松岡和子のレビュー一覧

  • 深読みシェイクスピア

    Posted by ブクログ

     ちくま文庫からシェイクスピアの訳書をたくさん出している松岡さんの話を、演劇評論家の小森収という人が聞く、という本。蜷川幸雄の「彩の国シェイクスピア・シリーズ」に関わっている経験から、始めの翻訳が、稽古場でどんどん変っていき、原文に新たな解釈が与えられるという面白さについて語っている。
     メインは上で述べたようなことだが、当然、作品そのものの解説も含まれているところがあり、特に『ヘンリー六世』の解説のところで、「征服王ウィリアムとか、ヘンリー二世とか言ってるけれど、彼らは今でいえばフランス人で、ウィリアムはノルマンディーのギヨームだし、中世イングランドのブランタジネット王朝の始祖とされるヘンリ

    0
    2018年06月25日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

    Posted by ブクログ

    これは嘗て読んでいたはずなんだけど…
    内容をすっかり忘れていた。と言うより最初に読んだ時は頭に入らなかったのかもしれない。
    松岡和子訳は読みやすかったが、やはり登場人物の冗長なセリフを読み進むのは疲れた。疲れるけど、所々印象に残るセリフはある。例のセリフは
    「生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ」
    上手い訳だと思う。でも
    「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」
    のインパクトが強すぎて、それを超えるのが難しいのだろう

    0
    2017年05月16日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

    Posted by ブクログ

    台本形式の書かれ方だったけど、読んでるうちに自然と引き込まれた。すっごいハッピーエンドなお話でビックリ!これはやっぱりお芝居で見てみたいから、来年の公演が楽しみ

    0
    2016年11月04日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりのシェイクスピア。
    やっぱり劇を見たい。

    タイトルは登場人物たちと観客におけるダブルミーニングだと思う。
    第三幕 第二場でオーランドとロザリンドが再会した場面でのロザリンドの
    「時の歩みはそれぞれ人によって違うんですよ。」
    という言葉が印象的だった。

    0
    2015年05月06日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

    Posted by ブクログ

    よく引用もされ筋もよく知られている戯曲で、ハムレットとかよりずっとわかりやすいと思っていたのだが、逆に面白さが理解しづらかった。
    読者に見えるイアーゴーは最初から裏表のある男、ずるい男、なのに、作中人物誰もが終盤まで「彼は善良だ、彼は信頼できる」と言う。これで戯曲でなかったら、作中で「うわあ、これは裏の顔を知らなかったらだまされるわ」と読者に思わせないとだめだと思うし、むしろ最初は善良な役柄として出しておいて話の途中で読者の度肝を抜くべきだと思うが、戯曲なので舞台ではそれを演技で見せられる、ということなのだと思う。
    イアーゴーがどうしてそんなにもオセローを陥れたいのかはっきりは語られないが、黒

    0
    2014年12月19日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

    Posted by ブクログ

     シェイクスピアの喜劇。
     お気に召すままというのはエピローグのセリフに由来するものだろうか。
     喜劇だけあって、出てくる登場人物はみなすべてどこかおかしい。
     いつか舞台で見てみたいものだなぁ。

    0
    2014年01月28日
  • ヴェニスの商人 ――シェイクスピア全集(10)

    Posted by ブクログ

    これも授業で読んだ本。思い出す、隣の友達と一緒に本文を探しまくったあの日を。あの時間を。思い出すと楽しいものだな。肉を切り取る、ってのがイマイチ、ピンとこなかったな。

    0
    2009年10月04日