ヤマダサクラコのレビュー一覧
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購入済み
やはりユギ先生が別格
ユギ先生の作品はすべて読みたいので購入しました。先生の描くイケメンは眼福。お話もひねりが効いていてナイスでした。まりお先生の作品も楽しかったです。
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ネタバレ電子機器メーカーの営業である坂上真弓は、バイトとして現れた井原峻之に驚く。
坂上は井原と高校時代に親しくており、坂上は井原のことを「親友」だと思っていた。
けれど、井原は坂上の前から何も言わずに姿を消し、坂上はそのことをずっと忘れられずにいたのだ。
そんなある日、井原と二人きりになると
「あのころから俺のこと、好きだったろ……」
と言われ
という話でした。
突然、切られてしまった坂上の戸惑いもよくわかるし。
少し歳をとってから読むと、切らざるを得なかった井原の気持ちもわかる。
どっちもわかるから切なくて辛い恋だったのだけれど、二人が幸せになってからは、ふいに魅せる坂上の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ舞台役者志望の湯田直海は、なんとか親の手を借りずに自活しようと大学とバイトと役者としての仕事とでいっぱいいっぱいの生活をしていた。
そんな中、いつまでも格安アパートを立退かずにいたところ、地上げ屋が押し入ってきて、暴行を受け、ゴミ捨て場に倒れこむことになった。
そんな直海を救ってくれたのが、居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元。
何も聞かずに、何くれとなく世話を焼いてくれる宮本に徐々に惹かれていく直海だったが……
という話でした。
素直に慣れなくて一生懸命つっぱっている青年と、人生に傷つき、一度全てを捨てざるをえなかった年上の男の話。
男の優しさに青年は惹かれていくけれど、年上の男に -
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Posted by ブクログ
アンソロジーのテーマもマンネリ化となり、以前はせっせと読んでいたのがちょっと遠ざかっていましたが…
すごいよね?執筆陣がオール「山田」って。
企画が面白かったせいで、思わず購入してしまいました。
山田ユギセンセをはじめとする10人の山田姓BL作家さん大集合。
…確かに、BL作家さんに山田が多いなとは気になっていましたが、ほんとに編集さんの目のつけどころがナイス!!
エッセイにヤマダサクラコセンセと、あの魔夜峰央大先生の御令嬢山田マリエセンセも参加されていて、萌えについてのお二人の話が面白かったです。必見。
ストーリーの方も、皆さん攻受どっちも山田とか、山田高校に通ってるとか、自由過ぎる山田づ -
購入済み
面白いです
再出版だからかな?
いつもどうり面白いですが、近年の崎谷作品と比べて書き込み感が足りない駆け足な印象です。
表題作はもともと『○ページ以内にエロ』の中編だったんじゃないかな。
もしくは雑誌読み切り。
駆け足な部分は攻め視点の中編でしっかり補われているので不満はありませんが。
普段の崎谷作品に慣れていると最初は驚くかも。
中編×中編で完結、プラスα短編番外な構成でした。
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購入済み
98年作品の改稿、、
との事。17年前のお話ですがさすが昨今のハルヒ節が効いています、気分悪くなる人物の巻き起こす事件を上手く絡めてあったり(?)これでもかってゆーくらい濃厚で言葉巧みに表現されるお布団シーンは、いやいや素晴らしい。中垣も律もハルヒさんの描く人物像としては中の上って感じ(笑)で取り立てて抜きん出たスーパー攻め様でも見目麗しくフェロモン撒き散らす受け様でもないんですがそれが逆に良かったよーな。不器用だったり色々思うところあって誤解があったり嫉妬してみたり何だか身近に感じられる2人が可愛かった。「大人は〜」は正直うっわ〜ハズレだぁと思ったんですが、一転、本作はドストライクでしたね。
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かわいくてスイートな作風が好みだな~と思っていたら、新作はびっくりするほどハードなストーリーでした。400ページに迫る大長編。こういう暗くて重い話も書ける幅広い作家さんだと改めて認識させられました。
刑事の狩野が12年探し続けていたのは、高校の同級生だった青伊。893が経営するクラブの潜入捜査によってようやく探し当てた青伊は、重傷を負いヤク漬けの酷い状態になっていて、狩野はそんな彼を命懸けで隠し護ろうとするのですが、守ろうとすればするほど事態は悪い方へと転がっていきます。
高校時代からして、とんでもなく酷いめにあっていた青伊ですが、12年経ってさらに最悪な状況になっているのです。
よく苛酷な -
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わたしの嫌いな収集癖のあるストーカーものだったのですが・・・可愛かった!!
ストーカー受でした。ストーカーっていうか、ファンだね。しかも金持ちなので、際限ない。
何年も好きなのに内気で仕事でしか接点がなく、攻の妹から使用済み紙コップを万札はたいて買ったりしていやものの、とうとう「どうしてもあのひとの裸が見たい」・・・とまで追いつめられた受が一大決心で隠しカメラを仕込んでバレてしまい・・・。
本来なら気持ち悪いと嫌悪しそうな設定なのに、受があまりに純真なアイドルのオッカケのように自分ルールを強いている為、なんだかいじらしくて笑えてきました。
攻の、受の収集癖をやめさせるための甘い取引も可愛くて -
Posted by ブクログ
韋駄天シリーズが個人的にツボだったので、今作も楽しみにしていました。もう10年前の作品ということですが、改稿もしなかったようで、確かに今の崎谷先生の作品と比べるとアッサリしすぎてるかなぁと思いました。
後半の律の可愛さと芯の強さに惹かれましたが、最初の毒気のある性格がずいぶん簡単に変わり過ぎています(笑)そして2人の想いが簡単に通じ合いすぎている…!!
あと途中に出てくるストーカーおばさんが怖すぎる。これ現実にいたら警察に相談モノでしょう…
とはいえ、想いを伝えあったあとの2人のイチャイチャっぷりは可愛くて癒されますし、なにより韋駄天シリーズが好きだったので贔屓目で☆4です。
直海と宮本 -
購入済み
再レビュー
再読しての再レビュー、あえて100パ書き直したく。初めて読んだのが今から8年くらい前、私の感覚も若かったようです、ヨレたおっさんとの歳の差カプに萌えない的な感想を書き連ねてましたが、いやいやどーしてこれは後効きでくるわ。深いってか多くを語らいヨレたおっさん宮本に哀愁の乗った色気を感じる、、んー私も歳取りました(笑)。シリーズ通して読んだ当初は萌えなしと切った本作、ノー!読み返したら何と本作が一番いいじゃないかってゆーレビューです。
あ、星一つマイナスは肉感的なエロさが崎谷センセーにしたら低かったので(この感想は読んだ当初と変わらずです。笑)。