里中哲彦のレビュー一覧

  • 日本人の9割が間違える英語表現100

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    ある程度英語話せるなら読むことをおすすめする本。

    1つ抜粋すると、”what’s the matter with you?” は相手の態度や言葉が気に入らないとき、「どうかしているんじゃないのか?」という意味になり、”what’s the matter?”は、いつもとは違う様子の人に、「どうしたの?」と問いかける表現になる。

    ある程度話せる人が間違えるのと、全然話せない人が間違えるので、相手の受け取り方は変わるだろう。
    前者であれば意図せず急に相手を不快にさせないように覚えた方が良さそうだ。
    後者なら正しい表現を覚えるより、出川のような臆さない心と、積極性が何より大切だとは思う。

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    2023年05月23日
  • はじめてのアメリカ音楽史

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     早稲田で教えている(た?)先生2人の対談によるアメリカ音楽史。対談と言っても、2人で交代しながら説明する感じになっている。著者の一人ジェームズMバーダマンという人は、15年前におれが読んだ『黒人差別とアメリカ公民権運動』という、結構いいなと思った本の著者だったことが後で分かった。それより里中哲彦という人は英語本を書く人かと思って、おれも何冊か読んだことがあったが、「この数年、私は英米のポピュラー音楽史を研究してきた」(p.13)らしく、一体何者なのかよく分からなくなる。読んでいると、なんかAIみたいに色々知ってるんだなあと思った。アメリカの音楽、ブルーズ、ジャズ、ロックンロールはその源流がアメリカ黒人たちの音楽にあるということなので、アメリカの音楽を知るということはアメリカ黒人の歴史を知るということになっている。なので黒人の歴史、南部の歴史を探りつつ、どんなアーティストがどんな音楽を生み出したのかを解説していく本。
     正直、音楽史の本はどの本もそうなんだろうけど、人名作品名が聞いたことなければ、読んでいてもあんまり面白いとは思えない。おれにとってはほとんど聞いたことのなかったので、ちょっと読むのに退屈してしまうけど、たぶんそれは仕方ない。それでも、色々面白い部分があったので、その部分のメモ。
     「ミンストレル・ショー」が「1854年(嘉永7年)、日米和親条約の締結をしようと二度目の来航を果たしたペリー提督は、交渉にあたった日本人たちを接待」(p.35)して、その時に「黒ん坊踊り」(Ethiopian minstrel show)を見せた、という話は驚き。しかも神奈川の県立歴史博物館にはその絵も残っているとか、日本史の中にアメリカ南部の歴史との接点があるというのが新鮮。それから端的にアメリカの音楽を言い表した言葉で、「黒人の魂のうち、『悦楽』はスピリチュアルに、『希望』はゴスペルに」(p.71)、「『悲哀』はブルーズに、『不満』はロックンロールに」(同)というのは分かりやすいかもしれない。他にも「ゴスペルが『聖』なる音楽、ブルーズが『俗』なる音楽といわれ(略)ブルーズは下品で猥褻な音楽なので、『悪魔の音楽』と協会側からいわれることもありました」(pp.100-1)ということで、ブルーズとゴスペルはそういう対称的な関係になっているのか、と思った。ジャズというのは今でも大人気の音楽だけど、ジャズは「黒人のアフリカ音楽と白人のヨーロッパ音楽が融合して、ニューオリンズ(ルイジアナ州)で生まれた音楽」(p.133)と定義されるらしい。南部のことを「ディキシーランド」というらしく、ディキシーランドって何か聞いたことあるなあ。「黒人系のものを『ニューオリンズ・ジャズ』、白人系のものを『ディキシーランド・ジャズ』と呼ぶ人もいます」(同)らしい。そして、「ニューオリンズの黒人奴隷たちは、他の地域の奴隷よりも”自由”を享受していた」(p.136)らしく、土地を与えられたり農作物を売りさばいたりすることができた人もいたという。やっぱり特別な場所な感じがして、アメリカの中でも行ってみたい場所ベスト3には入るんだけどなあ。そして、やっぱりルイ・アームストロングが出てくるけど、これは最近あった連続テレビ小説で「サッチモ」と呼ばれていたというのを初めて知った。が、「愛称のサッチモというのは、口が大きかったから。Such a mouth!がなまったとか。」「カバン(satchel)のような口(mouth)という説もあります。」(p.151)ということらしい。あと中学校のリコーダーの教科書にも載っている「聖者の行進」の様子なんかが書いてあるpp.141-2なんかは面白かった。あと、絶対学校で習わないような、当時を知る英単語がこの本にはたくさん出てくるが、その一つspeakeasyというのは禁酒法時代の「もぐりの酒場」(p.154)のことらしい。ジョージオーウェルの1984に出てきたのはNewspeakか。あと「黒人性」という単語で「ネグリチュード」(p.157)というカタカナが書いてあったが、これも初めて聞いた。negritudeということで、文学批評の分野の言葉らしい。それからそもそもjazz(p.160)という言葉にしても、「ロック」も「ロール」も(p.256)とても卑猥な言葉らしい。なんてこと。ちなみにfunkは「ネイティブ・スピーカーの感覚でいうと、ファンキー・ミュージック、つまり『ファンク』というのは、黒人の汗のにおいを思い起こさせる単語。泥まみれの労働、褐色の肌をつたう熱い汗を想起させる。」(p.194)というのもなかなか日本人のイメージと違う。あとはviolinではなくfiddle(p.223)という楽器。日本人はすぐヴァイオリン、にしてしまうらしいが、フィドル。って聞いたこともなかった。で、ジャズに戻ると、「愉快に踊るための音楽だったのに、高尚な啓示を頭で感じとる芸術音楽になってしまった」(p.163)ということらしい。そうかと思えばラップの話で、「音楽そのものに対する情熱があまりないパフォーマーもいました。ちょっと有名になると、違うフィールドへ移ってしまう。多いのは映画界への進出。90年代になりますが、ウィル・スミスなんかもそうですね。」(p.205)っていうのが笑ってしまった。情熱がなかったのか。あとは別のジャンルで、「映画『歌追い人』(2000年)」(p.218)は、「アパラチアの音楽をかなり正確に伝えているし、外部の人たちが山の奥地の音楽をどう見ていたかもよくわかる」(同)というから、そんなに古い映画ではないし見てみたいかなあ。でそのカントリー・ミュージックについては、「体制的で保守的であるという見方アガ以前として強くありました。もともと牧歌的な過去を理想とするような歌詞が多く、そこには農村の簡素な生活への郷愁と反近代・反文明的な思想が込められていました。ところが70年代になると、徐々にまた人気が復活しはじめた。都市生活者が抱える『郷愁』『悲哀』『孤独』といった感情をうまくすくいあげたのです。目まぐるしい都市生活から離れて、しばし自然に親、時間とのんびり戯れたいという願望をくすぐったのでしょう。そもそもわたしたちが『カントリー』と呼んでいる音楽は、直接カントリー(田舎)から出てきたのではありません。都市のメディアの影響を受けて生まれたものなのです。その意味では、現代のカントリーは都市に暮らす人々のための郷愁の音楽だともいえます。」(p.230)の部分は面白かった。田舎から出てきたんじゃないのか。あと都市にいる孤独、とか歌ったやつあるよな、と思った。カントリーなのかどうか分からんけど。
     最後に、大学の時からアメリカ史とか好きで、特にアメリカ南部の歴史とかちょっとだけ本を読んだこともあるけど、著者の1人のジェームズMバーダマンという先生からすると、「南部人の心が反映されていない研究が多すぎる」(p.298)という。これは難しいよなあ。南部人じゃないし。何が南部人の心なのかよく分からん。と思ったら、「南部の歴史、そして南部人の心を知るためには、どうしても次のふたつを研究の基礎に据えなければならない。ひとつは、南部の音楽を読むこと。そしてもうひとつは、音楽を聴くことだ。」(p.298)ということで、文学に触れることの大事さというのが分かった。フォークナーとか、今年中に日本語ででも読んでみようかなあ。(22/09/13)

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    2022年09月13日
  • 英語が上手くなりたければ恋愛するに限る 究極のコミュニケーション181のフレーズ

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    イギリス人に見せたところ「アメリカ英語なら言うのかもしれないが、イギリス英語ではこうは言わない」というのがチラホラ出てきたので、この本を使ってイギリス人やらオーストラリア人やらを口説こうとしている人は注意が必要。

    英語を話す恋人を作るのは確かに手っ取り早いが、「東アジアの男のアレは小さく、女は奥ゆかしくて恋人の言うことを聞くが、欲求不満なのでベッドではすごい」という変なステレオタイプがあるので、恋人を作るときには注意が必要(特に女性は)。

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    2022年09月05日
  • はじめてのアメリカ音楽史

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    結局は、自分の好きな時代とジャンル以外は、
    流し読みになったけど、
    それでも、それが有ると無いとでは違う。
    勉強になりました。

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    2022年06月25日
  • 教養として学んでおきたいビートルズ

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    ビートルズがどのようにして誕生したのかがわかる入門書。
    沢山の出会いと努力。
    そして、どれだけ影響を与えたのか。
    この一冊でざっくり理解することができます。

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    2022年06月07日
  • 教養として学んでおきたいビートルズ

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    正直wikipediaを読んだ方が早い気もするが、とりあえず国や世代を超えて多大な影響を与えたことがよくわかった。

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    2022年05月07日
  • 日本人の9割が間違える英語表現100

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    I already knew most of them but still, it was good

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    2021年12月16日
  • 朝から晩までつぶやく英語表現200

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    9割方は知っていた内容だったので、さらさらと流し読み程度で済んだが、所々そんな表現するのか、こんな表現では駄目なのか と発見するところもあり役立った。
    しかし、とっさの時に本当に言えるか自信がないなぁ。

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    2021年08月19日
  • 日本人の9割が間違える英語表現100

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    日本の英語教育は読み書きが主流で、話す勉強はほとんどないに等しい。つまり、むつかしい論文は読めても、外人相手の簡単なコミュニケーションすらおぼつかないというアンバランスな状況です。それは、英語を教える英語教師の半分以上は、おそらく字幕なしの映画を理解できないという質の問題に起因しています。文科省は、英語教育の現場に必ずネイティブスピーカーを配置するように早急に指導変更するべきです。
    そこで、本書のようなネイティブからみて不自然な日本人英語を指摘する需要があるわけです。
    本書で取り上げられているよくある間違い例として、
    ・わたしたち=WeよりもYouがあっている場合が多い
    ・knowの使い方
    ・getとtakeの違い
    ・ドンマイは使用不可(Never mind)
    ・口説く=hit on someone
    ・almost(副詞)とmost(形容詞)の違い
    ・否定語の位置
    ・同僚=a friend from work
    ・mind ~ingとmind ifでは意味が違う
    ・Let's go Dutch(割り勘)は差別表現
    ・can't help ~ingは無意識にしてしまう have toは必然性がある
    ・out of orderは公共性のあるものの故障のみ
    ・ホームページはwebsite
    ・nowadays, these days ,todayは現在文でしか使えない(recentlyは過去形と現在完了形で、 latelyは現在完了形のみ)
    ・~するのを諦める=give up on the idea of ~ing
    ・飛行機、船、バスや電車など中で立っていられる大型の乗り物にはget on、タクシーや車はget in
    ・健康を維持=stay healthyで keepは古い英語

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    2021年07月31日
  • 教養として学んでおきたいビートルズ

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    ビートルズ好きな人にとっては面白いだろうけど、タイトルにもあるような「教養」としてのビートルズとしてはちょっと難しすぎると思う。

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    2021年01月27日
  • 教養として学んでおきたいビートルズ

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    多分、私の方がビートルズについては詳しい。

    ビートルズが解散して、すでに半世紀。

    前田武彦が、ビートルズの新曲を語っていた時代も随分昔。

    ビートルズについて何も知らない人向けかも。

    ポールが日本公演で、
    オブラディ・オブラダを歌い出すと、
    隣の比較的若い観客が、
    えっ、これもポールの曲って?!
    驚いてた。

    そんなことも知らんのか
    というより、無知の知でポールに詳しくなったからそれはそれで良いことだ。

    2012年のロンドン・オリンピック開会式で、
    ヘイ・ジュードを歌った
    ポール・マッカトニーって、
    ビートルズのメンバーだったんだよ。

    と言うことも知らない人には、本書は取っ掛かりになるかもしれない。

    コード進行を始めとして、音楽的な観点からは、
    書かれていない。

    斜め読みで十分かな。

    参考文献がいっぱい挙げられているので、
    興味があれば、こちらを読んだ方が良いと思う。

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    2020年09月15日
  • 日本人の9割が知らない英語の常識181

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    勉強してるのに一向に「喋れない」、「聞き取れない」、「読み書きできない」英語。。。自分の頭が悪いのは分かり切ってるけど、唯々諦めきれなかったりして今も頑張っている。

    さて本書は前回の「日本人の9割が間違える英語表現100」の続編。前回同様、ひたすらな反復暗記あるのみだなと...!

    いや~、毎日外人と英語を使いつづけれる環境に身を置きたいものです。

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    2019年08月03日
  • 日本人の9割が間違える英語表現100

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    タイトルにある通り、日本人が間違いやすい英語表現を100フレーズ、リストアップしてくれています。
    一通り読んで整理しましたが、まあ勘違いしまくりでしたよ。。。

    しかし、英語、マジで辛い。。。
    自分はオンライン英会話や英語の勉強に結構時間をかけてるのですが一向に喋れない。。。。帰国子女とか英語を話す環境が日々にある人たちがクソ羨ましです。(と言い訳したい...!辛いけど地頭が平均以下なんだな。。。)
    その一方で、世界中の人々と言葉の壁を越えてコミュニケーションとりたいし、文化や知恵や諸々興味はあって、英語の習得は諦め切れない。。。

    人生一度きりだし、3年後くらいにハワイあたりに数年移住して英語喋れるようになるとか確認してみようかなってちょっと考えました。

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    2019年07月10日
  • 英文法の楽園 日本人の知らない105の秘密

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    新聞の連載まとめ。
    英文法のニュアンスが分からないから、日本人が英語が苦手。だから、そういう解説をしようという趣旨。


    たしかにその趣旨で書かれているが、正直ちゃんとした英文法の本を読んでれば一回は聞いたことある話。
    今更感は強い、

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    2019年05月11日
  • 日本人の9割が知らない英語の常識181

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     日本人がよく間違える英語のミスを181紹介したもの。単純な文法・語法のミス(can't hardlyとかI was stolenとかClasses will begin on April 3.とかspent a wonderful timeみたいな)、不適切なもの(go DutchとかMaybe.とかOh, my God!とかpregnantなど)、不自然なもの(文語体、とか古い表現。be scoldedとかseldomとか。あるいはsolve a questionみたいなコロケーションのミスとかemergencyの使い方など。あるいはカタカナをそのまま直したものとか)。
     ぱっと本を開いて、なんか体裁が似た(というかほぼ同じ)新書があるよなあ、とか思っていたら、訳者は里中哲彦という河合塾の先生で、中公新書でこの訳者が著者として出しているいくつかの本と体裁が同じということが分かった。
     個人的には、やっぱりネイティブじゃないとこういう言い回しは出来ないよな、とか思いながら面白い、役に立ったと思った部分が3分の2くらい。あとは「日本人の9割が知らない」のかもしれないけれど「英語教員の9割は知っている」定番の話(特に2章の「文法の誤解」のところ)で退屈、と思った部分が3分の1くらいだろうか。読みやすいのでサクサク読める。
     あとは個人的に勉強になった部分のメモ。p.28の「〔店員に〕爪切り、ありますか?」でもちろんDo you have ~?は教えるが、Do you carry ~?という、「"carry"は『(商品を扱っている、(ふだんは)置いている』という意味です」というのは知らなった。carryの例文で示すべきだった。あと店の会話、と同じくらい定番でレストランの会話、というのも中学の授業でやったりするが、「注文が通っているか確認していただけませんか?」(p.165)というのは教えたことがない。Could you check on our order?だそうだ。難しい。p.35「暖房を強めて」Turn up the heat.は、聞けばもちろん分かるけど、こういう英語をぱっと使えるかどうか、というのが大切だと思う。ちなみに辞書で知らべて、「この部屋は暖房がよくきいている」The heating in this room works well.とか、「暖房がきき過ぎている」とかThis room is overheated. / The heat is on too high in here.みたいな英語はなかなか言いにくいと思う。冷房はair conditionerと言うのに暖房はheatとか、あんまり教えないなあと思った。あと、このページの「暑い!」とか「寒い!」とか、I'm really hot.とかI'm cold!とか、そういうのも中1で練習させても良いと思う。同じように、p.37の「夫は暑がりで、私は寒がりなの」My husband is always hot, and I'm always cold.というのは言えなかった。p.43にも書いてあるように、「ただほど高いものはない」There's no such thing as a free lunch.という言い回しを覚えて、そこから「There's no such thing as A.(Aなんて存在しない)」を使って、例えばThere's no such thing as Santa.(サンタなんていない)みたいなことが言えるようにしたい。他の本でも勉強した気がするが、「たくさんの自然がある」みたいな表現は、英作文でも役に立つので整理しておきたいと思う。p.44「むかしは東京も緑がたくさんあった」Years ago, Tokyo had a great deal of greenery.「この公園には緑がたくさんある」This park has a lot of trees and plants.、p.45「奈良は豊かな自然につつまれている」Nara is surrounded by nature.ということで、「日本人は『自然がいっぱいある』とか『以前が少ない』といった言い方をしますが、そもそも英語ではnature(自然・自然界)を『多い/少ない』という感覚でとらえるという発想がありません」というのは、よく覚えておかないといけない。natural abandance(自然の豊かさ)とは言うらしい。決してabundant natureではなく。英作文で生徒にやらせたい文としては「お互いがんばりましょう」(p.93)で、これをLet's both work hard.と出来るかどうか、でeach otherは副詞になりませんよ、というのを教えたい。(もちろんこの本に書かれているように、意味的に「双方が相手に同じことをするという関係にある」ということを教えることも必要だろうけど。)あとこれも他の本であったけど、チェックインは何時まで?」(p.48)でHow late can we check in?というのはもっと教えるべきだと思う。あとHow soon ~?(p.104)とかも。「あとどれくらいで出来上がりますか」How soon will it be ready?みたいな。疑問詞で関連して、「どれくらいの大きさの箱が必要なの?」(p.106) How big a box do you need?とか「どれくらい休憩がもらえるのですか?」How long a break can I take?など。「ママ、あと何日でクリスマスなの?」(p.107) How many more days (are there) till Christmas?。あとget toの使い方(p.53)は自分がまず使えるようにしたい。「面白い人たちにたくさん出会うことができた」はI got to meet lots of interesting people.とか、「彼女は仕事でたびたび海外に行く機会に恵まれた」ならShe often got to go overseas on business.とか。あとこれに関連して、p.90「(自然に・偶然に)~するようになる」は"come to do"と"get to do"で"become to do"とは言わない、と知っていても間違って使ってしまいそうだ。We came to know each other in Sapporo.「私たちは札幌で知り合いました」で覚えておこうと思う。それから、最近は中学の教科書でもe-mailを動詞で使う文は出ているが、e-mailは「パソコンに電子メールを送る」(p.55)であって、「携帯に『メールする』は"text"という単語を使います。text message(携帯メール)が"text"になり、さらには動詞としても使われるようになったのです。」というのは教えないといけないと思う。「遅れそうだったら、携帯にメールください」はText me if you're running late.(このrunning lateという表現も日本人にはなかなか言えなさそうだけど)となるらしい。そのうちp.184のI'll LINE you later.とか教えないといけないかもしれない。p.58「急用が入ってしまったので、ちょっと遅れます」はSomething has just come up, so I'll be a little late.となり、「『あることがもち上がった』というあいまいな表現をする」というのも、なかなか日本人には出来なさそうだ。同じようにp.110のget around to Aという表現も、使えるようにしたい。「時間があったら、やっておきます」I'll do it when I get around to it.とか、「ドアの修理まではまだ手が回っていないんだ」I haven't gotten around to fixing the door yet.みたいな表現。それから、go ~ by carではなく、takeを使う(p.60)ということも勉強になった。「今回だけは許してやろう」(p.63)は、I'll give you just this once.(only this timeではなく。)というのも盲点だ。どっかで読んだ気もするが、「ノー・モア・ヒロシマ」はNo more Hiroshimas!にすべき(p.81)というのも復習しておこう。あと知っているけど使えない、というのではmight as wellがある。"Since we've got tickets, we might as well go."(p.76)みたいなことをサラッと言いたい。あと丁寧に断りたい時のI'd rather not.(p.168)。それから、最近作った前置詞の教材に入れるとちょうどよかったなと思った例文。「トマトは5個で400円です」(p.101)Tomatoes are 400 yen for five. / five for 400 yen.という表現。あとp129の「ネットで住所を調べてあげましょう」のI'll look up the address on the Internet.。付帯状況の例文はすぐwith your mouth fullとかwith his legs crossedとかが出てきてしまうが、「化粧をしたままで」with my makeup on(p.187)とか教えても面白いかもしれない。「申し込む」はすぐapply forを思いつくので、なかなかsign upが言えない。「油絵のクラスに申し込んだ」(p.119)は、I signed up for an oil painting class.とか、「会員になりたければ、ネットで申し込んでください」If you want to be member, you can sign up online.とか。同じように、「声援を送った」でcheer onを使う(p.121)という話。act upで「症状や痛みが『出る・活発になる』」(p.122)という話。「雨が降ると、関節が痛むんだ」は"My arthritis acts up when it rains."とか、「冬になると湿疹がひどくなる」"My eczema acts up more in the winter."とか。「気が進まない」みたいなのをdreadを使って「明日の会議、イヤだなあ」はI dread tomorrow's meeting.とか、「彼に電話するのは、考えただけでも気が重いわ」はI dread calling him.みたいに言う、というのはもっと学校で教えてもんじゃないかと思う。「送料無料」はShipping is free.と言ってdeliveryとは言わないということ(p.139)。「交替で運転しよう」(p.143)はLet's take turns driving.が良くて、in turnには「交替で」の意味がもはやない、というか「古めかしく聞こえる」らしい。drunkと同じく不適切に酔っ払った状態がHe's wasted.(p.175)と言うらしい。ちなみに「酔っぱらった」はI'm feeling good.とかI'm feeling like a little tipsy.と言うと許されるらしい。最後にカタカナ英語。「ポイントカード」はa reward card, a loyalty cardで、「私のポイントカードは1000ポイントを超えました」I have over 1,000 points on my rewards card.(p.196)とか、知っておくべき。「ガッツポーズとお願いします」(p.200) Strike a victory pose!は知ってないと言えない。あとノルマはquotaで、meet my monthly quotaとかmissed his daily quotaとかいうらしい。「『ノルマ』はロシア語の"norma"に由来します」(p.202)だそうだ。へえ。あと英語の話じゃないけど、「なんとHENTAI(変態)の頭文字であるHからとられたようです。1952年(昭和27年)ごろに女子学生のあいだで使われ始めたんですって」(p.204)ですって。
     という訳で、全部書き出してみるとすごいことになった。新書1冊でこれを知れたんだから、そう考えてみると結構満足。問題はこのレビューをおれが何度か読んで、復習すること。(19/01/04)

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    2025年03月29日
  • 日本人の9割が間違える英語表現100

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    これはこうだろう、と自信を持って答えたものが、日本人に有り勝ちな間違いの典型とされていたりして結構萎える。周囲のネイティブがこういう間違いを正してくれればいいのだろうが、逆に日本人の変な英語に寛容な態度を示す人が増えているような気がする。そうなるとますます変な英語がはびこり、最終的に日本語版ピジン語みたいな混合語ができたりするのかも。

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    2017年11月27日
  • 英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ

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     新聞の「英語の質問箱」欄に解掲載されたコラムをまとめたもの。同じ著者の『英文法の楽園』を既に読んでいて、内容も感想もこれと同じ。他にも、この著者には『英語の質問箱』という中公新書があって、もうおれが何を買って何を読んでいないのかが毎回よく分からなくなるというシリーズ。
     以下、自分用のメモ。未来進行形のwill be -ingは、予定を述べる表現として中級以上なら使えるようにならないと、という話を聞いたことがあるが、「年とったなあ。もうじき自分の名前を忘れちゃうかも。」(I'm getting old. I'll be forgetting my own name.) (p.36)のように、「自嘲して」「冗談めかして」用いる、という用法が勉強になった。「モーニングサービスは何時までやっていますか?」(p.41)のような日本語を英語にするとき、モーニングサービスがbreakfast specialになるのはいいとして、"Until what time ~?"みたいな英語をおれは言ってしまうけど、"How late do you serve the breakfast specials?"のように"how late"を使うというのはスマートだなあと思った。同じように、howの疑問文の話で、how oldがモノに使えるのは知っていたけど、試験問題のネタ(おれは今は中学の教員なので)として、「この牛乳、いつ買ったの?」とか、「このワインは何年もの?」みたいな表現(pp.88-9)で"How old is this milk?", "How old is this wine?"みたいなのを実力試験で出すのは面白いかもしれない。「私のケイタイ、買ってからもう3年になる」が、"My cellphone is already 3 years old."っていうのも、試験ネタとしては面白いかも。decide on A (pp.96-7)は盲点かもしれない。「どの大学に決めたの?」とか「どの色に決めたの?」でchooseを使うならともかく、ちゃんとdecideを使うなら"Which university did you decide on?"みたいにonを抜かせずにおれは言えるだろうか。反省したい。「新しい仕事に就いたら、日本じゅうを飛びまわることになるだろう。」(pp.100-1)で、"My new job will mean traveling all over Japan."のようにmeanを使えるか、「そういえば」と話を切り出す時に、Incidentally (p.113)を使えるか、というのは英語力が試される部分だった。あとは英単語豆知識的なネタで、「パンの耳」はheels of breadという(p.122)とか、耳垢がear waxは知っていたけど脚の指の間に溜まる垢がtoe jam(同)なんて知らなかった。headが「ビールの泡」(p.123)というのは、なんか「試験によく出るところ」=「山」みたいな、ものすごい特定場面のメタファー的な感じだろうか。あと「度が入ったサングラス」は"prescription sunglasses"(p.133)らしい。知らなきゃ絶対分からないだろうなあ。最後に、「遡及目的語」というのが出てきて(p.184)、これは「主語が意味の上での目的語だと考えられている」(同)、つまり"This book is really worth reading." (”It is worth while reading this book")みたいなものらしいが、以前『学校英文法プラス』という本で初めて「遡及不定詞」(retroactive infinitive)という言葉を勉強したが、その辺も含めて復習したい。(16/09/12)

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    2016年09月12日
  • 鬼平犯科帳の人生論

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    鬼平からの抜粋と、河合塾英語講師里中哲彦による教訓集。ティーンだけでなく、大人まで栄養をもらえるように思った。きっと彼の授業も面白いんだろうな。

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    2015年02月13日
  • 英語の質問箱 そこが知りたい100のQ&A

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    東京新聞・中日新聞に連載中の「英語の質問箱」の新書版。
    英語に関する様々な種類の質問に対して、詳細に解説される。

    英会話・英文法に関するものから、歴史や宗教に関するものまで、
    読むと、英語学習に向かう気持ちが新たになるのではないだろうか。
    新聞の連載の方も読んでみたい。

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    2014年09月23日
  • 英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ

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    日経新聞に紹介されたいたのを見て購入。日本人が誤解している、あるいは使いこなせていない単語やイディオムについて、ネイティブならどう使うか、105の事例を紹介している。なるほどと思う事例も多く良かったが、自分にとって、今必要な英語の学習では無い気がする。この夏は英語の論文&本を読むこと、留学生相手に英語でディスカッションすることに注力しよう。

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    2014年11月08日