村上しいこのレビュー一覧

  • ストーブのふゆやすみ

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    S太朗5歳5カ月で出会った本。大好きな長谷川さんのこのシリーズ、春夏秋冬読みました。大阪弁で読み手にも熱が入りました。

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    2011年02月05日
  • すいはんきのあきやすみ

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    うんどうかいの あさ、すいはんきの ふたが あかなくなった。せっかく たいた くりごはん、たべられへん。すると、すいはんきが しゃべりだした。「さあ、うんどうかいへ いきましょう!」 とつぜん しゃべって うごきだした すいはんきと いっしょに うんどうかいへ しゅっぱつだ! ところが、この すいはんき、ちょっと けんかっぱやいやつでして。うんどうかいは だいじょうぶ?

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    2010年08月24日
  • ランドセルのはるやすみ

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    今度はランドセルがしゃべりだした!!
    けんいちもお母さんももう驚かない。
    ただ、お父さんだけいまだに驚いてるけど。

    笑いあり、涙あり、感動あり。
    なんでもてんこもりで、お話もおもしろく、言うことなし!
    大人が読んでも十分楽しめる童話なのでした。

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    2009年10月04日
  • すいとうのひとやすみ

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    わがままおやすみシリーズ。6歳男子お気に入りのシリーズ、今度はキャンプに置いていかれそうになった水筒編!

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    2025年12月06日
  • 図書室の日曜日

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    図書室で、のっぺらぼうが、「誰かに落書きされた」と国語じでんと英語じてんに言ってきて、その落書きしたはんにんを探すお話です。そのはんにんさがしは、水戸黄門や、織田信長も加わって…

    次から次の展開に、ドキドキしました!
    続きが気になるお話なので、ぜひ読んでみてください。

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    2025年11月15日
  • 海は忘れない

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    戦時中にタイプスリップは、話としてよくあると思うのですが、昭和33年にタイムスリップとは、なかなか無い話だったので面白かった

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    2025年10月29日
  • 海は忘れない

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    令和の女子高生が、ある出来事をきっかけに戦後に生きる女子高生として生きることになります。
    戦時中ではなく、戦後というところが今までにない設定で、単に戦争はダメ!と言うだけではいけないということを考えるきっかけになる本です。

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    2025年10月28日
  • 海は忘れない

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    第二次世界大戦を考えさせられる本。
    演劇部の遥瑠は高校2年生で次回の上演内容を仲間と討論中。そんな時に祖父の本が自転車の荷籠から落ちそうになり事故にあった…かと思ったら、昭和33年の同じ高校の演劇部の晴子として目覚めた。生活様式や社会通念の差異に戸惑いながらも晴子を受け入れていく遥瑠。そもそも戦争の劇をするか否かで討論していたのだったが、この時代はまだまだ、戦争を体験したばかりの人たちが大人で、皆、色々な思いを抱えて生きていた。
    私が子どもの頃よりもう少し昔の時代に飛んだJK遥瑠。順応していく様子も読んでいて楽しかったし、戦後の生活の中で考える戦争も新鮮だった。戦争を全肯定する教育で育って派兵

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    2025年10月13日
  • 海は忘れない

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    作者の願いと祈りが込められた作品だった。

    膨大な数の参考資料と謝辞に目を通しただけで並々ならぬ想いを感じ胸が熱くなる。

    物語は、高校2年生の遙瑠が戦争終結から13年後の昭和33年にタイムスリップする場面から動き始める。

    設定はファンタジーでも描かれている内容は途轍もなくリアル。

    戦後間もなく設けられたプレスコード、戦中戦後の忖度と隠蔽、殺戮や強奪の日常化、戦争が常識になり人を殺める事に罪の意識がなくなる感覚。

    私の知らなかった戦争の真実がそこには沢山あった。

    戦争と言う名の大量殺人で利益を得る事の愚かさを改めて思う。

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    2025年09月30日
  • 死にたい、ですか

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    自殺した少年の遺族が学校と加害少年たちを訴えた裁判を、少年の妹、取材する記者の視点で描いていくと作品だが、妹も記者も心に傷を追っているというか、ややグズっている感じで、読んでいて楽しい。最近思うのだが、うじうじした人物が登場する作品が好きなのかも。

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    2025年09月19日
  • あえてよかった

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    村上しいこさんの作品ははじめてでした。
    妻に先立たれ生きる気力をなくしてしまった58歳の大地さん。
    亡くなった奥さんからの頼みで学童保育で働き始め、そして...っていうお話。
    子どもたちの様子や感情がリアル。
    リアルすぎておもしろみがないくらいでした。
    『あい』『あいしてる』『ともだち』『ゆめ』『ごめんなさい』『ありがとう』、そして『あえてよかった』。
    シンプルで素敵な言葉が心に響きました。
    ありがとうございました。

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    2025年09月19日
  • 海は忘れない

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    戦争中ではなく、戦後と現代の比較か。
    確かに比べれば比べるほど、
    何も変わっていないんじゃないかと思ってしまう。
    でも、思考を止めたらダメなんだな。
    戦後80年にふさわしい一冊。

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    2025年08月09日
  • とっておきのはいく

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    2025.6小2 ひとり読み
    「いろんな俳句が出てきて、こんなに俳句があるんだなーって面白かった。」

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    2025年06月22日
  • あえてよかった

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    ネタバレ

    子どもをかわいい、無邪気、素直というような幻想ではなく、リアルが描かれていて、昭和と令和とはやっぱり違うよねってちょっと残念というか寂しい気分になったり、そうは言っても…と沸々したり、でも根本は同じかなと思ったり。
    自分の子ども時代、自分の子育て時代を反省したり、誇りに思ったり。

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    2025年06月20日
  • 青春は燃えるゴミではありません

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    三部作の最終巻ですが、第一作と同じように桃子の視点から語られる物語で、第二作目よりも安心して読み進めることができました。
    桃子が恋愛に縁が無いからか(そういうと彼女に叱られそうですが)、まさに「反抗期でも思春期でもない時期」の高校生の言語化できない心の揺れを、じっくりと味わうことができました。

    自分一人で抱え込み、周りの顔色を窺って、自分の思いが鬱積してゆく様子は見ていてもどかしいですが、自分と同じように悩んでいる登場人物の姿を見ると、自分だけが特別にダメな人間なのではないのだと分かって少し安心できます。

    高校入学から卒業までの三年間を1年ずつ、三部作で描いたシリーズですが、登場人物全員が

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    2025年06月05日
  • 音楽室の日曜日

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    全てのページにイラスト、多め
    見返しのせんねん町の地図が楽しい。まんねん小学校の楽器たちもなぜか関西弁?でテンポよく読める。
    一年で習う感じはルビなし。
    田中六大の絵もしっかり書き込まれていて見易い(し見たくなる)

    30分ほどで読めるかな?

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    2025年01月15日
  • なりたいわたし

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    学童の雰囲気、女の子4人組のヒリヒリした空気、あまりにリアルでハラハラした。
    ハッピーエンドになりすぎで、大人からするとちょっと、消化不良だけど、その結末もまた、読者となる小学生へのメッセージなんだと思う。

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    2024年11月12日
  • 25歳のみけちゃん ご長寿猫の気ままな古民家暮らしエッセイ

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    年齢を重ねて、介護が必要な部分もあったとはいえ、元気なみけちゃん。
    この本が出てすぐに亡くなってしまい、とても悲しかった。
    みけちゃんの猫生や、生活を知ることができて、おもしろかった。

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    2024年09月09日
  • 25歳のみけちゃん ご長寿猫の気ままな古民家暮らしエッセイ

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    25歳という長寿猫ちゃんのエッセイ
    飼い主さん視点と、猫ちゃん視点が交互に描かれる
    写真もふんだんに使われており、ほのぼのした空気感で、幸せに過ごしている姿がよく感じ取れる

    とはいえ、実際の生活においては、度々のおむつ交換や、深夜の世話などなどおそらく気苦労も耐えないように思う
    そうした部分は少々見えにくくなっており、幸せ部分が強くフォーカスされている

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    2024年05月10日
  • イーブン

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    ネタバレ

    DV、女性被害、離婚や虐待やトラウマなどの複雑な環境や過去など難しい題材が散りばめられていて、考えさせられる。でも重くなりすぎず、読みやすいストーリー。
    主人公の美桜里は友達のある行動や言葉に傷ついて不登校で、論理論破気質のママがうっとおしいと思っていた。けれどある日キッチンカーを手伝うトムに出会って話すようになって、視野も心の器も少し広くなって、話すこと・話を聞くこと・尊重することの大切さに気づくー。美桜里が変わっていママとの関係も良い方向に向かうのがよかった。
    感情に流されず言葉にする努力って大切だと思う本。

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    2024年04月01日