崎谷はるひのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
小説だけだと物足りないかも
攻めの人生計画は真面目というより重さがあってとてもよかったですが、やはりちょっとデレが足りなかったなぁと思います。続編の漫画と合わせて読むと満足度が高いです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ明るい、前向きな末っ子気質な真っ直ぐな青年と、ちょっと家庭の問題を抱えている男の話。
真っ直ぐな男の子は、守られて育ったがために感情は真っ直ぐに出るし、隠し事は苦手……そのせいで、第一印象は最悪だった二人だが、でも、さりげなく相手の距離を測って言葉を選ぶなど、育ちのよさはうかがえる一夏は、あまり誰も寄せ付けまいとしていたバーテンダーの上川にするするっと入り込んでくる。
二人はそうやって距離を詰めていくのだけれど、実は上川が家を出て、一人で無理やり生活を成り立たせている原因の一つには、「好きな人」の存在があることを一夏が知ってから、二人の関係が徐々にぎこちなくなっていく。
自分の中に -
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々崎谷先生作品!ネカマの受けに惚れて…っていう設定のやつないかな~と思ってたら崎谷作品でありました!やった~。本人、男という正体バレはあっさりでガクってなりましたが、そこが本筋ではないのでしゃーない。
攻めの最初の爽やか設定はどこへ?というくらい変態入ってました。ある意味受けのDTも奪われた…(笑)毒を以て毒を制すではないけど、トラウマやセクハラで性的なものに免疫ないはずなのに、攻め相手だとすぐおちた(笑)
攻めは勤務先が違ってて助言だけなので、直接的には事件解決に関わってないのが、やっぱり物足りなかったかな。精神的なところで助けてもらってるのは分かるし、本文でもそこについてちゃんと突っ込 -
購入済み
面白いです
再出版だからかな?
いつもどうり面白いですが、近年の崎谷作品と比べて書き込み感が足りない駆け足な印象です。
表題作はもともと『○ページ以内にエロ』の中編だったんじゃないかな。
もしくは雑誌読み切り。
駆け足な部分は攻め視点の中編でしっかり補われているので不満はありませんが。
普段の崎谷作品に慣れていると最初は驚くかも。
中編×中編で完結、プラスα短編番外な構成でした。
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購入済み
98年作品の改稿、、
との事。17年前のお話ですがさすが昨今のハルヒ節が効いています、気分悪くなる人物の巻き起こす事件を上手く絡めてあったり(?)これでもかってゆーくらい濃厚で言葉巧みに表現されるお布団シーンは、いやいや素晴らしい。中垣も律もハルヒさんの描く人物像としては中の上って感じ(笑)で取り立てて抜きん出たスーパー攻め様でも見目麗しくフェロモン撒き散らす受け様でもないんですがそれが逆に良かったよーな。不器用だったり色々思うところあって誤解があったり嫉妬してみたり何だか身近に感じられる2人が可愛かった。「大人は〜」は正直うっわ〜ハズレだぁと思ったんですが、一転、本作はドストライクでしたね。
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購入済み
ハルヒさーん
やっぱいいねぇ、ハルヒさんのお話は!ただ絵柄がね〜残念ながら好みじゃなくてイマイチ萌えきれなかったぁ。。一冊完結と短いのになかなかドラマを見せてくれてこれ小説で読みたいです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ金髪で長身、アロハシャツを身にまとった男・兵藤香澄の仕事は家政夫。見た目とまったく沿わないその仕事に香澄は誇りを持っていて、今までクレームを受けたことが一度もなかった。
しかしながら、今回の新たな依頼は少々厄介。
依頼人は「神堂風威」という名のミステリー作家。
しかし、そのこと以外に彼に対する情報は一切貰えず、引継ぎに対する最低限の情報すらももらえなかった。
そんな最初から困難を感じる依頼に、頭を抱えていた香澄の前に現れたのは、なぜかしどけない格好をした青年。
思わず、家政夫の依頼者である作家の趣味を疑ってしまうが、青年は「自分が神堂風威だ」と言う。
てっきり、物語のおどろおどろ -
Posted by ブクログ
ネタバレ長い両片思いがしょっぱなから、綺麗にまとまってしまいます。
お、おめでとう!
その後は、秀利が付き合ってたDV男との別れ話や、親にカミングアウトする事、同窓会で出会った同じく旦那にDV受けている昔の健吾の彼女の事などが描かれていました。
特に、昔の彼女!
いるいるこういうタイプ!
これを最近女子力高いやら何やら云ってしまうかと思うと、うんざりします。
しかし、云ってる事は正しいのですが健吾がえらい冷たいですよね(笑)
ノンケとか云ってますが、完全に女に興味ない男なんですけど。
この先輩の話は必要だったのかしらと、私も思ってしまいました。
同じ女子でも、健吾の同僚の三尾さんは好きです。
まあ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ好物の幼馴染みの年下×年上美人なので、浮かれて読ませていただきました。
ゲイをカミングアウトしている秀利が酷い男に引っかかるのを、毎回心配して見ている健吾。
ああ、両片想い。キュンキュンします。
昔、秀利が健吾に告白しようとした事に気付かず、結果的にはふってしまう結果になった事を健吾はずっと悔やんでいるのですが、BLじゃない普通の話でただの幼馴染みだという設定だとしても、もう最初から秀利にベタ惚れにしか見えないのですが。
秀利が、女々しいと云う意味ではなく本当ただのヒロインなので、つくづく自分はこういうタイプ好きだなあと思うのでした。美人受け、大好物です。
偶然、付き合っている男が秀利に暴力 -
購入済み
切ない系?
ただ、ただ、主人公の和典が被虐的…
合わない人は読んでて、イライラするかもだけど、捨てられたワンコっぽくて、私は切なくてジンジンきちゃいました。
日比谷視点からも、読んでみたいなぁ…