中田永一のレビュー一覧
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表題作ほか三つの恋愛小説からなる作品集。高校生が主人公の作品ばかりで、自分の「あの頃」を思い出して"キュンキュン"しながら読んだ。『百瀬、こっちを向いて。』は先に映画を観ていたが、原作の方がすごくよかった。著者は「覆面作家」だそうで、ググってみたらあの有名な作家さんで、とても驚いた。Posted by ブクログ
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若者たちの青い恋愛
現実にあるのかなと思える恋愛ストーリーが4編で構成されている
「キャベツ畑に彼の声」の
あり得難い設定の
ちょっと上から目線のドキドキに
引き込まれてしまった
Posted by ブクログ -
久しぶりに小学生時代に戻ったようでした!
分かりやすくて読みやすくてスルスル入ってくるからあっという間に読んでしまった!
今どきの子どもたちはこんなの読んでるんだな〜って楽しくなりました!
ストーリーは、大人には物足りなさがあれどもちょうど良い軽さ。
3巻完結ということなので、楽しみにしたいと思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
「吉祥寺の朝日奈くん」を読んだ勢いで、こちらのデビュー作に行ってみる。
表題作は、自己肯定感が低く教室での存在感も薄いノボルが、ある事情で百瀬という美少女と学校の中だけ付き合っているふりを始めて…というお話。
話の行き先は想像がつくのだが、そこに行き着くまでの、自分の気持ちを計りかね、自分の心を否...続きを読むPosted by ブクログ -
✨あらすじ✨
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、み...続きを読むPosted by ブクログ -
なみうちぎわが1番良かったです。
地味目の小太郎の人物像が印象的でした。
最後の小梅が通るは美人あるあるでしたね。
美人も美人の苦労があるんですね?
確かに生まれ持った美しさはうらやましいけど、
年をとるとその人の行動に魅力を感じるのは私だけかしら?
追記 最近 ツルゲーネフのはつ恋読みました。Posted by ブクログ -
恋愛の短編集。学生が主人公の4つの物語があった。
最初の3つは、全部最後の方に「え!そうなの!?」っていう、なんというか前提が変わるみたいな仕組みがあって、2度読みしちゃう感じだった。
最後の1つの「小梅が通る」は、個人的に1番好きだった。あと、キュンキュンした。
(この話は、他の3つと違って、最...続きを読むPosted by ブクログ -
超能力をもつ少年少女たちの物語。「少年ジャンパー」と「ファイアスターター湯川さん」が好きだったかな。
テレポーテーションのできるひきこもりの少年とは、おもしろい発想。もし超能力が使えたら…と考えるのは楽しそう。Posted by ブクログ -
1話目の引きこもり少年、両親が明るくてよい。登校への拒否感はあるものの、閉塞感がなく息苦しくない不思議な引きこもり。ストーリーも好き。少しはみ出した人たちを書かせたらぴかいちだなぁPosted by ブクログ
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本の話だから、まあ予想がつくけど、と侮っていたら、結構いけた。凸凹はあるが。今まで読んだことのなかった作家のものが新鮮でよかった。この作家、読んでみようかという気にさせる。
中田永一「メアリー・スーを殺して」この小説自体がメアリー・スーぽいがなあ。
宮下奈都「旅立ちの日に」期待したけどねえ。手抜き。...続きを読むPosted by ブクログ -
超能力者×恋物語、6つの短編集ですらすら読める。
平仮名多めなのが読んでて気になるので、★-1。
物語は読みやすいし、面白かった。他の作品も読んでみたいと思う。Posted by ブクログ