佐藤直樹のレビュー一覧

  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    日本が何故こんなに生きづらいのか、何故常に自分がモヤモヤとした不安を抱えているのか、その原因がわかっただけでも少し心が軽くなった
    戦い方はまだわかんないけど

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    2022年04月23日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    MET展、行く前にある程度読んでいて良かったですわ。。。
    昔の絵には現在で言うところのあらゆるメディアの役割を担っているもんだから、その読み方には詰まるところ鑑賞者の知性が問われる訳でして、当方、こっそり見るしか致し方なく。でも、思いましたもん、シスレーが幼稚に見えたもんです。。。ちょっとびっくりしました、正直。
    美術の見方についてはもっと習得すべきこと満載、ニートには持ってこいです。

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    2022年04月16日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    なぜ自殺者が多く、生きづらい世の中なのかが
    よく分かる一冊だった

    読み出したら止まらなく
    あっという間に読み切ってしまった

    なぜLINEの既読無視をすると
    ハブられてしまうのか
    コロナにかかってしまった人が
    謝罪をしなければならないのかが
    少し分かった気がする

    日本人はいかに小さな世間の中で
    生きているのかが分かったのと同時に
    自分も社会には目を向けられていないと感じた

    個人が個人として尊重される社会がない日本
    知らずしらずのうちに同調圧力にやられていた

    関係のある人たちで成り立っているのが世間
    何も関係がない人たちがいる世界が社会

    世間という強力な敵をよく知った上で
    社会とつなが

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    2022年02月02日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    点と点でしかなかった作品たちを結びつけることで
    新しい考え方、見方が立ち現れて来る瞬間があってびっくりした
    紹介される作品にはポピュラーな作品は少ないですが、
    だからこそ0の状態から作品に向き合うことができます

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    2022年01月19日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    解説を聞きながら絵画鑑賞していると、作品と作品の関連性に気付かされる、という感じ。
    またゆっくり読みたい。

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    2022年01月15日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    佐藤先生の解説で本の中の作品を鑑賞できる。
    退屈で違いのわからなかった古代から印象派以前の芸術が初めて楽しめた。

    前書きに「時代順に作品をならべていく通史的な見方をとらない本書は、私の興味に「偏った」作品選択がなされています。バランスよく作品を知るより、個々の作品に対する具体的なアプローチを学んだほうが、実は芸術鑑賞のコツを得るには手っ取り早いのです。(中略)つまり本書は、西洋美術鑑賞の実践のためのテキストブックなのです。」と書かれていたけれど、まさにその通りでした。

    長い歴史が凝縮されていて予備知識がない私には充分に読み込めなかったので星4つとしましたが、2022最初のガッツリ読書で良い

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    2022年01月10日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    ネタバレ

    死ぬまでに見ておきたい
     1.モナリザ、2.システィーナ礼拝堂壁画
     3.ファン・エイク兄弟「ヘント祭壇図」 ベルギー シントバーフ教会 15C
      額縁も柱としての絵画の一部 現実と絵画の橋渡し

    レンブラント「聖家族」最初からカーテンが描き込まれているだまし絵 17C
    ルネサンス 理想の美 現実世界と分けるカーテン 16C
    バロック 現実世界のリアル カーテンは画面の奥に カラヴァッジョ 16C末

    ファンシーピクチャー 英国 18C レノルズ
    ナザレ派 ドイツからローマへ 19C
    光学機器 カメラ・ルチダを使って視覚像をトレース ラインハルト

    ラファエル前派 わざとらしさ ラファエッロ

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    2022年01月03日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    ネタバレ

    西洋美術を横断的に捉えた本。ナザレ派、ラファエル前派など、美術に詳しい人でないと知らない単語が盛りだくさん。

    それでも私には、とても面白かった。出来れば、取り上げた絵画、建築、写真を別冊資料集にして欲しいくらい。

    特に印象的だったのはダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体」をデューラー自身も作成していたこと。デューラーはダ・ヴィンチと交流がなく、イタリアの工房では秘密にされていたもの。デューラーは古代の参考になる彫像なく、独学で理想的人体比を研究していたことになる。分野は違うが、「収斂進化」という言葉が頭に浮かんだ。
    ルネサンスが明るく開放的なイメージとはかけはなれたものであったことも驚き

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    2021年11月27日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    大まかに言えば、日本では「社会」が作られず、イエ・ムラのような「世間」信仰が強く、それが強大であるゆえに「個人」という考えが育たなかった、ということでした。
    日本において世間体は恐ろしいほどに強い。世間体の側に属していれば、いくらでも他人を裁けるのですから。もちろん、世間の目による自治、監視のおかげで日本は治安がよい国と評価はされていますが、現在は世間の力が強すぎると思います。

    内容は対談形式で進んでいきますのでとても読みやすいですが、会話のテンポ感で読んでしまうと大事なことを取りこぼしそうなところもあります。

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    2021年11月08日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    日本の「生きづらい」は日本独特の「世間のルール」があるからだ。「同調圧力」の悪い部分を世界に学ぶことが必要だ。「出る杭は打たれる」よりちょっと出るほどが丁度良い社会になると言うことだ。出過ぎれば、更に良いだろうが日本の「世間ルール」は未だ不安定領域だ。

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    2021年10月21日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    入門書となっていますが、芸術について造詣のない身としては少々難しいです。

    通常の作品を紹介する本とは違い、作家同士の繋がりや影響、人生的なところまで、確かに講義だなぁと思います。

    ゲインズバラ、レノルズ、ロセッティ、ミレイは興味深く読み返しました。

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    2021年10月13日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    日本人の自殺や、母子心中が多い理由の分析が「なるほど」と思えました。
    イギリス人がじゃんけんに激怒した理由というのも興味深かった。平等に決めるのがベストという日本のお国柄と、議論して権利は勝ち取るものというイギリス人の発想。
    大人から子どもまで必読の書だと思います。佐藤直樹さんの他の著書も読んでみたいです。

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    2021年09月25日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    作品を見ながら、作家間の影響を紐解いてくれるのでとても興味深い。同じ絵を部分アップを含めて、複数ページに掲載してくれるのもとても親切で、指を挟んで前のページに行かなくて済む(笑)

    このタッチで、印象派など今回取り上げなかったジャンルの続編に期待。

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    2021年09月11日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」

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    タイトルにある「西洋美術の見方」からは、印象派をはじめとする、誰もが知る画家や作品をとりあげてその見方を開設する本だろうと思うのが通常だと思うが(私もそう思っていた)、本書では印象派については一切出てこず、誰もが知る作品としては「モナリザ」のみ。

    古代ギリシャの彫刻から中世の西洋美術がどのような影響を受けたのか、とかそこから発生したルネサンスが切り開いた表現の方法、古典主義とロマン主義を経てモダニズムまでの流れ等々を、ジョット、ファン・エイク、ラファエッロ、デューラー、ダビンチ、レノルズ、ミレイ他、一般的には無名か、あるいはあまり有名でない作者の作品を取り上げながら、時には相互の関連も含め体

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    2021年08月19日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    「法のルール」より「世間のルール」の方が優先される。忖度。自己責任、自粛警察など。これらが説明できる。
    コロナでますますそれが顕著になってきている。息苦しい理由がわかった気がする。

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    2021年05月20日
  • 目くじら社会の人間関係

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    ①「いろんな人がいても良い」
    ②「なんであいつだけが」じゃなく「人は人。自分は自分」
    ③職場で「共感過剰シンドローム」に陥るな
    ④お互い過剰な心理的負担にならないよう「お返し」はほどほどに
    ⑤「呪術性」にこだわるな
    ⑥「いえ」意識に囚われるな。子どもに対する「親の責任」を過剰に考えるな

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    2021年02月20日
  • 犯罪の世間学 なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか

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    ネタバレ

    かの大震災で世界から賞賛された略奪の起きない平和な日本は「世間」による犯罪抑止力により成し遂げられた。そのように、本書はいう。
    「世間」とは何かを示し(1)時間の共有(2)互酬関係(3)身分制(4)呪術性、これらを改めおさらいするとともに、そこに現れる犯罪とその犯罪者に対する罪と罰を独特の「ケガレ」と「ゆるし」の概念で説明する。また、この「世間」の圧力には裁判所ですら独立性を保てることはなく、「世間」の論理に従った、「ゆるし」の発動や、厳罰化などの対応をしてしまう。
    さらには、異常なパッシングや、一見無関係と思える有名人の行為にすら強い共感あるいは嫌悪を覚える理由として「世間」における共感過剰

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    2016年05月04日
  • 刑法39条はもういらない

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    ほんとにいらないだろうと心の中で呟く。
    精神障害だけで死刑にならない?いや。あなた殺したんでしょ?
    罪は罪だよ。みたいな。

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    2009年10月04日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の謎とき

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    思っている以上に、日本の浮世絵など日本の作品が、西洋絵画に大きな影響を与えていた事に驚く。
    そして病的なほどのマネキン愛などの、変態的なエピソードも興味深い。

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    2025年05月16日
  • 東京藝大で教わる西洋美術の謎とき

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    むずかしかったけど、知らなかったことが沢山あって興味深いものでした。サイレント・パートナーでのマネキンの話は面白かった。日本と西洋の関わりでは、ムンクと北斎がひと続きになっているかの様な親和性があるのに驚きました。人ご瞑想するポーズが世界共通なことなど美術史の研究も色々だなと。

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    2024年11月15日