中田永一のレビュー一覧

  • くちびるに歌を

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    ふと、家にあったので読んでみた。
    『手紙〜拝啓 十五の君へ〜』って歌詞よく知らなかったけど、凄く良いね。
    15歳付近で読むのにもよき本だし、手紙の宛先の30歳付近で読むのも良い。私は後者で出産後すぐだったので、尚更エピソードと重なり素敵な本だと感じました。

    エモいね!

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    2024年05月29日
  • 私は存在が空気

    匿名

    購入済み

    一般的に見れば冴えない、しかし超能力をもった若者たちの6編からなら短編集。
    彼らの恋模様と思春期の悩みが胸をきゅっとさせられるほどよく描かれていた。
    最初の少年ジャンパーで心をいっきに鷲掴みにされた。
    笑えるのに泣けてしまい、感情移入が半端なかった。

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    2024年05月01日
  • ダンデライオン

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    タイムリープとしてはわかりやすく初心者でも読みやすいと思う。ただストーリーの起伏は少なくもっと深い内容があっても良かったなと感じる。
    シナリオに沿って物事を進める、このシナリオは誰が考えたのだろう。未来を知っていてもそれが全く変わらず進んでいく。多少の変化があってもおもしろいだろうが、タイムリープの話は難しい。

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    2024年03月17日
  • くちびるに歌を

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    よくある山あり谷ありの青春ストーリー。
    でも、家族の絆や地域の人間性は、五島列島ならではの背景なのかな?良かった。
    最後に些細な繋がりが見えて感動。

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    2024年03月16日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    ネタバレ

    【その人を好きになることもある。】
    4つのショートストーリーが収められている。人を好きになる過程が人ぞれぞれ、というか、まず恋愛以前に、個人レベルでその人を考えたり、思ったり、想像したり、そんな時間を他の人よりも断然長く過ごすことになる何かしらのきっかげがそれぞれなのかなーとか思った。どこで落ちたのかは分からなかったり。落ちてるかも信じられなかったり。だからそれが現実の恋愛になってもならなくても、等価値だと思った。人を思うことって美しいと思った。

    「愛とは状態のことで、恋とは状態が変化するときに放出される熱なのではないか。」

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    2024年03月01日
  • くちびるに歌を

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    引き続き中田永一さんの青春小説

    五島列島の中学が舞台
    ボッチ上級者のサトルと男性不信のナズナ
    人には言いたくない深い悩みを抱える二人を主人公として、合唱部の先生と仲間達がコンクールに出場までの話がメイン
    サトルもナズナも仲間達と触れ合いながら少しずつ変わっていく
    美人で男子の憧れの的、柏木先生
    ぶっきらぼうなキャラが意外だった〜笑
    みんなの五島の言葉が素朴で温かい
    読んでいるうちに、私にも喋れそうな気がしてくる

    中学の合唱コンクールが懐かしい
    練習中、男子がすぐ遊び出す
    真面目な女子が怒る
    時期が迫るとどうにかまとまってくる
    本書と一緒
    いつの時代も一緒なのかも〜

    中一の時の曲は今でも忘

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    2024年02月29日
  • ダンデライオン

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    面白かったです。途中までグイグイ読み進めてどうなるの?と思った所でホッとする結末、終盤もっと鳥肌感欲しかった。

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    2024年02月11日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    後ろの解説にもありますが、簡単な言葉でも漢字ではなくひらがなで書かれるのが私には読みにくかったです。
    恋愛小説に今まで触れてこなかったので、読んでいて普段使わない胸の内のキュン受容回路が動く感じがしてハイカロリーでした。
    物語の最後で謎が解ける時の気持ち良さが、短編なのに満足感があって良かったです。
    かなり好き。最後の書き下ろし「小梅が通る」が1番好きです。

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    2024年02月09日
  • 私は存在が空気

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    発想力が凄いな、よくこんな事思いつくなと久々にワクワクしちゃいました。恋愛系は苦手なのだけど、これはほんのりとした甘さがあって何の抵抗もなく読めました。

    ファンタジー気質な世界をライトに楽しめる一冊に出会えたなと言う感覚です。

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    2024年01月31日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    短編集。
    交換日記、学校での落書き、三角形はこわさないでおく、うるさいおなか、吉祥寺の朝比奈くん、
    どの話にもオチがあって一つ一つのボリュームはないものの心温まる?というよりは、じーんとする話が多くよかった。

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    2024年01月30日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    興味をそそるような設定の中で展開されるピュアな恋愛小説集。性的な描写もなく健全です。そんな小説を斜め読みしている自分はずいぶん汚れてしまっていると思いかなしくなる。
    年配な人達もたまにはこんな小説で昔の気持ちを取り戻すのもいいかも、とも思った。

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    2024年01月27日
  • くちびるに歌を

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    いつか行ってみたいと思っている五島列島を舞台にした中学生の青春ストーリー
    五島の景色や合唱のハーモニー、想像しながら読んだけど映画でも観てみたい。

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    2024年01月06日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    単純な恋愛短編集かと思いきや最後は意外な展開に発展する作品が多く面白かった

    おなかの話はあれで悩んでいる人の気持ちを考えたことなかったので軽く衝撃を受けた
    常時気にしておかないといけないのきつすぎるな

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    2024年01月02日
  • 私は存在が空気

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    少年ジャンパーが凄く好きです。
    主人公大塚くんの、瀬名先輩との日々を通した心情の変化や瀬名先輩に対する心遣いが印象に残っています。
    最後のサイキック人生では、主人公である星野泉にとって超能力は自分の中で自分と他人との間に壁を作ってしまう、あまり嬉しくないもので、後に星野泉のその考えに変化をもたらす一因である蓮見恵一郎にとっては妹の命を守り得た貴重なものである、という対比が印象的でした。
    この本全体として、ふふっと笑えるような一文があったり、心に沁みる場面があったりと読んでいて楽しかったです。

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    2023年12月17日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    淡い恋愛模様を描いており、話のテンポや雰囲気が良いなと感じた。5つの話の中で、「三角形はこわさないでおく」が印象的。恋の切なさ歯がゆさを感じつつ、その先の展開がどうなるのか思いを馳せてしまう。

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    2023年12月12日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    ネタバレ

    初めて行った古本市でパッと手に取った本。

    ちゃんと違和感があるのにスルーして、後からそういうことかってなった。(語彙力)


    『吉祥寺の朝日奈くん』
    やまだまやの夫が先輩と分かった瞬間鳥肌たった。確かに、先輩が女の人とキスしとるとこを撮る必要ある?って引っかかったんよな。
    この話は読み返した。

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    2023年11月26日
  • 僕は小説が書けない

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     文芸部って小説を愛するだけでなく、自分たちでも小説を書く部活だったのか。学生時代そんなクラブなかったので知らなかった。出生の秘密から自分に自信がなく無気力な主人公の成長物語。七瀬先輩があまりにも普通の女子高生すぎてさほど魅力を感じなかったが、原田と御大の正反対のOBや個性溢れる文芸部員が面白い。お父さんの言葉が染みる。色々あっても優しく愛に溢れた家庭に育ち、周りの人に恵まれたからこそ、コンプレックスを克服し成長できた光太郎。彼のその後も気になる。

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    2023年11月19日
  • くちびるに歌を

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    文化祭の夕方、合宿最終日の夜。ああ、終わっちゃうんだなぁという切なさが蘇ってきて、青春だなぁと思った。

    アキオとドロップスのエピソードが
    予想外の繋がり方でグッときた。

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    2023年11月12日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    短編、どれも面白かったです!
    百瀬の話をもう少し長編でみたいなと思った。
    いろんな恋愛の仕方があるんだなあ
    出会いとはどこから降ってきてどこでつかむのか計り知れないから面白い。

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    2023年11月10日
  • くちびるに歌を

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    最初の方、誰が言ってるパートか分からなかった。でも分かってからは面白かった。子供が合唱団に入っているので、結構感情移入したかな。

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    2023年08月17日