麻々原絵里依のレビュー一覧

  • 光の雨 ―贖罪―
    社会派小説をBL風味として読むなら面白かったかもですが、如何せんBL度が低すぎて…ウーン。前巻はまだ自分の性癖に悩む伊能とかそれなりに萌えシーンもあったのですがなんだか今回はあっさりし過ぎているような。同僚のエピソード云々より二人の関係をより深く描いて欲しかったです。普段あまり馴染みの無い検事という...続きを読む
  • 光の雨 ―原罪―
    硬質な社会派小説にBLなメロドラマが少し加わった感じ?淡々と話が進むのでいわゆるBL的な萌えやロマンチックさを求めて読むと肩透かし喰らうかも。検察庁が舞台でこれから事件がどう関わってくるのか気になるところ。麻々原さんの描く伊能が同性愛に悩む聖職者のように美しい。
  • 狼を狩る法則
    あらすじと表紙絵に釣られて購入。普段海外小説を読んでいるので若干辛口になってしまうかもしれんが、不満な点が幾つか。これはBL=ML小説として読むにはなんら支障はないが、小説として考えるとかなり荒が伺える。①人狼のルーツなどの背景・歴史の書き込みが甘い=人狼と言うものがいて、人間社会に溶け込んで群れを...続きを読む
  • 雨降りvega
    “Altair”と“Vega” 七夕の星になぞらえた切ない恋のお話。掲示板で知り合った新開と文人。星のこと、お互いの性癖のこと、ハンドルネームしか知らない間柄だからこそ、気兼ねなく率直に本音を打ち明けることができた。
    文人のSOSに急遽待ち合わせをすることになったふたり。やさしく包み込むような新開の...続きを読む
  • 三千世界の鴉を殺し(17)
    強襲作戦はどれほど面白いドンパチになるかと期待していたんですが、ルシファが後方支援だったせいか、思ったより小規模でしたね。残念。流民街でのドンパチ並みに派手に行くかと思っていたんですが。

    ドンパチ自体は派手だったけれど、話としてはちょっと進んで嬉しいです。ルシファが脱落するなんて思っていなかったの...続きを読む
  • 雨降りvega
    ★3・6
    せつなかった・・・最後はハッピーエンドだったけど、そうなるまでの過程がツラすぎて読んでて痛かった;;何でこんな遠回りしなきゃいけないのって思ったけど、2人には必要な7年間だったのかなー。とにかく文人が幸せになれたならそれで良いです(苦笑)あと神崎にも救いがあって良かった;彼も幸せにしてあげ...続きを読む
  • 辛口食堂
    2013/12/05
    【普通の上】BL風味。 個人経営のフレンチレストランで常連客おじさまたちと東シェフが繰り広げるキャッキャウフフな日常と言って良いのか(笑) 東を口説く編集者:雲井との関係はこれからだ!という所で終了してるけど、黒崎先生のお茶目っぷりに免じて全然許せるし。 ホテルレストランから転...続きを読む
  • 茅島氏の優雅な生活
    茅島氏はやんごとなき筋とも縁が深い孤独な資産家。そんな茅島氏が何を思ったか、嵐の夜に突然、ずぶ濡れで庭師の家を訪れ…告白をした。高飛車で一方的な求愛に庭師は怒り、意地悪な注文をつけたが、世俗に疎い主人は驚くほど素直で……庭師×富豪。茅島氏の謎に包まれた私生活と、情熱的な愛について。
    出版社より
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究II【新装版】
    【再読】新作コミカライズおめでとうございます\(^o^)/ 待ってた!! これでASUKA本誌買ってしまうかも。ダリ繭新婚ごっこはじめ、美麗イラストでのヒムアリイチャつきを楽しみにしてます\(^o^)/ 前巻に続き文章量の多い漫画だったけど、綺麗にまとめられてるし、絵も綺麗なので満足。
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究I【新装版】
    【再読】やっぱり『シュルレアリスム』の幻視力発電発言が好きだw そしてアリスのTシャツも好きだ。HOT CAKEって……冒頭から吹いた。カラーじゃないのに夕日の色が鮮やかに見えてちょっと感心した。
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート ブラジル蝶の謎【新装版】
    【再読】メンマ大盛りラーメン……。引っかかるアリスも可愛いけど、引っかける火村もお茶目w ヒムアリ好きだなぁwww 残りの2冊発売決定嬉しい。これを機に他の漫画化も再開してくれないかな。
  • ボディガードに愛を
    てっきり攻は最初から香夜の事がすきだったんだと思っていたんだけれど、自覚はなかったんだねぇ。 最初は軽いな~と思いながらもボディガードっていうお話で結構楽しく読んでたんだけれど、 まさか自覚なかったと分かってからちょっと落胆してしまった・・・。 自覚してないわりに結構あれだったな~と思うと遊び?とい...続きを読む
  • 今宵、月の裏側で
    全体的にはバランスよくまとまったきれいなお話かと。
    あまりに浮世離れした受けによる色気のないエチシーンがちょっと笑えた。
  • ほろ苦くほの甘く
    とにかくあの女子キャラにムカついた。
    あれが起爆剤なんだろうが、とにかく嫌w
    そしてあて馬というにはあまりにいいヤツすぎる竹本に情が移るという。
     『もう【オトナ】な上司はどうでもいいじゃん!竹本にしなよ竹本に!』→あげく引き際まで綺麗!→んもうっ!逃がした竹本は大きいぞ!wwww 
    などと思いつつ...続きを読む
  • 光の雨 ―原罪―
    これがずーっと完結してなかったって……旧版で読んでた人は生殺し状態じゃん。本当に本当に待ち焦がれすぎてつらかっただろうなぁ
    思いと事件とその奥にひっかかっている『何か』……これが全て明らかになった時、この二人はどうなるんだろう。
    次の巻が読めるのをドキドキして待ってる。今度は最後まで読めるのよね?w...続きを読む
  • みずいろの夜にあまく
    サラリーマン×大学生占い師。シリーズものの三作目。2作目を飛ばして読んでしまったのだがストーリー上問題なく理解できる。メインキャラサブキャラともに個性が確立されているため読みやすい。驚くほどのアクシデントや濃厚なエロがない分安心して読める。受けが水晶に映像が浮かぶという特殊能力持ち設定なので苦手な人...続きを読む
  • 透明なひみつの向こう
    モテモテサラリーマン×小鹿系占い師。受けが第六感的なぼんやりとした能力を持つ設定。占い要素を除けば無難なラブストーリー。慌てるとパニックに陥る受けの成長物語と言ってもいいかもしれない。意外に人物関係が入り組んでいてややこしい。続編があるようなのでぜひ読んでみたい。
  • さらってよ
    初めて好きになった先輩・平尾を相手に、ずるずると都合のいい恋人を演じていた三木。平気なふりをしながらも平尾の身勝手さにひっそりと傷ついている三木の心の慰めになっているのが、仕事先で知り合った年上で穏やかな有元だ。初めに自棄で有元に関係を迫って失敗して以来、有元は困った顔をしつつも三木を拒まない。そん...続きを読む
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(下)
    私も上手く言葉にはできないけれど、繭を持っている。羽化できるか繭の中で死んでしまうかはわからないけれど。

    ところどころ古いと感じる物は出てくるが、ストーリー自体は古くなっていなくてその点は素晴らしいと思う。

    ストーリーとは関係ないが、カナリアが気になった。
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)
    異母兄弟で仲がいいというのがそもそも信じられない私としては事件の関係者はそれぞれ何か隠してるように思えてしまう。

    火村先生の抱えるものが少し見えてそちらも気になるけどまだ明らかになることはないんだろうなー