村上しいこのレビュー一覧

  • れいぞうこのなつやすみ
    これは夏休みにぴったりの笑っちゃうほど楽しい本!

    けんいちの家の冷蔵庫が動かなくなった。
    話を聞くと、世間と同じように夏休みをとりたいらしい。
    そして一回行ってみたいと言うプールへ、家族と一緒に向かう。

    お話が関西弁で進むので、我が子相手でも読み聞かせはなんとなく気恥ずかしい。
    でもあまりに面白...続きを読む
  • とっておきの標語
    ポスターを書くときに、ぼくも標語に苦戦したから、先にこの本を読みたかった。また作るときには、参考になりそう。
    でも、作り方を説明した真面目な本じゃなくて、おもしろいお話だった。
    たい焼きをもらったけど、コロッケがよかったなって思う主人公のつよしとか、友だちとのやりとりに笑っちゃった。(小5)
  • みつばちと少年
    発達障害の疑いがある主人公・雅也は叔父のいる北海道に遊びに行く。そこで子供のための施設・「北の太陽」でしばらく暮らすことになる。その北の太陽で暮らす子供達と触れ合いながら成長する雅也を描いた物語ー。

    とても考えさせられる本。北海道の、のどかな場所で成長していく雅也の姿に感動した。
    また、雅也と触れ...続きを読む
  • 給食室の日曜日
    あんごうみたいなメモからかんちがいがおこってこんらんしちゃうところがおもしろかった。さいご、ほうちょうがすてられなくてよかった。
  • ランドセルのはるやすみ
    6歳男子。ランドセルがある日、喋り始め、遠足に連れて行ってほしいという。駄々をこねるおとうちゃん。さっぱりした感じのおかあちゃん。関西弁のノリが小気味良く、ランドセルと一緒に冒険に出る。
  • 家庭科室の日曜日
    家庭科室のみんながファミリーレストランのおいしかったというレストランに行った。だけど多目的しつのみんなは行ったんだけど、「全員こどものようですけど、おかねは持っていますか?」と聞かれた。だけど多目的室のお財布君が「ここにおかねがいっぱい入っているからいくらでもとっていきな。」といった・でも、それは、...続きを読む
  • 保健室の日曜日 なぞなぞピクニックへいきたいかぁ!
    保健室のみんながなぞなぞピクニックへ行った。なぞなぞピクニックとは、目に見えないものを探すピクニックだった。
    目に見えないものとは空気やドーナツの穴だったのでびっくりした。僕もなぞなぞピクニックに行ってみたいなと思った。
  • 職員室の日曜日
    職員室に怪盗からの手紙が届いた!怪盗の名はフラワーモンキーだった。「きんこをもらうぞ」という手紙を書いた。でもそれは3年前の校長先生だと知ってびっくりした。どうしたらさるになれるのかが気になった。
  • 音楽室の日曜日
    音楽室でべーとべんがでてきてピアノをひいてをいうお願いをされた。だけどもベートーベンは手が動かなかった。だからおんせんに行った。そこにはいろんなふろがあった。ぼくもその温泉に行きたいなと思った。
  • 教室の日曜日
    みんなでおまつりに行った。でもカレー対決では全員時計に負けてしまった。どうして時計が辛いカレーを食べられたのかがわからなかった。
  • 給食室の日曜日
    包丁がフードプロセッサーという新しい電動包丁に代わるとみんなが言った。
    包丁は、いままで使ってくれた給食室の先生のためにみんなでオムライスを作ろうとした。
    そこで材料を買うためにスーパーに行った。
    だけど、みんなは材料はタダだと思っていてお金を持っていなかったので、材料を買えなかった、
    そこにスーパ...続きを読む
  • 給食室の日曜日 ゆれるバレンタインデー
    バレンタインにおたまちゃんが大好きなお巡りさんのためにバレンタインチョコを作ろうと思った。
    だけど、作ろうとしてもみんな作り方がわからなかった。そこにしゃもじばあさんが現れて、「それでは昔友達だったお坊さんに作り方を聞いてみましょう」と言った。
    そこでみんなはお坊さんのところに行った。
    ちょうどその...続きを読む
  • 図工室の日曜日
    図工室にネコライオンという猫が飛び込んできた。ネコライオンは動物園から逃げ出してきたようで、はじめて見る図工室のみんなに少しおびえていた。でもしばらくしたら仲良くなった。
    ネコライオンは本当は普通のネコなのに動物園の人が段ボールでたてがみをつけて無理やりネコライオンという動物にしたので、ネコライオン...続きを読む
  • 保健室の日曜日
    保健室のみんなが日曜日に動き出して病院へ行った。病院で注射をする子に怖がらないようににっこりしてこう言うといいよと言った。「今日の注射はオレンジジュースです」。
    僕も一度は本物のオレンジジュースを注射してみたいと思った。
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    言葉の可能性を信じることができる作品にしたい…と、作者は短歌を一から勉強してこの小説を書いたと知り驚いた。
    いじめが原因で引きこもってしまった綾美、親友を裏切ってしまった桃子の気持ちがリアルに伝わってくる。
    高校の"うた部"の仲間と短歌を通して繋がっていくうちに、物語は明るい方へ動き出す。
    いと先輩...続きを読む
  • 夏に泳ぐ緑のクジラ
    つちんこが怖すぎて読みながらやめようかと何度も思い借りたことを後悔していました。
    笑い声が特に怖い。
    でも最後まで読んだら、少しほっとした私がいた
  • すいはんきのあきやすみ
    6歳3ヶ月 
    交代交代で読みました。子どもに関西弁は難しかったが、内容は楽しく読めた。

    小学1〜3年向
  • みつばちと少年
    印象的なフレーズがいくつも。

    「生きるっていうのは、いつもあきらめと背中合わせだ。残酷だな」

    「ぼくたちは、前を向いて歩く前に、顔を上げなきゃいけない。それだけでもたいへん」

    「空は、どれだけ多くの残酷をながめてきても、おだやかだ。空を見ていると、けっきょくわたしにできることなんて、なにもない...続きを読む
  • みつばちと少年
    「陰口を言うことより、いすを投げつける方がいつも罪が重かった」

    本文中に出てくるこの文は、私も同じ思いに囚われている。おそらく今でも(お子さまですいません)。

    冷静に考えてみると、確かにいすを投げつける方が、相手に取り返しのつかない大怪我をさせてしまう可能性が高いから罪が重いのだろうと、大人なら...続きを読む
  • ランドセルのはるやすみ
    春の遠足の日、一緒に連れて行ってほしいとダダをこねるおとうちゃん。おかあちゃんに叱られしぶしぶ引き上げたと思ったら「わたしもえんそく、つれていってくれませんか」とランドセル。

    なかなかの博識ぶりが面白い。かつ、友達と話したのも、持ち主けんいちのためなんていじらしい。