ギンティ小林のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
幽霊や神様の存在を特に理由もなく信じているので、悪いことをすれば罰が当たると思うし、お化けが怖い。なので心霊スポットには絶対に行きたくない。その上、お化けを挑発するなど恐ろしすぎる。かつての『新耳袋殴り込み』シリーズもすごく面白かったけど、今回も超絶に面白くて怖い。本当に体調が悪くなっていらっしゃるので、健康にだけは気を付けて欲しい。
お化けに挑戦するのも面白いけど、心霊スポットの背景が語られるのはミステリーのようだし、何より登場人物の癖が強くて面白い。キャラ立ちがすごい。『スーサイド・ララバイ』という映画のメイキングの側面もあるのだけど、制作風景の実写映画が見てみたい。伊藤潤二さんにコミカライズしていただけたらきっと相当に怖面白い漫画になりそうだ。 -
購入済み
ギンティさん最高‼
DVD第一夜から殴り込みを見てたけどもはじめて本を読みました。
いぁーあほんと興味深く怖くて気持ち悪い。
この廃墟がこの先どうなるのかも気になります。 -
Posted by ブクログ
本のタイトル通り50オーバーのギンティ小林おじさんが心霊スポットや殺人現場で、真面目に不謹慎な事をヤりまくる。というイカれっぷりは、前作同様に抱腹絶倒待った無し。
『おじさんは心霊スポットに行っては泣きわめく仕事をしている。それに比べたら君の人生はまだまだやり直しがきくんだ』
そんな不意打ちな胸熱展開に、少しばかりグッときてみたり、呆れたり。
そして、プロ狂人の平野夢明氏や、凶悪犯罪研究家の折原先生に、心霊プロレスをやらされるプロレスラー…と脇を固める登場人物も、相変わらず規格外な安定の人外揃いで最高。
遂に、youtubeチャンネル"とりの穴"が開設された。やるやる詐欺になりつつある、スーサイドララバイの公開もいよいよ現実になってきた。たぶん!
-
Posted by ブクログ
奇妙な体験談を蒐集し、読み物らしく整えた怪談シリーズ『新耳袋』。
そこに綴られた恐怖譚の舞台となった場所を特定し、様子を見てみよう!
という「殴り込み」の文庫第三巻。
行き先は幽霊が棲むゲームセンター、
座敷童のいる旅館、何かが出ると噂の霊園、トンネル、廃墟、等々。
著者を含む取材チームのメンバーが
互いに足を引っ張り合う(?)不謹慎な言動てんこ盛りの
極めて大人気(おとなげ)ないエピソードの数々に、
顔を歪め膝を叩いて笑ってしまった。
怖い話のはずなのに(笑)
唯一、眉を顰めずにいられなかったのは、
いわゆる「埼玉県愛犬家連続殺人事件」の現場検証。
恨みや心残りがあって、その場に留まる幽霊よりも、
恨みを買う側の人間の行いの方が、よほど恐ろしい。 -
Posted by ブクログ
奇妙な体験談を蒐集し、読み物らしく整えた怪談シリーズ『新耳袋』。
そこに綴られた恐怖譚の舞台となった場所を特定し、様子を見てみよう!
という「殴り込み」の文庫第二巻。
多くの場合、パート2は前作に劣るという定説が成り立っているけれど、
自分にとっては結構アタリで、第一夜より、むしろ面白い。
『新耳袋』に登場した「幽霊マンション」「山の牧場」「犬鳴峠」の他に
オリジナルのお題があって、そちらの方がゾクッと来た。
《第一夜》共々、本家『新耳袋』の形式を踏襲していて、
エピソードを99に区切ってあり、
百物語を本当に100話まで語ってしまうと怪異に見舞われるので
99話でやめておく「お約束」を守ると見せかけて、
巧妙に計100話収録しているというスタイルなのだが、
この《第二夜》では、問題の「仕込み」が
――ネタバレ防止のため、何ページ目なのかは伏せておきますが――
一見「落丁か?」と思うようなタイミングで噛まされていて、
凄い違和感があり、束の間、自分のアタマがどうかしたかと疑った(笑)
その、ページから次ページへの間に横たわる
深いクレバス様のものを意識した瞬間が一番怖かった(※個人の感想です)
ところで、冷やかし半分で訪れてはいけないと言われる場所に、
そうとは知らずに踏み込んだ経験があったことを、
本文のある箇所で知ってヒヤッとした。
まったくふざけた態度なんか取ってはいなかったけれども。
そこだけではなく、今までに旅した土地の中に、
実は……というスポットがあったのかもしれないと考えると……(怖)
さて、今回最も「シェーッ!!」のポーズを取りたくなったのは
第三章「三本足のサリーちゃんにまつわる六つの話」でした。
対象の出没エリアや目撃者数の多さを鑑みるに、今まで
親戚・友人・知人の口から私の耳に入ってこなかったのが不思議でならない。
ただ、取材に応じた人たちが
口々に「何故か長い間失念していた」と語っているそうで、
サリーちゃんのヴィジュアルインパクトがあまりに凄まじくて、
刺激が強すぎるが故に脳内でハレーションが起きて
皆さんの記憶が飛んじゃったのかなぁ、などと想像してみる。
もしかすると、サリーちゃんは今も黄昏の公園のベンチで、
仮面をずらしてソフトクリームを舐めているのかもしれない……。