中田永一のレビュー一覧
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中田永一=乙一
2008年にNHK全国学校音楽コンクール課題曲となったアンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした本作が、新垣結衣の主演で2015年2月に映画公開決定!読書メーターでも1位だったし、読んでみたのですが、「夢を信じて生きていく」ことの大切さを改めて感じた作品でした。忙しさに忙殺されている現代の大人たちにもオススメ!
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ネタバレ福永ヨウコ
ナズナのひと学年下。アホの後輩。
鈴木
先生。
松山ハルコ
三十歳の女性音楽教師。合唱部の顧問。新年度から一年間出産と育児のため休職する。
柏木ユリ
松山の休職中の臨時の音楽教室。高校まで五島列島で生活し、音楽大学のピアノ科への進学をきっかけに上京した。音大を出た後、ピアニストとして活動していた。ボロボロの軽トラックで通勤している。
辻エリ
合唱部部長。銀縁眼鏡をかけ、真面目な優等生。合唱部への男子の入部が判明した際には反対派の急先鋒となる。
仲村ナズナ
小学校五年のとき、父親が愛人をつくって五島から出て行った。母が入院して末期癌で苦しんでいるときや、死がおとずれたその瞬 -
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過去に小説を書きかけて挫折してしまった主人公が文芸部に誘われて、もう一度小説を書くストーリー。
主人公が書けない理由や恋愛模様もあり、読みやすい青春小説だった。
主人公は冴えない非リア充といった感じで、自分の高校時代と重なった。
高校時代は弓道部に所属しており、1学年上の先輩に恋心を抱いていたのも、主人公が七瀬先輩に抱いていた感情と重なる。
「こち亀」の早矢に似ていた先輩は今頃どうしているだろう...と思いを巡らせた秋の夜長の読書だった。
・小説が仕上がったときに主人公が感じた一文
構成されたイメージが、作者から読者へと受け渡され、つながっていく。その様子は生命の広がりを思わせる。小説を -
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五島列島の中学生の合唱のお話
以下、公式のあらすじ
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青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後 -
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ネタバレ交換日記始めました!
小柳圭太
遥と交換日記を始めた。
和泉遥
和泉有紀
遥の妹。
鈴原万里
科学部。
遥の母
久米田良子
引越し業者のトラックから交換日記が落ちて拾った。
山田康志
プログラマー。父がフリーマーケットで買ったトートバッグに交換日記が入っていた。
塩川芳雄
小説『ハレー彗星』の作家。
ラクガキをめぐる冒険
桜井千春
中学二年のとき、真之助とクラスメイトてで連絡先を交換した。
遠山真之介
中学時代の元同級生。
大和田百合子
千春が中学時代に知り合った友人。
御手洗
千春が中二のときの担任。
小笠原宣夫
誰とでも仲良くしてた。
森アキラ
机に落書きされて -
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転生ものあるあるのお金持ち、とか前世の記憶を活かして、といったテンプレは踏襲しつつも、他の作品と異なるのは彼の目的はたった一つ、大切な声の持ち主を死なせないこと。ただそれのみに向かって物語は進む。
だから、それ以外の不幸ターンは放置する。
主人公自体はイケメンでもなく、むしろ容姿は優れていない設定。
ついでに、あれも良くなったなんてご都合主義はない。ラブフラグも立たない。失うものはきっちり失う。徹底している!
でも、少し優しい結末が待っている。
あと、多分未来は明るい、とも思える。
取り巻きの2人の主人公に対する心酔ぶりがすごいんですよねー。超絶イケメンと縦巻きロールのお嬢様。多分主人公よ -