里中哲彦のレビュー一覧
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本棚がブラックミュージックの流れになったので、隣にこれを。
「はじめての」とタイトルにあるとおり、とにかく読みやすくわかりやすい。対談形式の文も読み進めやすく、ジャンルで章が分かれ、主要アーティスト名と作品、必聴アルバムがしっかり紹介されているのもいい。名前を見るだけで顔が目に浮かぶアーティスト群にわくわく、スマホ片手に音源検索しながら読むと、情報量が何倍にもなる本です。
もうひとつ読みやすさの理由は、単なる情報の羅列ではなくエピソードがうまく盛り込まれていること。
アーティストの生い立ちや土地柄、時代背景。マヘリア・ジャクソンが語ったという、「絶望を歌うのがブルーズで、希望を歌うのがゴス -
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Posted by ブクログ
□学んだこと
・日常の多くの場面での会話表現を学べる。➀気持ち・感情②自宅③家事で④街で⑤会社で⑥食事レストランで⑦ショッピング⑧ドライブ⑨天気⑩体調・病気
・ネイティブが使う自然な表現を学べる
・本書の見やすい構成のため何度も定着するまで見てつぶやいて確認し続けられる
英語は筋肉のように使わないと身につかない、そのため何度も英語表現やセンテンス
を喋って口に馴染ませる必要がある。もっともよい訓練が日常生活の独り言でつぶやくのが最も効率的で継続し定着しやすいと思う。
起きてからことあるごとに思い出しながら独り言でつぶやいています。ネガティブな表現も記載されていますがあまりここは覚えず、ポジ -
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英語を話してるつもりでも、ついつい日本語の表現をそのまま英語に訳して話してししまうことがある。そんな日本人の英語あるあるをかるーい感じのトーンで面白楽しく紹介してくれる一冊。
なんだかんだ英語はしっかり勉強してきたつもりなのだが、以下の一節は一本取られた気がする:
A: Do you know Tokugawa Ieyasu?
B: Of course not! He’s been dead for more than 400 years.
Aの発言は日本語の「知っている」と、英語のknowの微妙な意味の違いからやってしまう英語の間違いだそうだが、すいません、知ら -
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【歌の歴史と歴史の歌】ゴスペルやブルーズ、ジャズやロックン・ロールに至るまで、アメリカの歴史を彩ってきた音楽の歩みについてまとめた作品。著者は、米南部文化への造詣が深いジェームズ・M・バーダマンと、英語についての書籍も世に送り出している里中哲彦。
トリビア的な知識も織り交ぜながらわかりやすく解説がなされているため、教科書のような無味乾燥本になっていない点がポイント。また、それぞれのジャンルごとに必聴盤の紹介もなされており、アメリカ音楽史をこれから勉強したいという方にオススメです。
〜アメリカの歌は、アメリカという国について語られたオーラル・ヒストリー(口述によって伝えられた歴史)である。〜 -
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購入済み
日本人の表現の仕方にも参考にな
英語力はあまり自信がないが、英語の解説本を買うことが多い。
この本は、ネイティブの表現ばかりでなく、日本人の表現にも、このように表現していたのかが、参考になった。
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[教科書を飛び越えて]学校教育で習うものの、「こういう表現はどうすれば良いのだろう…?」という疑問が常に湧き上がってくる英語。『東京新聞』と『中日新聞』に寄せられたそんな数々の英語に関する疑問の回答をまとめた作品です。著者は、河合塾講師を経て翻訳家として活躍している里中哲彦。
一問一答形式ですっきりとまとめられており、手軽に読み進めながら英語の学習をすることができるかと。下記のとおり、多くの学習者が同じような疑問で躓いているようですから、きっとご自身の関心にピッタリくる質問・回答も見つかると思います。
著者が翻訳をされていることもあるからでしょうか、英語→日本語、日本語→英語に関する読 -
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東京新聞および中日新聞に掲載された「英語の質問箱」というコラム(2010年11月23日〜2012年1月10日)に加筆をしてまとめた書。
見開き2ページで1つの文法が解説されていて、105のコラム(つまり210ページ分)それぞれに「語源(Etymology)」「語彙(Vocabulary)」「語感(Nuance)」「語法(Idiom)」「語義(Word)」「誤解(Misunderstanding)」のタグ付けがされている。
高校で習うレベルの内容の英文法で、様々な質問に答える形での解説は非常に分かりやすかった。
著者は、冒頭に『文法の魅力やおもしろさがわかってもらえたら、これにまさる喜びは -