大村大次郎のレビュー一覧

  • 知らないと損する給与明細(小学館新書)

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    知っている事も多かったが、勉強になった。
    2022年5月時点で制度が変わっている部分もあるだろうが、サラリーマンの税金リテラシーアップ入門には最適と思います。

    会社の若手にも薦めたい

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    2022年05月01日
  • お金で読み解く世界のニュース

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    世界のすべてがお金でまわっている
    当然と言えば、当然ですが、最も勢いのある国にお金が集まる。今で言えば中国かもしれませんが、それでのドルが基軸通貨として地位は揺るがない。但し、海外に対して莫大な負債を持つ国の通貨が基軸通貨であったことは歴史上なかったとのこと。
    また、イギリスという国がGDPの大きさ以上にタックスヘイブンで金融国家として高い地位にあること。

    全体を読み通して、アメリカのドルが日本の景気や歴史上、ヨーロッパの在り方に深く関わってきたのだなと感じました。

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    2022年04月30日
  • 税務署・税理士は教えてくれない「相続税」超基本

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    大村先生の本は読みやすい。
    色々なケースでの節税方法がわかる。
    何となく相続税は高いと思ってきたが小金持ちくらいであれば対策をしておけばほとんど払わなくて平気なケースが多い。
    か

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    2022年04月14日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    世界の歴史を経済から読み解く本です。国家の繁栄と滅亡、戦争のきっかけなどが分かりやすくまとめられています。

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    2022年03月06日
  • 税務署員がこっそり教えるお金の裏ワザ サラリーマン最強の蓄財術

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    なかなか踏み込んだ、具体的な話で面白い。相続を考えると、金融資産ではなく、駅前の地価下がらない百坪以下住宅は参考になった。

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    2022年02月19日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    元国税調査官が国家の盛衰は徴税システムの整備と
    国家生活の安定が条件であると。エジプト、ローマ、ユダヤと中国、ロスチャイルド家、第一次世界大戦エネルギー革命、ソ連崩壊、リーマンショックを通して考察する格差解消策として元税務官らしく相続税、所得税累進課税の重要性を解く。消費税減税、給付金支給を同時に語る財政ポピュリズムに踊られずよく見極めたい。

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    2021年10月16日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    経済面からの世界の動きを解説してる。アメリカがなぜ経済大国になったのかよくわかった。
    あとはイギリスさん・・めちゃくちゃですわ・・

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    2021年08月27日
  • 会計の日本史 その時“お金”が歴史を動かした!

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    著者は元国税調査官だったという。
    それぞれの日本の歴史の中で、会計の果たした役割について述べている。
    確かにこういう発想は大事だ。歴史の教科書ではこういうことは教えていない。
    しかし、何をどう考えても重要な考え方のような気がする。
    戦国時代は当然に戦乱の世の中だった訳であるが、戦争には莫大な金がかかる。
    それは誰が負担をしていたのだろうか。
    どういう仕組みで経済が回っていたのだろうか。
    そういう風に歴史を見たことがなかった。(これは盲点だ)
    貨幣という仕組みがあろうとなかろうと、食べていくためには誰かが食べ物を作らなくてはいけない。
    それは当然に農民であるが、それでは食べ物を作らない者たちは、どうすればよいのか。
    農民から食べ物を徴収しなければいけない訳だ。
    その食べ物があるから、戦争が出来る訳である。
    食べることにさえ飢えていたら、戦争どころではないのである。
    そういう意味で、食べ物をどう確保するのか。
    その食べ物をきちんと保管し、効率的に利用するためにはどうすればよいか。
    何をどう考えても、貨幣や会計の仕組みがないと、それらの実現は無理だろう。
    だから必ず大和朝廷の運営にしても、戦国時代の戦にしても、明治維新にしても、太平洋戦争にしても、絶対にお金が必要だったのだ。
    お金である以上、それらを管理運営する高度な会計の知識が必要だ。
    それは現代の資本主義だから必要という話ではない。
    古代、近代から、さらに小さなコミュニティ内のレベルでも、絶対に必要なものなのだ。
    昔から、基本的に国の役人は世襲制のはずだが、会計トップ(勘定奉行や大蔵省など)だけは実力主義だったというのも面白い。
    西郷隆盛も下級武士からのし上がったが、それも会計役で認められての出世だったという。
    実は織田信長も相当な計算力の高い人物だったという。
    太閤検地で秀吉が有名であるが、元々税を得るために土地測量をしたのは信長だった。
    会計や計算については、様々な逸話がある。
    そもそも計算できぬ者が、トップに立てる訳がない。
    「ずる賢い」を「計算高い」という表現を用いるのも、これらの名残りではないだろうか。
    本書最終章の平成30年間の会計内容についての考察は、読むだけでも感慨深い。
    人は今のところ、お金からは逃れられない。
    それが社会全体のルールだからだ。
    これから我々はどうやって生きていくのか。
    やはり、とにかく考えて想像することが大切なのだろうと思う。
    (2021/7/26)

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    2021年08月01日
  • 教養として知っておきたい33の経済理論

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    経済学が無知であるため、わかりやすく最初のステップとして良い本に出会えたと思う
    経済学は心理学??
    何事にも当てはまるが、変化する状況に対応する対策を選択する難しさとその効果

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    2021年07月11日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    歴史の栄枯盛衰をお金、特に徴税の面から紐解いていて面白かった。
    結論で言っていた、高所得者が税を払わず、皺寄せが中流階級以下に行ったときに不満が蓄積し、ひいては時代が動くという流れは合点がいった。

    #オーディブル

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    2021年06月28日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    本書は、「お金の流れ」から世界の歴史を紐解くという内容で、現在の経済状況や世界経済の成り立ちを理解するためにも、とても役立つ本でした。
    著者は、元々国税調査官で「税金の徴収のやり方で国の盛衰が決まる❕」という考え方には、とても納得できました。
    ぜひぜひ読んでみてください

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    2021年05月26日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    ざっと世界史の復習にもなった。
    一番の収穫は、銀行と証券会社が一つの会社になれないということ。もし、同一会社だった場合、証券会社が会社Aの株を扱っていると、会社Aの経営状況が悪化しているときにもA社に貸付金などをお願いされると断れないからだという。
    ずっと、楽天証券と楽天銀行が別アプリであることに少し疑問を感じていたが、別会社にする必要があると知って納得した。

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    2021年04月25日
  • 教養として知っておきたい33の経済理論

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    今まで様々な経済学についての本を読んできたが、知識の整理をするにはもってこいの本だった

    経済学の大家であるアダム・スミス、リカード、マルクス、ケインズ、そして最近ではカーネマンは全て大学で経済学を専攻した経済学者ではない、というのは、経世済民=経済というものをよく表しているのかもしれない

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    2021年03月18日
  • 教養として知っておきたい33の経済理論

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    経済には、経済理論がついてくる。
    この経済理論をわかりやすく解説した本。
    経済について学びたい人、学んだけどわからないことが多い人には、オススメの本です。
    わかりやすかった!
    残念なのは、もう少し図や例示がありされば…というところでした。

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    2021年03月15日
  • やってはいけない老後対策(小学館新書)

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    元税務官の大村大次郎氏による、老後の資金対策についての一冊。

    中々簡単にはできないこともあるが、それも含めて参考になった。

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    2021年01月31日
  • 税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】

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    このシリーズの2作目を再読。

    前回と重複する部分も多々ありましたがかなり役立つ部分もありました。
    どうしてもこういった閉鎖的な業界は、知るっている人同士で話を進めますから、そこに風穴を開ける意味で貴重な書籍だと思います。

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    2021年01月02日
  • あらゆる領収書は経費で落とせる

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    少し前の本ですが再読です。

    将来的に起業をする際に役立つ内容でした。
    いつの時代・世の中でも閉鎖的な事業というのはあります。携帯や保険、建築や証券、医療、まさに税務も同様です。実際にその業務に携わっている人の話というのは聞く価値があります。

    少しくらい狡猾で、有益な情報を知っている人が得する世の中ですので、会計の必須の知識としておさえておきたい内容でした。

    ざっくりと色々書いてますが、場合によっては税務署員次第になるケースもあるので、こちら側の毅然とした態度や知識武装を更に行うとより効果的かもしれません。

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    2021年01月01日
  • 超訳「国富論」―――経済学の原点を2時間で理解する

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    国が豊かになる条件。
    技術発展、スムーズな分業「交換」
    としたときにいかにスムーズな分業を成り立たせるかが、日本の課題。
    一方で賃金を押さえなければ企業は発展できずそのバランスが必要。
    この時代に生き抜くにはやはり自らの技術をあげ、社会に必要とされる人財になるしかない。

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    2020年12月28日
  • 会計の日本史 その時“お金”が歴史を動かした!

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    歴史は元々好きですが、最近では事件の詳細よりも、なぜその事件は起きたのか、なぜ特定の武将のみが領土を広げ、最終的には天下統一を達成することができた仕組みを知る方に興味を持つようになってきました。

    それを知る手がかりを与えてくれるのは、今回読んだ本のように経済・会計の切り口からみる歴史です。素晴らしいのは、この切り口は特定の時代だけでなくどの時代にも当てはめることができるようなので、通史を学ぶ時だけでなく、現代の問題点を考える上でも有益であると思われます。

    多くのことが変わってしまった2020年でしたが、読書の素晴らしさだけは私にとって、コロナ前後でも変わらなかったと感じています。

    以下は気になったポイントです。

    ・班田収授は、6年毎に「造籍:戸籍を作る」「校田:農地の広さ等を測る」「班田:造籍、校田を元にして各人に他を振り分ける作業」が行われた。しかも全国一斉にであり、大規模な国勢調査が6年毎に行われたということで、古代日本会計力、恐るべしである(p19)日本で全国的な国土調査が行われたのは有史以来3回しかない、1)豊臣秀吉の太閤検地、2)明治維新期の地租改正、3)大化の改新である(p22)

    ・国司は今で言うところの都道府県知事、もしくは市区町村長のような職務で赴任期限(4ー6ねん)が定められていた、国司を補佐するような立場として、その地域から選出された「郡司」がいた、各国の国司は、大計帳(納税者数など戸籍関係)・調帳(租庸調の調の物品リスト)・正税帳(租税の収支報告書)・朝集帳(行政全般の報告書)と言う4つの会計報告を毎年中央政府へ行っていた(p25)

    ・裕福な農民たちは京都の貴族と結びつき、国司からの追及(裕福な農民が貧しい農民の田を所有する)を逃れるようになっていった、これが荘園となり区分田が減っていった(p40)

    ・平安時代から戦国時代にかけて、寺社というのは国の経済の中核を握っている大財閥であり、けた違いの経済力を持っていた、室町時代から戦国時代前半にかけて日本の資産の多くは寺社が所有していた(p44)


    ・荘園の拡大により公領が急激に減少し、公領からの徴兵が不可能となったので、乱が起きた時に朝廷は直属の徴兵軍を派遣できなくなった。そこで各地の武装豪族などに影響力を持つ軍事貴族に頼らざるを得なくなる、その代表格が平清盛であった(p48)

    ・公文所とは行政を行う官庁のようなところ、頼朝が幕府を開くと公文所は政所と呼ばれるようになった。会計に優れていた二階堂は鎌倉幕府の創設に大きな尽力をしている。財務会計に長けている人材をいかに確保できるかが、その政権がうまくいくかの分かれ目とも言える(p51)

    ・鎌倉時代(武家の時代)は朝廷政権が作った社会を完全にひっくり返して新しくできたものではない、それを基盤としながら朝廷が持っていた徴税権や行政権を少しずつ侵食し、事実上の統治権を少しずつ拡大していった、その過程で生じたものが守護・地頭である(p53)荘園は平安時代末期には事実上の私有地であり課税もままならなかった、その荘園に鎌倉幕府は御家人を配置する権利を朝廷から得た、この荘園に配置されたのが地頭である。守護は治安を守る、兵糧を徴収する権利を持っていた、この権利を盾にして各国の国司の徴税、行政業務を侵蝕していきやがて各国の統治者になっていった(p54)

    ・室町幕府の直轄領は公方料所と言われていたが、鎌倉幕府よりもかなり小さかった(多くて200万石程度)、これは直属軍が少ないことを意味する、なので相対的に管領や守護の発言力が強くなってくる。管領の細川家、守護の山名家が応仁の乱の首領になったはそういう経緯による(p59、62)

    ・永禄13(1570)年頃から、銅銭の不足から米を貨幣の代わりに使うケースも増えてきて、貨幣経済が普及する以前に戻ろうとしていた(p72)それに対して貨幣制度を最初にもたらしたのは信長であり、永禄12年には、京都・大坂・奈良の近畿地区で、通貨に関する発令をしている(p72)

    ・信長は戦場で「防御御札」という領収書を発行している、これを発行してもらえば、それ以上は現場の部隊に矢銭を払う必要はなかった(p81)

    ・江戸時代の金・銀・銅による三貨制度と欧米諸国の金融システムとは、きんぎんの交換比率が若干違っただけで、基本的な仕組みは変わらなかったので、明治維新以降、欧米の金融システムにスムーズに馴染むことができた。金銀銅をバランスよく通貨として使っていたのは稀であった(p96)

    ・幕府は貨幣を鋳造することで大きな利益を得ることができた、江戸時代の270ねんかんに米の価格が相対的に下がったため、幕末になると平時でも幕府財政の3割以上を貨幣鋳造益が占めるようになった(p99)

    ・天下普請とは天下人が諸大名から間接的に税を取る方法でもあった、封建制度では大名の領地の徴税権は大名が持っていたが、天下普請は税を徴収するのと同じ効果を得た(p105)

    ・白村江の戦いの戦いで日本と百済の連合軍は大敗し、百済から多くの亡命者を受け入れたが、その多くは近江に住んだとされる。彼らは、陶器・製鉄などの先進的な技術を持ち込んだので、商工業が非常に発達した(p110)

    ・薩摩藩は藩に金を貸している商人達に対し、500万両の借金を250ねんの無利子分割払いということにした、これは殆ど借金をチャラにしたのと同じようなもの。財務官僚である、調所広郷は、薩摩藩が琉球などで行った密貿易に関与させることで説得させたと言われている(p128)さらに、広郷は、砂糖(黒糖)の専売により収益をもたらせた、この収益は薩摩3島(奄美大島、徳之島、喜界島)や琉球への厳しい搾取によってもたらされた(p129)さつまはんは大坂で市場価格の5分の1以下で砂糖を買い付けて、余った砂糖と奄美3島において日用品の交換を徹底した、通貨を全廃した時に、島民間の借金を全て帳消し(徳政令)にした(p130)

    ・長州藩は、大幅な利子引き下げ(37年間、元金据え置いたまま毎年、借入金の3%を37年間払い続ければ元利を完済したことにする)を行った代わりに、藩士達の俸禄の引き下げを行った。藩士達の俸禄を引き下げさせて、その負担を商人達に負わせた。全国流通の要衝だった下関に、越荷方という役所(税関のようなもの)を作り手数料を取った(p136)

    ・慶応4年一月29日、鳥羽・伏見の戦いの後、二条城の大広間に、京・大坂の商人130人を集めて300万両を拠出してほしいと通達した、新政府は三井・小野・島田を為替方に任命して利権を与えていたので好意的であった、結局、20万両程度集まった(p149)さらに諸藩に対して上納金を求め、払わなかったら朝敵とするとして、合計267万両集めることができた(p150)

    ・廃藩置県とは封建制度を壊した社会改革として捉えられがちだが、もっと大きな目的な「財源確保」であった。各藩に握られていた全国の徴税権を新政府が取り上げて新政府の財源を賄うものであった(p152)

    ・会計年度を7月始まりから4月始まりにずらして赤字を出ないようにした、会計年度を短くすることで年度の後半で発生するはずの歳出を次の年度に先送りした。西南戦争の混乱から脱することができてからは会計年度は変更されなかった。(p168)

    ・明治初期の日本の運輸業は外国商船が支配していたので対抗するために、政府は三菱に政府保有の大量の船舶を譲渡し運輸業を助け、その結果、明治中期には外国企業は殆ど駆逐された。生糸については江戸の大商人の三井家が大手の貿易会社を作った、三井商事の始まりである。立憲政友会には三井財閥、立憲民主党には三菱がスポンサーになっていた(p180)

    ・戦前の持株会社はグループ内の各企業の株を管理所有しているだけで事業をしていなかったが、コクドは不動産事業をしつつ西武グループ各社の株を持っていたので、持株会社が禁止されても存在し得た(p217)

    ・バブル期に日本政府がやった「総量規制」は、固定資産税の改革、都心部農地の税制改革には手をつけず、その場凌ぎの土地高騰抑制策を行った。都心部の農地の地主は政権与党の支持母体となっていたので(p230)

    ・ライブドアの粉飾決算事件は、騒ぎの大きさの割には犯罪の実情はあまり知られていない。それは、資本取引による利益としなければならないものを、営業利益として計上していたというもの。粉飾決算事件の事例としてはそれほど悪質ではない、利益自体にはほぼ間違いがなかったから(p248)

    ・トヨタが5年間も税金を払っていなかった最大の理由は、外国子会社からの受取配当の利益不算入、という制度である。配当の95%は課税対象から外れる。研究開発費減税も税金を減らしている(p256)

    ・現在消費税の税収は20兆円程度、しかし高額所得者と大企業の減税金額も20兆円ある、消費税というのは高額所得者や大企業の減税の財源となっている(p268)

    2020年12月27日作成

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    2020年12月27日
  • サラリーマンの9割は税金を取り戻せる あらゆる領収書は経費で落とせる【増税対策編】

    Posted by ブクログ

    古い本だが浅く広くといった感じで税金について学べる。
    今まで何で支払っている税金を把握していなかったのか、と疑問に感じた。
    著者が主張してい税金にもあいまいな部分がある、というのは興味深かった。

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    2020年12月17日