては「ごく当たり前」のことが書かれており、目新しさはない。しかし、長年にわたって多くの日本人に英語を教えてきた著者の言葉には説得力がある。
「9割の日本人」は、「自分の領域・レベルに応じた英語が『使える』ようになれば良い」と主張するが、正にその通りと感じた。
特に、(1)基本2000語のマスター、(2)単語の組み合わせ重視、(3)発音と文法重視、(4)自分が実際に使える例文や表現の暗記など、本質的かつ効果的な勉強法が紹介されてい -
Posted by ブクログ
元GS証券の方による、ビジネスシーンでの丁寧な英語についての事例集。
もはやメールやチャットの英語であれば、生成AIが言葉の言い回しまで直してくれる時代、重要性は昔よりは少し低下しているのかなとは思いつつ、肝心の対面や電話・ミーティングのシーンではとっさに丁寧な言葉が出てくるか…というのはあるので、まだ大事なんだろうなと。
本著、170ページ弱の短い1冊ですが、その中に様々なビジネスシーンでの言い回し例が並んでいます。
コンパクトながら網羅性は割とありそうなので、辞書的に持っておいて折に触れて参照するという使い方が良いのではないかと思います。(サラッと通読しただけだと忘れそう)
読みながら、 -
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Posted by ブクログ
早稲田で教えている(た?)先生2人の対談によるアメリカ音楽史。対談と言っても、2人で交代しながら説明する感じになっている。著者の一人ジェームズMバーダマンという人は、15年前におれが読んだ『黒人差別とアメリカ公民権運動』という、結構いいなと思った本の著者だったことが後で分かった。それより里中哲彦という人は英語本を書く人かと思って、おれも何冊か読んだことがあったが、「この数年、私は英米のポピュラー音楽史を研究してきた」(p.13)らしく、一体何者なのかよく分からなくなる。読んでいると、なんかAIみたいに色々知ってるんだなあと思った。アメリカの音楽、ブルーズ、ジャズ、ロックンロールはその源流がア
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ブラック・ライブズ・マター」、その歴史を学ぼうと手に取った。
1863年のリンカーン大統領による奴隷解放宣言から1世紀が経過し、1964年の公民権法、1965年の投票権法、メディケアという高齢者医療制度など、徐々にではあるが制度が整備されている。しかし、一方で黒人をはじめとする非白人が持つ根深い構造格差(教育、就職、所得、資産管理等)や白人からの偏見が重くのしかかっている。
黒人初のオバマ大統領の誕生は米国の懐の広さを感じたものだが、そのオバマ氏もねじれ上・下院や人々の偏見で思ったような政策を進めることができなかった。白人至上主義者や白人の生活力が低い人々からの強い抵抗もあったことだろ -
購入済み
例文が良い
この種の本はたくさんあり、買ってしまって同じような内容でガッカリすることがあります。しかし、この本はこなれた日本語の実用手数な例文がたくさんあり使い勝手がよいです。
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