みつばちと少年

みつばちと少年

1,265円 (税込)

6pt

野間児童文芸賞受賞作家の村上しいこが描く、生命の讃歌!

集団の中でうまくやっていけない松井雅也は、中1の夏休みを利用して、養蜂場で働くおじさんのいる北海道へ行くことに。雅也が寝泊まりすることになった「北の太陽」という家では、さまざまな事情を抱えた、年齢のちがう5人の子どもたちが暮らしていた。「北の太陽」を運営するおばあさんやみんなとの交流、養蜂の仕事の手伝い、イカめしコンテスト出場……。自然豊かな北海道でのひと夏をつうじて、雅也の心に変化がおこる。

小学上級・中学から

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みつばちと少年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    三重の特性ある男の子が13歳の夏に、叔父の北海道の養蜂所をたより、児童福祉施設の子どもたちと関わる中で再生、成長をしていく話。

    #中学受験 の出題も多い。
    #みつばちマーヤの冒険 (世界の名作全集12高橋健二訳)からの注釈もなかなか多く、施設長はキリスト教信者を匂わせる発言もある。故に、ミッション...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月02日

    発達障害の疑いがある主人公・雅也は叔父のいる北海道に遊びに行く。そこで子供のための施設・「北の太陽」でしばらく暮らすことになる。その北の太陽で暮らす子供達と触れ合いながら成長する雅也を描いた物語ー。

    とても考えさせられる本。北海道の、のどかな場所で成長していく雅也の姿に感動した。
    また、雅也と触れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月11日

    印象的なフレーズがいくつも。

    「生きるっていうのは、いつもあきらめと背中合わせだ。残酷だな」

    「ぼくたちは、前を向いて歩く前に、顔を上げなきゃいけない。それだけでもたいへん」

    「空は、どれだけ多くの残酷をながめてきても、おだやかだ。空を見ていると、けっきょくわたしにできることなんて、なにもない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月24日

    「陰口を言うことより、いすを投げつける方がいつも罪が重かった」

    本文中に出てくるこの文は、私も同じ思いに囚われている。おそらく今でも(お子さまですいません)。

    冷静に考えてみると、確かにいすを投げつける方が、相手に取り返しのつかない大怪我をさせてしまう可能性が高いから罪が重いのだろうと、大人なら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    中学受験の問題になっていたのがきっかけで読みました。児童書です。思っていたよりもいいお話しで面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2023年02月12日

    児童文学に求めるさわやかさがあった。
    だれにでも生きる力が必要だ。経験は人生最大の財産であり、経験を共有できる仲間がいることの素晴らしさを感じた。
    この本には心にとどめておきたいフレーズが多くある。

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    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    発達障害かもしれない雅也は空気が読めず友だちが作れない。普通でない雅也は普通に憧れている。そんな雅也は「北の太陽」で訳アリの子どもたちや志保子さん栄さんと過ごすうちに宝物をいっぱい手に入れ、普通にこだわらなくても前を向いて生きる力を得る。児童書らしく、良い言葉がいっぱい散りばめられてたな。普通に拘ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    発達障害の疑いがある中学1年の雅也と、様々な事情を抱えて北海道の児童養護施設「北の太陽」で暮らす子どもたちとの交流を描く。
    彼らが共通して読んでいる『みつばちマーヤの冒険』から大切な言葉の引用がスパイスになっている。

    「普通」ってむずかしい。
    「普通」になりたいよなぁ。
    「普通に生きるって、世界を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    すごくおすすめという話にはならないですが、心が疲れた時に読むイージーリーディングとしては安定感のある展開で落ち着いて読めました。

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    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    発達障害の少年が養蜂家の叔父さんのいる北海道で養護施設の子供たちと交流し成長していく。物語の軸にみつばちマーヤの冒険があって、その内容至言とうまく関わりながら、生きることを肯定している。
    コンテストのイカ飯がとても美味しそうだった。

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みつばちと少年 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2021年04月06日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

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