麻々原絵里依のレビュー一覧
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ネタバレあっそっちが受なんだ?という若干の驚き。とはいえ何年も経って諸々の問題が解決してユキとの関係も良くなったりして、つがいのあり方へのティモの考えが更に柔軟になればリバもありそうだな〜という雰囲気。今回はマッドクリークを離れてアラスカが舞台。小さい群れだけどここでクイックたちのコミュニティが大きくなれば今後の展開も広がりそうで楽しみ。怖いだろうに手術を自ら選ぶヒッティすごかったな…いつだって自分の道を自分で選ぶ女の子はかっこいい。あまりこういう大自然に萌える心がないので好みとは少し違ったけども相変わらず良質なシリーズ。続編が楽しみ。
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高校の元教え子×20年間コールドスリープで眠っていた社会科教師
コールドスリープというキャッチーなアイテムが目を引きました。
しかも期間が20年。SFとBLをどうやって両立させてるんだ……? という好奇心で購入しました。
コールドスリープや20年後の未来の日本の姿はわりとゆるい世界観で描かれていた印象です。
BLを、受けと攻めの恋愛を楽しみたいんだという方はご安心ください。
20年眠り続け戸籍を失ったことでようやく実感した孤独を、社会科担当教師という設定を上手く活かして繊細に描かいているのが流石という感じ。
受けの職業はお仕事小説でなければおまけみたいなものと思っていたので、職業は人生を見 -
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〔吉住〕吉住は悪手を打つ。打ち続ける。ミステリではこういう登場人物が多いが実際は警察に連絡するだけですませそう。
〔堂島秀一〕ダリの真似をしてるのだからエキセントリックな人物かと思っていたら意外に普通な人物。
〔混迷〕「これじゃ火村先生はつらいよ。なかなか真価が発揮できなくて」(p.79)
〔罪と罰問題〕火村が語る。
〔女神像〕伊勢志摩土産にして凶器。販売開始依頼二つ売れた。
〔推理小説〕有栖が小説を書き始めた理由。
〔カナリア〕早くカナリアにエサをやってくれ、とずっと思っていた。
〔靱公園〕鷺尾が火村たちと話した公園。ぼくにとってはちょいちょい行く馴染みの場所です。
〔おまけ〕ビーンズ文庫版 -
Posted by ブクログ
〔堂島秀一〕殺された、ダリ好きの宝石販売会社社長。曲がったことが嫌いなきっぱりしたタイプだったようだ。ただ、人間的な弱さもあったとか。
〔フロートカプセル〕体温と同じ温度で比重一・二八のエポジウム溶液に浮かび胎児のような気分で瞑想するためのカプセル。堂島秀一が中で死んでいた。
〔事件〕シンプルにすませて問題ないはずなのに犯人は何故かいろいろ手間をかけている。
〔鷺尾優子〕社長秘書。モテモテ美人。彼女はガラか?
〔吉住訓夫〕秀一の腹違いの弟。別の企業のサラリーマン。警察には疑われている。
〔遺産〕腹違いの二人の弟、秀二と吉住に公平に分配される。
〔感想〕殺された秀一の姿がだんだん見えてくる感じ。 -
購入済み
江戸のお洒落BL
舞台は架空の江戸時代で、キャラクターは江戸言葉?で出てくる品物も江戸のものでした。
わからない部分はありましたが、簡単なものしか出てない感じで、小難しくなかったのでお洒落なお話という印象でした。
夢路さんと幸路さんの兄弟が好きでした。
ただ最初は江戸言葉でキャラクターの性格が掴みにくく、いきなり夢路さんとクロがやり始めたときは意味がわからず読むの止めようかと思ったくらいでした…。
後半は夢路さんの言動がちぐはぐに感じる部分もありました。
商売のことを深く掘り下げてますが、好みでもないので途端につまらなく感じちゃって。面白い!ていうのとすごくつまらないっていう感想がいったりきたりでした。 -
購入済み
いよいよ!
2巻で死んだと思ったリオでしたが…
フェルナン・アラン・ルスト・そしてユリヤ殿下達と、色んな謎を解き明かすための旅が始まります。
僭越ながら私も一緒に謎を解きに参加してたけど、サッパリ。全くわからん(笑)
いよいよ魔女の根城!益々面白くなっていきそうです。
たださ…
今回BL要素が少ないのよ〜!ま、ストーリーが面白いから我慢出来るけどね。
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ネタバレ 購入済み
ギャップ受け
見た目は男前、中身は乙女。大好きです。
砂原さんの某作品が大好きな私としては、本当にワクワクしながら読み始めました!
読者にはわかる両方思いも大好物なので、そのすれ違いや攻の中々なクズっぷりも楽しく読ませて頂いたのですが…。
幼馴染みが絡む修羅場辺りから、人物の行動というより物語を進めるために物事が起こっているように感じてしまい、ちょっと気持ちが離れてしまいました。さらにその後の、受が修羅場になった幼馴染みのことよりも、自分の顔に傷がついたことばかり考えているのに引いてしまい…。
いやいや、当人からしてみれば大変なことだよ??とか、自分の気持ちの落とし所に目が向いて、その後のハッピーエン -
購入済み
あ
イギリス旅行編めちゃくちゃよかったです。本編はもちろん最高でしたが、最後のミニ小説?前作はラフマニノフの目線で今回は小泉さんの面接時の話で本当に面白かったです。