大村大次郎のレビュー一覧

  • お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
    物語ではなく金の流れでこうなった!と話ごわかりやすくまとまっている本。
    全てがファクトかというと、一応疑ってみたほうがいい気はする。
  • お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
    非常に面白かった。
    この本で近現代のお金の流れ、歴史をふりかえることで、
    昨今の世界のニュースの背景を深く理解出来た。
  • 超訳「国富論」―――経済学の原点を2時間で理解する
    解説書といった類の本は初めてだったが、原典は往々にして手が止まる時間が多くなるため概略を把握するには適当だった。また、本書は当時の社会状況に触れることで理解を容易にしているのに加え、アダムスミスの言葉を現在の日本の状況に引きつけて紹介することで政治問題への関心も呼び起こすことに成功しているように感じ...続きを読む
  • 「土地と財産」で読み解く日本史
    元国税調査官の書いた土地と財産の扱い方の歴史解釈。今までは、領収証の話など仕事上の知見を生かした本が中心だったようだが、今回のこれは、日本人の土地の捉え方に関する画期的な著作。

    要は、テーマ別日本史なのだが、元国税調査官が、徴税の歴史を振り返ったところに、オリジナルの視点がある。

    結局、土地と財...続きを読む
  • 家康の経営戦略 国づくりも天下泰平もカネ次第
    260年もの長きに渡り、日本を治める江戸幕府の礎を築いた徳川家康の知略については、多くの書籍で紹介されているが、それを経営戦略という観点でまとめられており、非常に興味深く読ませて頂いた。
    「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」と評されるように、中長期的な視点で物事を判断する武将であったと想像するが、...続きを読む
  • 教養として知っておきたい33の経済理論
    ものすごく読みやすい。なんとなく分かった気になっていたことをしっかり学べた。特にシャハトの経済理論のしなやかさは今の世の中にものすごく必要な理論のような気がした。
  • おひとりさまの老後対策(小学館新書)
    「おひとりさま」と言っても独身者だけではなく、既婚の場合でも、死別、離別によりいずれはひとりになることから、結論としては本書は全ての高齢者および高齢者予備軍向け老後対策本ということができる。

    まずは、「高齢単身者の超厳しい現実」からはじまり、「とにかく所得と年金を増やせ」、「単身者こそ相続対策を怠...続きを読む
  • 税金を払う奴はバカ!―――脱税ギリギリ!?
    相当日本の税制が嫌いな人っぽい笑
    その分は差し引いて読んだほうが良さそう

    内容は勉強になった
    まずはサラリーマン以外で所得を得られないと話にならない。
  • お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
    世界の覇権をめぐる戦いの歴史をたどることは、語弊があるかもしれないがエンタメに近い感覚だ。悲劇の当事者らの痛みが伝わらない程度に古く、地理的にも日本から遠い(覇権争いにほぼ絡めてないからね)。僕には、ワンピースやキングダムのようなアニメより100倍面白い体験がそこにはある。
  • 教養として知っておきたい33の経済理論
    言葉だけ知っている初心者でも、経済の仕組みがすんなり入ってきた。伸縮財政の適用は今の日本に必要。拡大再生産なしには成り立たないお金の仕組みは、経済発展を唱える少し上の世代の意見のベースが分かった気がする。経済発展できないこれからの社会に生まれる次の理論は何だろう。
  • 家康の経営戦略 国づくりも天下泰平もカネ次第
    270年てすごいよ。軍事的に強いだけじゃなくて、大成を見据えて水道や貨幣などの公共事業を整えるとかすごい。待つ人生は辛かったかもしれないけど、それだけ周りをよく見ていたのかもしれない。
  • 教養として知っておきたい33の経済理論
    経済学のトリビア知識やエピソードをちりばめた本である。「経済理論」と言うほど硬くはなく「教養」と言うほど高尚ではない。気軽に読めて「経済」が身近に感じられる本。
    現在の社会の政治経済を考察するためには、やはりある程度の経済学の知識は必要不可欠と思う。本書のようなわかりやすい経済学周辺知識は、小生のよ...続きを読む
  • あらゆる領収書は経費で落とせる
    会計のノウハウ集かと思ったが、経費についてあまり知られていないことを書いた本。
    前提知識不要で、とても読みやすかった。
  • 「土地と財産」で読み解く日本史
    土地とお金で歴史を読み解くと新しい視座が見えてくる。
    聖徳太子の大化の改新、平家と源氏の攻防、応仁の乱などなど
    歴史の転換点に人、モノ、金の流れがどのように変わっていったのか、大変興味深い視点で一気に読んでしまった。
    最後に現代の日本の税氏に関しても、元国税調査官という筆者の経歴から示唆に富む文章が...続きを読む
  • 「土地と財産」で読み解く日本史
    お金という視点で歴史をみると、今までの歴史と少し違ったイメージを持った。もっと早く出逢っていたら、もっと歴史の魅力や多面的な見方で、自身の学びを深めれたかもしれない。
    現代では、価値あるものとして定着しているお金。でも、紙切れ1つに、現代のような価値観をもたせるまでには、壮絶な物語があったんだなあと...続きを読む
  • 税務署・税理士は教えてくれない「相続税」超基本
    本書は「相続資産が3600万円以上ある方に向けて」書かれた本です。相続なんて自分には関係ないと思っていても、該当する人も多いようですね。
    しかし該当しても「申告して、結局、納税額ゼロ」のケースも多いようです。本書はその具体的な事例をわかりやすく説明してくれます。
    また相続税の税額...続きを読む
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」
    世界の覇権をめぐる戦いは「お金」という名の川の沿岸で起こっている。

    覇権をめぐる主要国の血みどろの戦いは、語弊があるかもしれないがエンタメに近い感覚だ。悲劇の当事者らの痛みが伝わらない程度に古く、地理的にも日本から遠い(覇権争いにほぼ絡めてないからね)。僕には、ワンピースやキングダムのようなアニメ...続きを読む
  • やってはいけない老後対策(小学館新書)
    「やってはいけない」とありながら提案する内容は
    「こうした方がいい」というものが多かった気が
    しましたが、国税局出身の著者の提言だけあって、
    肝に銘じるべきアドバイスは役に立ちます。

    最後に「これだけは本当にやってはいけない」と
    痛切に挙げている事柄は「なるほどなあ」と、
    これが一番言いたかったこ...続きを読む
  • 信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第
    歴史が好きで昔から小説も解説本も読んできましたが、いつも疑問に思っていたのは「なぜ信長以外の大名は鉄砲をもっと活用しなかったのだろう」というものでした。この本を読んでやっと私なりに解答が見いだせた気持ちになりました。

    要するに、信長以外は「経済力=お金」が無かったので、兵農分離をさせて給料を払う常...続きを読む
  • 税務署・税理士は教えてくれない「相続税」超基本
    税理士が書く記事は税理士が得するように書かれている。税理士でない著者が書く本書は、そのからくりも解説してくれるので、一般人の私にはとてもためになる。
    いざというときのために、早めに読んでおくとよい。

    現在の税制を利用したせこい人々へのチクリとした言及もよい。ぜひ法改正に携わってほしい。