深沢潮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ友人とのランチは本来楽しいもののはずだけれど、表面的友人に誘われて参加するランチは微妙。子どもを同じ幼稚園に通わせるママ友同士だといっても、生活のレベルはさまざま。性格的にもここで会わなければ友人になっていたとは思えない人とも付き合いを強いられる辛さ。吐露される5人のママたちの心の内は、人の幸福よりも不幸のほうが面白いということを見せつけられているよう。
必然に迫られて始まった人間関係が真の友人関係に変化することもあるとは思いますが、ここに出てくるママでやっぱり友達になるのは無理だと思う人もいますねぇ。ドロドロ度は割と低く、結局は綺麗に収まります。読み終わったときに「良かった」と言える人は性 -
Posted by ブクログ
楽しく読めました。
けれども、ステレオタイプな人ばかり出てきて、お話に深みがないかなとも感じました。
主人公の小川香織は、働く女性。けれども、夫の理解がなく仕事を辞めて、母校の聖アンジェラ学園で臨時職員として広報の仕事をすることに。
香織は自身が慶応を出ていて高学歴だが、それを鼻にかけない女性。その反面、姉は学歴至上主義で、子どもたちの受験に熱心に取り組んでいる。
香織の夫は、わかりやすい古い日本の夫で、仕事に理解がない。姑は、わかりやすく名家の奥様だ。また、姉の子の塾に通うお母さんたちには、わかりやすいボスママがいる。
というように、わかりやすく、あるあるって感じで読めるのだが、物足 -
Posted by ブクログ
例えば、誰かや何かを嫌いだからと
ネットの掲示板に書き込まれる読むに堪えない様々な罵詈雑言。
面と向かったら言えないような言葉でも、PCの画面が相手ならいくらでも垂れ流しできてしまうのでしょう。
誰かを傷つけるために発せられるナイフの様な言葉は
たまたまそれを目にしたり耳にしたりした不特定多数の人たちの心まで簡単に傷つけてしまうのです。
『赤と緑』それはパスポートの色。赤は日本そして緑は韓国のもの。
日本人を『嫌いだ』という韓国人。
韓国人というだけで、酷い言葉を浴びせる日本人。
こじれてしまった両国の問題は根深いし、
差別やいじめはきっとなくならない。
でも『『嫌い』という言葉に巻き込まれな