村上しいこのレビュー一覧

  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    これを学生時代に読んでいたら、きっとはまっただろう。
    短歌に。面白いです。
    でも、先生には納得できんよなぁ。
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    タイトルのインパクトにやられた作品。もちろん、作品もインパクトがあって良かった。『短歌』をテーマにした作品なのだが、キラキラした青春って感じがしてさわやかだった。いじめ問題など、ちょっと闇の部分もあるが青春小説なので、リアリティーを出すためには必要だったのかもしれない。短歌甲子園を目指し、奮闘する姿...続きを読む
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    よかった。
    最後に、綾美が下の句を詠み始めたシーンは感動した。

    うたうとは小さないのちひろいあげ宇宙へ返すぬくもりをそえ

    短歌って心の格闘技みたいだって、心を表す、でも言葉の羅列では表せない。そんな短歌を題材にして、高校生や中学生のころのいざこざやなんとなく学校へ行きたくなくなった気持ちとかが描...続きを読む
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    短歌が素晴らしい。
    うた部の各部員、顧問の先生のキャラクターが皆魅力的でバランスも良い。
    このキャラクター、レベルに合った短歌を詠ませているのがこの小説の見所だと思う。
    新入部員の短歌のレベルがたんだん上がってくる過程も面白い。
    綾美へのメッセージとして桃子が詠んだうたとふたりの連歌が胸にせまる。普...続きを読む
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    短歌のコンテストなんかもあるんだね。
    弱小チームだが個性派揃いのメンバーが奮闘する。
    おもしろく読んだ。
  • うたうとは小さないのちひろいあげ
    素直に感動してしまった。

    中学時代に受けたいじめの影響で引き込もっている女子高生というありがちな設定で、平文だと理屈っぽかったり、くどくなりそうな場面もあるが、挿入された短歌の効果か全く気にならない。

    試合以降に詠まれる短歌はどれもとても良いのだが、特に最終盤の2首、主人公二人の連歌と部長の惜別...続きを読む
  • ダッシュ!
    陸上部の真歩は、突然キャプテンをまかされることになった。キャプテンってなにすればいいの? 有望な1年が入ってきたことで、400メートルリレーのレギュラーの座さえ危ないというのに、なんで私が? 私なんか、といつもどこかで諦めてしまっていた真歩が少しずつ成長していく、等身大の中学生の物語。
  • とおせんぼ
    かわいいな~~

    あそんでほしい鬼の子がみちゆくひとをとおせんぼするけどだれもたちどまってくれない(笑)

    おじいさんがたちどまって「とおせんぼの仕方がなってない!極意をおしえてやる」っていって
    自分のお茶屋さんにつれてって
    1年間みっちりしこんで
    お茶屋をたててあげて
    団子屋を開くってはなし

    ...続きを読む
  • ダッシュ!
    陸上部の真歩は、先輩の指名で思ってもいなかった部長になる。ユニークな顧問と個性あふれる部員たち。自分に部長の資格があるのかと迷ってばかりの真歩が、1年の後、つかんだものは……。
  • 図工室の日曜日
    日曜日の小学校の図工室、セロテープやのりや石膏像など、図工室の道具たちがおしゃべりをはじめます。そこへ、小さな動物園から逃げ出したライオン刈りされたネコが逃げ込んできます。
    こんな紹介文だけで、いろいろ想像できるかと思いますが、楽しいお話でした。登場人物(??)が関西弁なのも雰囲気を盛り上げます。
    ...続きを読む
  • とっておきの標語
    先生がいきなり「標語を作ってください」なんていう。標語ってなんやねん。あ、いいのんできた。「赤信号たまにはでてみろ黒信号」先生におこられた。 標語のテーマは「さいきんクラスで感じていること」やねんて。ぼくらの班は、けんかのなかなおりができる標語を考えることになったけど、家に帰ったらお父ちゃんとお母ち...続きを読む
  • れいぞうこのなつやすみ
    人気のやすみシリーズ。
    冷蔵庫に夏休みを取られた日には大変!ですが、
    この家の人たちは冷蔵庫の言うことを聞いてあげて、冷蔵庫をプールに連れて行ってあげます。
    長谷川義史のイラストが効いている!
    特に、冷蔵庫のでかい口やビキニ姿(^_^)
  • れいぞうこのなつやすみ
    冷蔵庫が夏休みを要求してきて、さあ大変。
    長谷川義史さんのインパクトのある絵といい、関西弁といい、笑える要素がいっぱいの楽しい絵本。
    (読んだ時期:6歳)
  • れいぞうこのなつやすみ
    冷蔵庫に目と口とかあるのが面白い。冷蔵庫って男だと思う?女だと思う?女なんだって。「コ」がつくから。
    だいたい冷蔵庫になつやすみがあるの変だよねー。
    ぼくんちの冷蔵庫には秋休みか冬休みあげるからさ、夏は頑張ってよっていうよ。暑いからさ~。冷蔵庫なしは無理でしょ。(S8)
  • とっておきのはいく
    季語とか考えず、ことばのリズムで五・七・五!
    とても楽しそう!
    小さい子のことばのセンスって、どうしてこんなにステキなんだろうって思ったこと、ないですか?
    俳句あそびって、いいかもしれない。学校で流行るかも…?
  • とっておきの詩(し)
    一年生たちに読み聞かせをしているところで一緒に聴いてたことのある本。
    課題図書だったのね!
    子どもたちにめちゃくちゃウケていた!
    素敵でした、男の子、って可愛い。
  • これ、もっていき
    ・関西弁。
    ・夏の田園風景。やおやさんからの帰り道、「これ、もっていき」と呼びかける声。きゅうりやトマトは嬉しいけれど、ちょっとご遠慮したいおすそ分けもあるようで。

    ・くっきりした絵ではないが、遠目にも鮮やかで、違う魅力がある。
  • 図書室の日曜日
    日曜日の図書室で、国語じてんと英語じてんが話していると、のっぺらぼう(ただし顔のらくがきつき)が口をはさんだ。「らくがきをかいたはんにんをさがしてほしい」だって。よし、図書室には名探偵がいっぱいいるぞ。ところがホームズはじめ世界の名探偵はみんなおでかけ中。かわりにでてきたのは、おだのぶながとみとこう...続きを読む
  • 理科室の日曜日
    理科室の道具に親近感がわく。自慢したい気持ちっていいことなの?いけないことなの?自分の考えついたことや、気持ちを誰かに伝えこることって、とっても難しい。
  • 理科室の日曜日
    ここはせんねん町、まんねん小学校。どこにでもある小学校とはちがいます。とくに日曜日は・・・理科室の流しに水をはって、実験道具などのみんなで水泳大会をして遊んでいました。顕微鏡の友達の天体望遠鏡が「こどもの城」という施設で宇宙館長をしているというので、みんなで遊びに行ってみることに。すごい活躍の天体望...続きを読む