高橋信也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ものすごく久しぶりに読んだズッコケ。
那須さんのおられないこの世は寂しい。
小学生当時、この忍者と、無人島と、株式会社がお気に入りだった。
いま読んでも面白いし、話の展開がうまい。
小学生のとき、この本で、角材、という言葉を覚えた。
でも大人になったいま読むと、ハカセとモーちゃんが受けた屈辱や心の傷は絶対許せるもの、癒せるものではないと思うし、大人に頼ってほしいし、あの中学生の背景が気になるし、彼らには正当な罰というか処置が必要だし、えーといろいろモヤモヤした。
あと、ハチベエはかわいいけど、ハカセたちに対する言動はかなりひどいと思った。許さん。 -
購入済み
当時の原画担当の前川かずおさんが逝去されて、この巻より高橋信也さんが作画を担当されます。
既存のキャラクターは前川さんの絵を似せてますが高橋さんのキャラクターは絵柄が違いすぎてものすごく違和感があります。 -
Posted by ブクログ
ズッコケシリーズの再読? もしかしたらタイトルだけ見て読んだ気になってたかも。あまり記憶にはなかった。
三人組の地元商店街のお祭りで手作り御輿を作成するストーリーと、ハチベエが昔に伝わっていた稚児舞という踊りを練習するストーリーが平行して進んでゆく話。その踊りを踊ると「神憑き」となり気が狂うとの噂があるがハチベエの身には…。という内容。
作者の引き出しの多さが改めてわかる作品。いろいろな経験したんだろうなあ。
今回は大冒険、SFのような日常離れのした舞台ではないので、ややコンパクトな展開となっている。またクライマックスも他に比べると弱いかな? 予想通り、期待を裏切らず、みたいな。
ただ、 -
Posted by ブクログ
そう言えば、シリーズ続刊してたかしらと検索したら、残り2冊で完結していた。
ズッコケ三人組も49歳。はぁ。時の流れを感じます。
今作はとんでも案件がメインだったわけですが、何だかそちらは呆気なく収束してしまい肩透かしを食らった気分。だけれども、何やら最終巻への伏線ぽくもあるので、そちらに期待。
冠婚葬祭詰め込んでおります。
歳をとれば死も身近になってくる。そして新たな縁はなかなか増えなくなっていく中での我が子の結婚。初孫。
凝縮されています。
とんでも案件と、若者の口調以外はいつも通りリアルに描かれていました。著者の言いたいこともそこかしこに散りばめてあるし。何となく、コラムを読んでい