佐藤直樹のレビュー一覧

  • みつけた! 自然のかたち ひらひら ふさふさ 花のカタチ

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    花の形に着目した本、絵も文章もわかりやすく、大人でも勉強になる部分がある。途中の螺旋のところは子供には難しかったよう。巻末の解説も読むと理解が深まる。

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    2025年09月05日
  • みつけた! 自然のかたち ぎざぎざ くるくる 葉っぱのカタチ

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    葉っぱの形の意味、役割をイラストだけで、とても分かりやすく説明されています。大人でも楽しく読むことができます。巻末の解説は非常に詳しいものです。

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    2025年08月19日
  • みつけた! 自然のかたち まんまる つんつん 木のカタチ

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    木の形の観察、絵も文章もわかりやすく、その法則を学ぶのに良い絵本だと思う。大人でもそうだったんだと学ぶことがあります。巻末の解説は詳しいものです。

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    2025年08月14日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    54ページの社会と世間を対比した表、およびこのページ前後の二人の対談による解説が大変、参考になった。
    欧米と日本では時間に対する意識が異なるようだ。他の本では、日本は「連続的」、欧米は「不連続」と整理されていた。本書によると日本は「共通の時間意識を持つ」、欧米は「個々の時間意識を持つ」のだという。

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    2025年06月14日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の謎とき

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    めちゃめちゃわかりやすい、そして面白い。
    東京藝大の美術学部の佐藤教授の
    西洋美術史概説Ⅲの講義の半分ぐらいの内容だそうだ。
    以前読んだ『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』の続き。
    おもろいっ
    古典主義の誕生、ヴィンケルマン古代受容、
    アポロ主義、ラファエッロ主義、メンケス
    版画、アルブレヒト・デューラー、
    ウィルヘルム・ハマスホイ
    ヘレン・シャルフベック
    「アウラ」
    西洋美術の革新と退廃
    ディレッタント
    カスパー・ダーウィド・フリードリヒ
    ペーター・コルネリウス
    オスカー・ココシュカ
    日本と西洋
    アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ
    ヘレン・シャルフベック
    アビ・ヴァールブルク世界美術史

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    2024年10月21日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    いわゆる西洋美術史の通史として扱うには変化球気味なので、西洋美術史をざっくり知りたい一冊目に選ぶのはおすすめしない。他方で、西洋美術史って印象派とかのアレでしょ、といった向きにはこちらはオススメ。印象派は基本的に扱われていないが、西洋美術の作品をどう見るか、という見方は汎用的・多角的に取り扱われていると思った。西洋美術史入門の2歩目あたりに適切と思う。

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    2024年07月15日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    学生時代「美術館でぇと」を断ってしまった後悔から、上野が徒歩圏であることもあり美術館通いを始めて数十年。
    この本では初見の先品も多くなく、自分にとって興味の対象外である印象派が全く、近代現代がほとんど取り上げられていないことも幸いして「藝大の講義」全15講が楽しく読めた。
    西洋美術を見る・理解するには背景となる歴史や宗教、他の時代や他の作家との関連、等々広い知識があるほど楽しめる。
    この本は参照先の頁表記や画像の他頁再掲載など親切で、参考文献や掲載作品リストも付いていてとても良い。
    絵の大きさが書かれていたら更に良かった。
    通史ではないと断っているが章立ては時代順だから結果、美術史としてとらえ

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    2024年05月19日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    絵とか芸術って感性で見るもんでしょ、とこの本を読むまでは思っていた。
    だから、感性がないとどうしようないんだと。
    この本を読んでから、美術を見るのってこんなにおもしろいのか、と驚いている。
    とりあえず、もっといろいろと知って、美術館へ行ったり、画集を見たりしたくなった。

    この本ではルネサンスを土台として、美術史も踏まえながら、タイトルのとおり西洋美術の見かたを教えてくれる。
    絵画が多く扱われているのだけれど、絵画にしても何にしても、芸術作品は単体で見てもその真価はわからないんだと思った。
    1つの作品が出来上がった背景には、作家が参照している作品や人間関係、歴史など、いろいろとわかっているから

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    2024年01月10日
  • 犯罪の世間学 なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか

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    何か事件や不祥事が起こるたびに、関係のない家族のもとに押しかけるメディアや、会見を開いて姿の見えない「世間」に謝罪する人たちに並々ならぬ違和感を抱いていた。また、この国には個人も社会もないという本書のメッセージの一つは、私が海外で痛感したことの一つでもある。
    最近考えていたことが言語化されていて良かった。

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    2023年10月10日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    これはよい問題提起の本。実際、この本にあるような”同調圧力”はあるし、よいものではまったくないと思う。それを直視して変えていくことがとても重要だと思う。安易な解決を、それも人に求めるのではなくて、ここで語られているようなことを安直に否定したりせずに、きちんと見据えて変えていくことが重要だと思う。このテーマを扱った本の中で、とっかかりとしてとてもいいと思います。ぜひ読んでみて!

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    2023年10月03日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    世間と社会は全く異なるもの。そう考えて、普段の生活で周りを見渡すと、これは世間、これは社会だな、と見えるようになり、少しだけ世の中が分かるようになったと思います。
    人と関わるのが面倒だと感じる人は、その理由が分かるかもしれません。

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    2023年07月08日
  • みつけた! 自然のかたち ひらひら ふさふさ 花のカタチ

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    他の2冊(葉っぱ・木)に比べて、花だけに色とりどり。
    巻末の詳しい解説を読むと、昔受けた理科の授業を思い出す。

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    2023年06月17日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    自分の中では、今まで通り過ぎていた分野の観賞方法について面白く解説されていたので、今度美術館に行った時にはもっと注目してみようと思った。

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    2023年01月03日
  • 「世間教」と日本人の深層意識

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    心の奥にあるモヤモヤがコロナ禍で大きくなった。この本を読んでモヤモヤの正体がわかった。

    日本には社会も個人も存在しない。
    世間が存在する。

    このコロナ禍で世間の姿形がはっきりと見えた。
    県外ナンバーの車にいたずらをしたり、感染者差別を行ったり。マスクもワクチンも心から打ちたいと思っている訳では無いのに、同調圧力でマスクをしたりワクチンを打ったりしている人もいるのではないかと思う。


    人には権利がある。

    今の世間は厳しすぎると思う。優しい世間になればもっと生きやすくなるのではないかな。
    日本がさらに素敵な国になりますように。

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    2022年09月25日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    とても面白かった。息苦しさを感じる毎日、世間、「当たり前」、周りの人とのズレ、いろんなことを考えさせられた。家族みんなに読んでもらいたい

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    2022年09月07日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    【1冊フォトリーディング】【マインドマップ】
    同調圧力
    鴻上尚史・佐藤直樹

    さらに同調圧力の正体を知りたくて手に取りました。
    どうして日本社会は息苦しいのかの理由がわかりました。
    「同調圧力」を「空気」と置き換えて考えていたのですが、
    「世間」と考えると、理解が増しました。

    世間体、世間の目、世間様、世間知らず、世間話、、、、

    世間と社会の定義づけによって、日本社会の構図が明確になります。
    そもそも外国には、社会はあるけど、世間はないらしいです。

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    2022年04月23日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    コロナ禍での同調圧力のひどさ、日本には世間はあっても、自立する個人で構成される「社会」なるものが存在しない。
    ある「世間」に属していても、また別の「世間」に属するようにする。
    究極、多様な「世間」に属するようになればしめたものです。
    それを西欧社会では、社会人と称するのでしょう(笑)。

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    2021年12月27日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    日本社会には「社会」というものはなく、過剰に忖度し自主規制するシステムである「世間」しか存在しない。キリスト教という一神教(→イスラム教も一神教である)が社会の下地にあり、「個人」というものが確立している欧米社会では「社会」が存在するが、「個人」というものを認めず「世間」というものが同調圧力によって人々を支配する日本社会には欧米社会でいうところの「社会」が存在しない。
    本書は日本社会(←世の中という意味での社会)において新型コロナ下でさらなる息苦しさを感じている全ての人々に知見を与える内容の一冊です。
    本書の記載内容にも関連しますが、先日一年間延期された東京五輪が何とか開催され、日本人選手から

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    2021年08月24日
  • なぜ日本人はとりあえず謝るのか 「ゆるし」と「はずし」の世間論

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    先日、不本意ながら謝るという出来事があった。そこから学んだことも多かったんだけど、そもそも謝る、謝罪って何なのだろうと思い、タイトルに「謝る」という言葉が入っているこの本を見つけた。
    日本の独特な「世間」のことを書いている。日本には欧米的な「個人」や「社会」がなく、その代わりに「世間」があると。そこでは絶対的な基準がうやむやにされている。謝れば許すのが日本の「世間」であり、それは言い換えれば、謝らなければ村八分になるということ。だから、空気を読んでとりあえず謝れば罪がないことになったり減刑される。読んだことはないのだが、日本に「甘え」の構造を見出した名著があったけど、それと同じようなことを言っ

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    2017年08月27日
  • なぜ日本人はとりあえず謝るのか 「ゆるし」と「はずし」の世間論

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    世間の「ゆるし」に腹が立ちつつも自分はどこか甘えている。
    都合よく期待している。「起訴便宜主義」
    はずされたくないから擦り寄る気持ち悪さ。暗黙の了解。
    おかしいとは思いつつも世間とはそんなものと割り切れる日本人。
    著者のいう「世間-内-存在」による「ゆるし」、「世間-内-存在」が
    「はずし」たら「世間-外-存在」で孤立して生きていけない日本。
    IT世間、10代、学生にSNSが浸透する理由、自殺者が減らない
    こと。
    世間が我がことのように論評し、世論を形成すること。
    「共通の時間意識」から生じる同情と共感。
    「謝罪」というおまじない。呪術。

    「世間に流されないようにしないといけない」とは誰が言

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    2011年04月16日