中田永一のレビュー一覧
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『私は存在が空気』を読んだ際、こちらの紹介がされておりうっすらと記憶に残っていました。
ある日本屋に行き、本棚を眺めていると『百瀬、こっちを向いて』という見覚えのある題名が。読んでみたい気持ちがずっと心のどこかにあり、すぐに手に取り購入しました。
読みやすく楽しみながら読めました。中田さんの他の作品...続きを読むPosted by ブクログ -
4つのお話からなる。
百瀬、こっち向いて。
自称「人間レベル2」の相原ノボル。
宮崎瞬(ノボルの幼馴染)の浮気相手兼ノボルの彼女役。
神林という完璧彼女がいながら。
この4人の奇妙な関係、本当の役者は誰だったのか?
ダブルデートをしたとき、拾った鬼灯を瞬に手渡した神林はどこまで知っていたのか。
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主人公がたくさんいて、視点も変わりますが、主要人物の個性がはっきりしているためかさほど混乱せずによめました。
「手紙」はやっぱりいい曲ですね。章ごとにある、生徒が未来の自分にあてた手紙が印象に残ります。
五島列島が舞台で、終わり方も爽やかです。Posted by ブクログ -
自分の殻に閉じこもってる人にオススメできる本だった。特に、一歩踏み出すことで価値観が変わり成長する姿が印象的だった。衝突しながらも最後は同じ目標に向かって絆が育まれる展開は、青春を感じるとともに羨ましいという感情を抱いた。Posted by ブクログ
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本がテーマのアンソロジー。
私は原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が断然良かった。
作者のあとがきにこの話が柳宗理さんの体験談を聞いて書いたということが記されていてなおのこと心に沁みました。
自分の命が危ないというそんな中で、私なら何をするかなと考えてしまった。
この本だけでも助かって欲しい...続きを読むPosted by ブクログ -
青春小説。Nコンに向けて、全力疾走!と思いきや、思春期ならではの問題や家庭の問題を織り交ぜながら語られていく。最初はばらばらだった合唱部がNコンに向けて、どんどん一丸となってく様はまさに青春。作中で語られた自由曲がどんな歌なのかが気になるけれど、それは各々の想像に任せた方がきっと楽しいんだろうな。Posted by ブクログ
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短編集。
タイトルの「吉祥寺の朝比奈くん」が一番面白かったな。
ハッピーエンドで終わるわけではないけれど、どの話も終わった後の余韻が広がっていくような終わり方で、それがなかなか良かった。Posted by ブクログ -
恋愛小説が読みたくて手に取った。でも、自分が思っているような甘酸っぱい感じではなく、これを恋愛小説と言っていいのか、というような話ではあった。まあ話ひとつひとつは読むには場面が想像しやすいので星3。Posted by ブクログ
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▶「メアリー・スー」という言葉を初めて知りました。でも、どんな作品にもメアリー・スーは影を見せてると思うし彼女がいなければその作品は面白くなくなるのでは? とも思ったり。▶小路幸也さんの「ラバーズブック」はスッキリとしていて気に入りました。▶宮城あや子さんの「校閲ガール」は主人公のキャラが楽しかった...続きを読むPosted by ブクログ