麻々原絵里依のレビュー一覧

  • プリティ・ベイビィズ(3)

    Posted by ブクログ

    待っていたプリベビ続編。

    同じ養護施設で育った子供のうち、洋菓子店に引き取られてパティシエとなった亨と肉親が迎えに来て今や財閥の跡取りとして暮らしている秋守がお互いの気持ちを通じ合わせる話。

    秋守の父親を知る、という人物が現れしかもその人物はヤクザで秋守の立場を脅かす。秋守は苦悩し。


    秋守に告白されたあと最初は戸惑いでも大切だと思い、それだけでなくその気持ちは秋守に対する愛という気持ちなのだと思い至るまでを、ゆっくり亨気持ちの変化を描いていて良かったです。
    ほぼ2冊強というページ数を使えたからこその細かい描写になってます。


    当然ですが文体が“岩本節”(笑)
    状況描写に()書きや、気

    0
    2011年02月07日
  • 三千世界の鴉を殺し(15)

    Posted by ブクログ

    メリッサ×ワルターの中編「幸せはスミレのにおい クマのかたち」収録。作者曰く、アダルトチルドレン(性格形成の鍵/幼少期の心傷)がテーマとのこと。人格に変容を齎すほどの「心傷」や「不幸」エピソードは小説世界では登場人物の魂源ともいえる。しかし、形成人格(ワルターの浮気癖)にメリッサは幾度も傷付けられ、その末に二人の結婚生活は破綻している。その基幹(ワルター幼少期のエピソード)をワルターがメリッサに告白する、というのが粗筋だ。基督教圏では、告白・懺悔は「赦し」を得るためのステップだ。メリッサは被害者であるが、ワルターを赦した。読んでいる最中は二人のハッピーエンドを祝福したが、しかし「過去の傷によっ

    0
    2011年01月30日
  • 三千世界の鴉を殺し(9)

    Posted by ブクログ

    1999年発行の第1巻から15巻目まで発行。美しく強く優しく面白く そして残酷な宇宙軍の英雄ルシファード・オスカーシュタインは私の理想です。ドラマCDでは声を諏訪部順一さんが担当・・・小説を読んでいても、声は自然に脳内変換されて聞こえてきます(笑)さらに完璧な男になりました。そろそろ新刊の時期なのだけど・・・

    0
    2011年01月19日
  • 初恋横丁

    Posted by ブクログ

    だだだだ大好きな麻々原先生の作品

    切ないなぁ
    幼なじみとかまじどんずばだわ
    双子ちゃんも可愛いし
    受の小悪魔感がまたいい

    0
    2010年12月01日
  • 三千世界の鴉を殺し(15)

    Posted by ブクログ

    本編よりも番外編が半分以上を占めているためか、ほぼストーリー的には進展なし。それでもルシファードとドクターズとのコントじみた掛け合いが結構あるのでドクターズファンとしては嬉しいところ。
    しかし、ここまで本編の進みが遅いと事件などの出来事の密度が濃すぎて時系列表がほしくなるな。最初のほうで「これフラグ?」と思っていた箇所はスルーされたのか、それとも時系列的にはまだ起こっていない出来事なのか。津守先生が忘れ去っていないことを祈るばかり。せつない……。


    本編のコミカルな空気とは一転、番外編ではワルターとメリッサふたりの過去やトラウマを交えつつ、復縁の過程を描いている。合間に読者の緊張を抜くような

    0
    2010年11月03日
  • 茅島氏の優雅な生活

    Posted by ブクログ

    麻々原さんのBLは初めて読みましたが、いいですね!
    コミカライズなだけあって展開は早いですが、茅島氏のあまりのかわいさに「いや、あるよね!」と、さほど違和感無く楽しめました。う~ん、天然+美人は最強ですな。

    0
    2010年10月22日
  • 茅島氏の優雅な生活

    Posted by ブクログ

    原作より茅島氏も庭師も糖度が高いですね。それはけっして悪い意味ではなく、コミックスという限られたページ数で二人の関係が深まる過程を表現するにはこの甘さは効果的ですから。嵐の夜の告白シーンも原作ではもっと庭師の怒りが容赦なかったですが、こちらは茅島氏の無鉄砲な可愛さが前面に出てて微笑ましかった。コミックスを通して無表情な中に覗かせる茅島氏の甘えた顔と、それに翻弄される庭師の表情が溢れててとても楽しめました。

    0
    2010年09月20日
  • 茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~

    Posted by ブクログ

    茅島氏のコミカライズは1巻を読んでいないので、これが初読み。原作ファンであり、日高ショーコファンでもあるので、ちょっとシビアな目線で読み始めましたが、たっぷり楽しめました。茅島氏の庭師にだけ見せる微妙な表情の変化がとても可愛かった。英国旅行の終盤、寂しさと嫉妬から心が揺れ動いている茅島氏の繊細なニュアンスもしっかり伝わってきて、茅島氏がとても愛しくなりました。遠野さんのSSも収録されてて嬉しいです。1巻も読みたくなりました。

    0
    2010年09月12日
  • きぐるみプラネット(1)

    Posted by ブクログ

    きぐるみカワイイーvこんなBL読むのはじめて(笑)きぐるみだけど、ちゃんと表情がわかるというのがまたカワイイv実は地底人とか、ヘンテコな設定なのもすごく面白いです☆しかもめちゃめちゃゲーム好きとか(笑)そして何といっても、アリタの中身があんなキラキラした美形とかびっくりですwwきぐるみの時とのギャップがおかしかった〜(笑)あんなところで続くとか><すごく気になりますー!!

    0
    2010年09月04日
  • 野球天国

    Posted by ブクログ

    野球BL。こんな球団あったら嫌だw 君たちちゃんと野球しなさいwww とツッコミつつ美味しくいただきました。球団マスコットも可愛い。

    0
    2010年08月23日
  • 茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~

    Posted by ブクログ

    茅島氏は相変わらずかわいい人ですねぇv庭師の彼の言動に一喜一憂して。彼と一緒の時とそうではない時の表情の違いとか読んでてたまりませんっ!!(笑)

    0
    2010年07月21日
  • 茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~

    Posted by ブクログ

    遠野春日先生の小説のコミカライズ第二弾。

    麻々原先生の繊細な線の絵が茅島氏の独特な繊細さのある世界観に合っていてとてもいいです。
    今回は英国旅行で庭師の過去のセフレが映像化。英国のホテル等で繰り広げられるHシーンもなかなか良かったです。

    0
    2010年07月20日
  • 茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~

    Posted by ブクログ

    原作読んでません。BL小説のコミカライズは、小説で膨大に綴られてきたキャラの心情を同じく膨大に絵で表現することが多く、セリフが少なくなりがちなんですが、このシリーズはよく喋りますね。作画もセリフを邪魔してなくて良いバランスだと思います。
    前作もそうですが、作画の麻々原さんはおしゃれな表紙を描くので手に取りやすい。作風もその表紙を裏切らない秀逸な雰囲気なので買って損するどころか得した気分になります。
    他誌なら限定版小冊子付きになりそう。花音はちょこちょこ値段変えてないでもう少し流行に乗ったほうがいいと思う。

    (批判するつもりないですが)前作よりも樹要臭や中村春菊臭が薄くなりました。別のほうに似

    0
    2010年07月02日
  • Deep Black

    Posted by ブクログ

    とにかく絵が美しいし
    設定は妙だったけれど、お話も 良かった!!
    攻めも受けも 魅力的なことこの上ない!

    0
    2010年06月10日
  • きぐるみプラネット(1)

    Posted by ブクログ

    ゲーム好きな大学生と、着ぐるみうさぎのラブコメ。着ぐるみの中身が美形の地底人っていうトンデモな設定、しかし超ラブリーでかわいいお話で凄く楽しく読めました。
    若干ほんわかした性格のフツーの男子大学生・鳴海君が、地底人・アリタ(超絶ピュア)に絆されてくのが微笑ましくてわくわくします。
    周囲の皆も、さりげなくキャラが立ってて面白いし、悪役すらも今のところ憎めない感じ。
    地底人を探る国家機関の人たちがでて来て、ここからどうなるのか、次巻が気になります。
    あと、アリタと鳴海君が、着ぐるみに阻まれずに抱き合うにはどうすればいいのかも気にかかります(笑)。

    0
    2010年03月28日
  • 三千世界の鴉を殺し(15)

    Posted by ブクログ

     発売が遅れていたのは津守先生のお体の不調だったようで…。うーっ、続きは待ち望んでいますけど、無理はならいっそ休職というのも……しかし本編がにっちもさっちも進んでないし! また今回も半日ぐらいしか…。
     外伝の中篇はワーくんとメリッサの話で、ちらほらと出てくるルシファの髪型がコロコロと変わっているのがちょっと笑えました。そんなに短い期間の話でもないけど、常人ではありえないよネ!

    0
    2010年03月03日
  • 三千世界の鴉を殺し(15)

    Posted by ブクログ

    もくじを開いてあらびっくり、状態でした。
    本編半分、番外編半分。
    当然本編はまったく進んでおりません(笑)

    まったく関係のない部分に本編は突入し
    次回はちゃんと本筋に戻る模様。
    なので、書けなくなりそうな部分を番外編として~という事ですが
    うん、これは入れてくれていると、どうなった? と
    首を傾げなくてすみます。
    気になるような、ならないような…微妙な部分ではありますが。
    幸せになって下さいw

    本編は本編で、恐ろしい事になってました。
    ここだけ見れば平和ですが…恐ろしや医者軍団。
    筆頭があれだからこうなるのでしょうか?
    こんな基地、あったら見学に行きたいですね~。
    むしろPHを読んでみたい

    0
    2010年01月30日
  • 70%の幸福

    Posted by ブクログ

    【あらすじ】
    理学療法士の日垣航星がリハビリを担当している創の父親・御木本隆一郎は、初対面から航星に冷たい態度を取る。最初は反感を覚えていた航星だったが、隆一郎が不器用なだけで本当は子どもを愛する優しい人と知り、気になる存在に。御木本もまた航星と次第に親しく接するようになる。やがて御木本への想いを自覚した航星は、遠ざかろうとするが…。

    【感想】
    桜木さんの作品で一番好きです。

    0
    2010年01月08日
  • 三千世界の鴉を殺し(11)

    Posted by ブクログ

    瑠璃宮のときの思い出話が一章載ってて、うれしい。
    一緒に住んでた時は、フリーダじゃなくってマリリアードだったんだ‥‥。

    0
    2009年10月07日
  • 三千世界の鴉を殺し(9)

    Posted by ブクログ

    何気にこの作品、ジェンダー論がところどころに散りばめられていて、興味深い。
    それとはまったく別の話として、あれだけ執着しているのにそばにいてもらえないO2が可哀そう。

    0
    2009年10月07日