中田永一のレビュー一覧

  • 百瀬、こっちを向いて。
    『私は存在が空気』を読んだ際、こちらの紹介がされておりうっすらと記憶に残っていました。
    ある日本屋に行き、本棚を眺めていると『百瀬、こっちを向いて』という見覚えのある題名が。読んでみたい気持ちがずっと心のどこかにあり、すぐに手に取り購入しました。
    読みやすく楽しみながら読めました。中田さんの他の作品...続きを読む
  • 僕は小説が書けない
    高橋光太郎
    高校一年生。ちょっとした不幸を招き寄せる体質の持ち主。中二で小説を書いていた。

    佐野七瀬
    文芸部。高校二年生。光太郎を文芸部に誘う。

    颯太
    光太郎の弟。中二。サッカー部。

    光太郎の父
    光太郎に読書の面白さを教えてくれた。

    光太郎の母
    光太郎が小説執筆のため、ワープロソフトの使い方...続きを読む
  • 百瀬、こっちを向いて。
    4編からなる恋愛短編集。
    甘酸っぱさと切なさの青春恋愛物語の中に、各話キャラクターの持つ謎が解き明かされていくミステリーっぽいところも面白い。
  • 吉祥寺の朝日奈くん
    5つの切ない恋愛短編集。
    どの話も謎めいていて、ひとクセあって、伏線回収にひねりがあって、読者をいい意味で裏切ってくる展開。
  • くちびるに歌を
    若さが愛おしい。
    好きじゃないけど、そばにいて欲しい人っているよね。
    作者は本当に多彩だなぁ。乙一の別名だと読んだ後に知ってとっても驚いた。
  • 百瀬、こっちを向いて。
    「なみうちぎわ」と「小梅が通る」が面白かった。
    短編いいけど、長編に慣れるとやっぱり少し物足りなさ感じるな〜。
    読書初心者でも読みやすいかも。
  • 百瀬、こっちを向いて。
    4つのお話からなる。

    百瀬、こっち向いて。
     自称「人間レベル2」の相原ノボル。
    宮崎瞬(ノボルの幼馴染)の浮気相手兼ノボルの彼女役。
    神林という完璧彼女がいながら。
    この4人の奇妙な関係、本当の役者は誰だったのか?
    ダブルデートをしたとき、拾った鬼灯を瞬に手渡した神林はどこまで知っていたのか。
    ...続きを読む
  • くちびるに歌を
    主人公がたくさんいて、視点も変わりますが、主要人物の個性がはっきりしているためかさほど混乱せずによめました。
    「手紙」はやっぱりいい曲ですね。章ごとにある、生徒が未来の自分にあてた手紙が印象に残ります。
    五島列島が舞台で、終わり方も爽やかです。
  • くちびるに歌を
    自分の殻に閉じこもってる人にオススメできる本だった。特に、一歩踏み出すことで価値観が変わり成長する姿が印象的だった。衝突しながらも最後は同じ目標に向かって絆が育まれる展開は、青春を感じるとともに羨ましいという感情を抱いた。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    本がテーマのアンソロジー。
    私は原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が断然良かった。
    作者のあとがきにこの話が柳宗理さんの体験談を聞いて書いたということが記されていてなおのこと心に沁みました。
    自分の命が危ないというそんな中で、私なら何をするかなと考えてしまった。
    この本だけでも助かって欲しい...続きを読む
  • 百瀬、こっちを向いて。
    8月に入ってすぐ読んだ。短編。全体的に青い空と白い雲の透き通った空を思い浮かべるような、そんな青春感のある小説でした。
  • くちびるに歌を
    青春小説。Nコンに向けて、全力疾走!と思いきや、思春期ならではの問題や家庭の問題を織り交ぜながら語られていく。最初はばらばらだった合唱部がNコンに向けて、どんどん一丸となってく様はまさに青春。作中で語られた自由曲がどんな歌なのかが気になるけれど、それは各々の想像に任せた方がきっと楽しいんだろうな。
  • 百瀬、こっちを向いて。
    短編集。生まれたばかりの恋愛を語る本。お気に入りは、「なみうちぎわ」と「小梅が通る」。短編で一気にすらすら読めちゃう。
  • 吉祥寺の朝日奈くん
    短編集。
    タイトルの「吉祥寺の朝比奈くん」が一番面白かったな。
    ハッピーエンドで終わるわけではないけれど、どの話も終わった後の余韻が広がっていくような終わり方で、それがなかなか良かった。
  • 百瀬、こっちを向いて。
    恋愛小説が読みたくて手に取った。でも、自分が思っているような甘酸っぱい感じではなく、これを恋愛小説と言っていいのか、というような話ではあった。まあ話ひとつひとつは読むには場面が想像しやすいので星3。
  • 吉祥寺の朝日奈くん
    さらっと読める恋愛系のお話が5篇♫

    恋愛小説なんだけど、甘すぎない。
    恋愛小説なんだけど、1つ1つちょっとした驚きあり。

    「交換日記はじめました!」と「吉祥寺の朝日奈くん」が好きだった✩︎⡱
    交換日記は、なんでやねん!お前もかい!って展開に笑ってしまった。
    朝日奈くんは、驚きもあり、キュンもあり...続きを読む
  • 吉祥寺の朝日奈くん
    最近潤いが不足していると思われ、中田キュンイチのコラーゲン小説のバトンを拾ってみました。
    「交換日記始めました」キュン×2
    「らくがきをめぐる冒険」キュン×4
    「三角形は壊さないでおく」キュン×3
     これにつきましては、みんみんと私だと脳内で別方向のストーリーになっちゃうねー。
    「うるさいおなか」キ...続きを読む
  • 私は存在が空気
    【恋する超能力者たちの青い春】
    キャッチをつけるならこんなとこか。
    6篇の短編集。

    ●少年ジャンパー
    引きこもりの男子高校生は、トン! と、「ジャンプ」で瞬間移動を繰り返すうちに。

    もっとも乙一さん、いや、中田永一さんらしい作品。
    九州の方言はかわいいな~。

    ●私は存在が空気
    意識して自分の存...続きを読む
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    ▶「メアリー・スー」という言葉を初めて知りました。でも、どんな作品にもメアリー・スーは影を見せてると思うし彼女がいなければその作品は面白くなくなるのでは? とも思ったり。▶小路幸也さんの「ラバーズブック」はスッキリとしていて気に入りました。▶宮城あや子さんの「校閲ガール」は主人公のキャラが楽しかった...続きを読む
  • くちびるに歌を
    小学館文庫を読まねば〜で買った本
    1つ前に読んだダンデライオンとは
    また全然違うなぁ

    ダンデライオンのほうが
    ワックワクー!
    ドッキドキー!だったので
    少々薄味に感じる
    美人元ニート音楽教師のキャラが
    好みにはまらなかったしな

    若人の未来に幸あれ!!!
    って気持ちで読み終わったし
    よかったのでは...続きを読む