雪代鞠絵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大学生ピアニスト・朝倉晴人×正体不明の高校生・小塚睦月のカップル。
突然スランプに陥ってしまった晴人は、大きなピアノコンクールを棄権してしまいます。数日後、晴人を『ユキちゃん』と呼ぶ少年・睦月が現れ、それ以後つきまとわれ懐かれてしまいます。
どうやら睦月は、1年前に姿を消した恋人の『優貴』と間違っているらしい。
最初は嫌がっていた晴人でしたが、懐かれると子犬のような睦月が生活の中へだんだんとなじんでくるんです。
一緒にごはんを作ったり、海へ出掛けたり。
『ユキちゃん』がしなかったことを晴人がすると、睦月はパニックを起こしてしまいます。
そして、いつまでも『ユキちゃんごっこ』をしているわけにはい -
購入済み
切ないね
そういう時代なのかも知れないけど
こんな境遇の少年の物語を読む度に小説とわかっていても辛くなるときが在ります
最後がハッピーエンドになって良かった -
購入済み
身代わりストーリー
これもよくある身代わりストーリー展開は、王道です。
自分の気持ちを隠して、身代わりを続ける。
最後は、互いの気持ちを確かめ合うのも王道。
もうちょっとドキドキしたかったかな。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ人気モデル×大学院生
・undo
冒頭エッチシーンから始まった。キャラもわからないのにいきなりじゃ萌えられんよ・・・んで、後ページに二人の出会いやら、受けのトラウマやらが説明されてる。時系列順じゃないからちょっと読みづらかったな。
・甘くて純粋、少し悪党
undoもだけど、SMがテーマだったらしいです。
表題だし、こっちがメインなのかな。
過去のトラウマ相手との再会話がメイン。
攻めと直接対決になるか?!と思ったけど、ならなかった。むしろ受けが頑張って自分で乗り越えようとしてた。失敗したけど。
高星麻子先生のイラストが美しくてよいです。
受けが攻めにシャンプーしてもらうの。萌え -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
高校生の雪村史緒は、訳あって赤の他人である外科医の久保貴志と同居している。うるさく文句を言いつつも、忙しい貴志の為に家事の一切を担っていたが、ある日、史緒は階段から落ちて記憶を失ってしまう。その上、貴志との関係を「恋人」だと教えられ、無邪気にまっすぐな恋心を向けるようになるが…。商業誌未発表番外編と書き下ろし短編も収録!!
挿絵師さんが一緒なのと、自分に負い目を持つ年上の人に恋するといった部分で、「Fly me to the Moon 」と被ってしまう。
ま、ショタっぽいこ~いうの好物なんで楽しみましたけど。
あ、あといっこ気になったこと。
`煙 -
Posted by ブクログ
箱入りの青年が、家や会社を奪い取った男に囲われ愛人にされる。およそ自分が好きではないシチュに関わらず最後まで読めたのは、雪代さんの丁寧な描写あってのことだと思います。病弱で世間というものを知らず育った受が、囲われるという理不尽さから反発心を見せる場面。筆力のない人だったらただの甘ちゃんになってしまうのに、雪代さんだと同情するべき好ましさが感じられるから不思議。そんないたいけな受に無体する攻も、実はちゃんと愛情を持っていて―というテンプレ展開も、自然に受け入れることができました。
ただ、受へのお仕置きでまさかの3Pがあったので、溺愛攻でそれはどうなの…?と思ったのも事実。
数冊読んでいるだけで判 -
Posted by ブクログ
雪代毬絵さん、初読み。
独特の世界観な学園ものだけど、その独特さが悪い方向に特出しない筆致が好感触。健気受が得意な作者さんらしいですが、こちらは健気というより傷を負っているため自ら閉じているような受で、その受が攻によって少しずつ学園に馴染んでいくというのが新鮮でした。攻も強引ながらも押し付けがましくなく、それでいて受の窮地には必ず救いの手を差し伸べるというかっこよさ。これなんか懐かしい…なんだろうと考えて、コバルト文庫とかあの辺だ!と思いあたる。TLというよりはコバルト寄り。Hはあるけど肉欲は後からついてくる感じ。
そんな感じで主人公に次々と起こるアクシデント、かばってくれる先輩、ルームメイト