中田永一のレビュー一覧

  • 僕は小説が書けない

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    主人公は家族との関係に悩み、小説を書くことをやめてしまった高校生の少年。
    高校の文芸部に入ることになり、部員やOB達からの教えを受け、小説を書き始める。
    小説の書き方を主人公と共に学ぶことができる。
    小説を書きたい人への入門書としては良著と言えるのではないだろうか。

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    2017年08月17日
  • サイドストーリーズ

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    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限られた数の本しか読むことができないわけですから、
    こういう本から情報をもらうのも面白いですね。

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    2016年10月11日
  • サイドストーリーズ

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    読み終えるのが惜しい、
    物語がある。

    もう少し読んでいたい、
    余韻に浸っていたい、
    もしかしたら
    CDの隠しトラックの様に
    どこかに後日談的なものがあるんじゃない?

    と、いつまでも
    本を閉じたり開いていたりして。(^^;

    この本の中では
    >まほろ駅前シリーズと
    >天地明察が
    私の読み終えるのが惜しいリストの中の作品。

    サイドストーリーとして
    <一服広場>をテーマに再び彼らに会えたのは嬉しかった。
    他の作品も面白かったなぁ~
    機会があったら、本編のほうも読んでみたい。

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    2015年08月10日
  • くちびるに歌を 3

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    すごくうつくしい円環が生まれるので、しばらくは浸っていたいーーー


    まとめて読んで良かった。すごく丁寧に再構築された作品なんだと思う(原作知らないのでこういう言い方)。
    コミュ障の自虐に寄りすぎず、ツンデレに陥らず、突き落としすぎず、でも昨日と今日は地続きで突然奇蹟が起きるわけではない。
    それがとても「いい塩梅」だ。

    ただし、とても地味なので、売れにくそうで不安だわ(笑)
    モリさんの「エロカワ」は控えめだしねー。

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    2014年10月18日
  • くちびるに歌を

    中田永一=乙一

    2008年にNHK全国学校音楽コンクール課題曲となったアンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした本作が、新垣結衣の主演で2015年2月に映画公開決定!読書メーターでも1位だったし、読んでみたのですが、「夢を信じて生きていく」ことの大切さを改めて感じた作品でした。忙しさに忙殺されている現代の大人たちにもオススメ!

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    2014年07月13日
  • くちびるに歌を 2

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    個人的に、ナズナがすごく可愛い巻。

    原作小説読んだ後だとなおさら、
    ナズナの気持ちが
    読み手に伝わってくると思います。

    男子と女子の対立が、
    前巻からさらにエスカレート。

    モリタイシさんはほんとに
    小説の雰囲気を漫画にするのが上手い!

    特に、男子の不真面目さに怒り心頭する部長のシーンは
    小説で読んだとき以上に迫力があります。
    男子の不真面目さに読み手もイラっと来ると思います(笑)
    良かったな〜このシーン。

    あと、サトルとコトミの絡みも
    今巻では必見です(笑)

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    2014年04月03日
  • くちびるに歌を 1

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    あーもう!面白い面白い面白いよー!!!
    青春始まったばかりの15歳。
    真っ直ぐ真っ直ぐな15歳。
    合唱部の青春もの。青い。
    私も、サンデーのレンジマン打ち切りに涙した一人だったから
    これは運命。

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    2013年10月06日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    4編からなる、短中編でどの話もなんとも甘酸っぱい学生の恋愛の話で、とある秘密や嘘が共通してキーとなっています。

    作者は男性なのに、女性の心情を自然に描いている。

    特に「小梅が通る」の話がよかった。友情と恋心など、短い話に詰まっていて。
    長時間の移動中に読んでいたけど、久しぶりに読書でフローに入っていた気がする。

    初めて読んだ作家さんだったけど、こういう恋愛小説もたまにはいいなと思いました!

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    2026年10月21日
  • ダンデライオン

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    時を渡る系(タイムスリップ、リープ)の話が大好きなので楽しみに読み始めました。
    緻密な時間設定に頭をフル回転させながら最後まで一気読み。
    解説によるとこの作品は『タイム・リープ あしたはきのう』を読んで作者がいつか書きたいと思って書いた作品だということで、私が時を渡る系にハマったのも『タイム・リープ』だったから、そりゃ夢中で読み進めるわけですね。

    作品内に出てくる『たんぽぽ娘』が気になるなぁ。
    作者の中田永一さんって、あの作家さんの別名だと知って、緻密で意表を突く展開なのは当然…と納得!

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    2026年10月01日
  • くちびるに歌を

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    さわやかな物語。情景が目に浮かぶ。五島列島のようなところで、こんな風に色々感じて過ごす青春って素敵だろうな。

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    2026年09月02日
  • くちびるに歌を

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    白乙一作品良いっすね。
    青春だー。
    最後の伏線をすぅっと回収する感じもすごい良かったし、ちょっとウルっときました。

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    2026年08月16日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    どのお話も、もう少し続きが読みたい!と思うところで終わってしまうけど、ほっこりした余韻が残る。
    「百瀬、こっちを向いて。」「小梅が通る」はとても好き。

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    2026年07月23日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    ネタバレ

    映画化された表題作ももちろん良かったですが、個人的には、最終話の「小梅が通る」が一番好きな話でした。映画のライアー・ライアーと設定が似ている感じがしておりましたが、主人公の春日井柚木は、中学時代に気になっていた先輩に、ブスと言われたことがきっかけで、恋愛にトラウマを抱いておりました。そのため、男性とお付き合いをすることは、もうやめようと考え、学校では、ブスメイクをして、本当の自分を隠しながら、生きておりました。そんな中、焼肉屋にすっぴんで、家族と主人公は、行きますが、偶然その場に居合わせた山本寛大に、一目惚れされてしまいます。どうすればいいかわからなくなった、主人公は、妹の小梅だと名乗り、架空の人物になりきることで、その場をしのぎます。そのような中、山本寛大は、どうしても、もう一度、小梅と会いたいという欲望から、数学のテストで70点以上取れたら合わせてくれと言ってきます。独特な2人の関係は続いてきますが、山本寛大が、彼女を作りたいのにも理由がありました。ラストシーンは、爽やかなよい終わり方でした。

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    2026年07月13日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    話ができすぎているような気もするけどこれくらいでいい。学生時代のゴールデンタイム。それぞれ何かしらのコンプレックスのようなものを持った主人公たちが変わった恋愛をしていく様がよかった。家庭教師の回がいちばん印象的。

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    2026年07月08日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    ネタバレ

    ・交換日記はじめました!
    交換日記から始まる物語。時を超えて紡がれるというところから、普通の交換日記では垣間見えないような、恋愛のやり取りが浮き彫りになっていた気がした。

    ・ラクガキをめぐる冒険
    遠山と私がかつて、学校に忍び込んで、机に落書きをしたり、落書きを機に不登校になっていた森アキラが、実は落書きに関わっていたという下りが、良かった。遠山が、意地悪な先生からテストで満点を取っていたというのも、面白い。

    ・三角形はこわさないでおく
    ページをめくったら、この言葉が出てきましたが、その言葉にどれだけ、意味が詰まっているのかと想像すると、深いなと考えました。三角関係を描いているお話しではありましたが、なんとも言えないような感情になり、恋愛の切なさが伺えました。

    ・うるさいおなか
    授業中とか、静かな所にいると、お腹がなってしまう女性を描いた作品。高山さんが気になっていた寺島先輩に、彼女がいたことが分かるシーンは、恋愛関係の独特の切なさがありました。春日井君と高山さんとのやり取りは、面白かったです。パチンコ店で、働いていた理由もガヤガヤしているからというのは、ハラナリストとしての苦悩が出ていました。最後に、亡くなった母親のお腹を録音していた父親のレコーダーを聴くところで終わるところが、秀逸でした。

    ・吉祥寺の朝比奈くん
    表題作ではありましたが、一番心に残った作品であるかもしれません。というのも、驚きの要素が含まれていたからです。朝比奈と山田まやが、不倫をするというのが、大枠なテーマでしたが、山田まやの夫が、朝比奈がお世話になっていた哲雄先輩だとは、思いもよりませんでした。意外性がある短編でした。

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    2026年06月17日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    10年ぶりに読みました。
    どの話もよかったですが、個人的には表題にもなっている「百瀬、こっちを向いて。」が好きでした。
    ラストシーンがとても印象的で自然と笑みが溢れました。
    早見あかりさん主演で映画化されたのを知っているので、百瀬=早見あかりさんのイメージです。

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    2026年05月12日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    めちゃめちゃよかった。
    高校生が主人公の本ってあまり読まないけど、そういう青春系のものもまた読みたいと思ったし、この作家さんの他の作品も読みたいと思った。
    短編集だと知らずに読んだけど、1つ1つの話に少し泣いてしまうような良さがあった。

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    2026年05月12日
  • くちびるに歌を

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    五島列島に住む学生たちが、混声合唱でNコン予選に出るまで。
    女子のみだった合唱部に、産休代替できた美人先生に惹かれて男子が入るところから、お話が始まる。
    色々な人間模様が絡み合って、みんなが抱えている見えないことを乗り越えていく。

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    2026年04月15日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    ネタバレ

    4つの恋愛小説がつまった小説集。
    主人公はどれも高校生で、大きな出来事が起きるわけではないけれど、一人一人が自分の恋心をそっと育て、そして、それぞれなりに消化していく、、、。
    文章も読みやすく、情景を思い浮かべやすい。
    主人公だけでなく、その話に出てくる全員がなんだか愛おしく思えてくる作品です。

    本編とは関係ないけれど、中田永一が覆面作家で、なんと別名義をいくつも持っていることを初めて知った。作品は読んだことないけれど、名前は知っている有名な人だったので、驚いた。

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    2026年02月24日
  • 彼女が生きてる世界線!

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    交通事故で死んだら、生前大好きだったアニメの悪役に転生していた、というなんともありがちな設定なのに、めちゃくちゃ面白かった。さすがです。
    特に主役のアクトのキャラが良い。元サラリーマン。悪役なのに、普通に良識のある大人の行動をとるため、最初から元のアニメの内容から破綻している。そして、彼女(ヒロイン)が生きてる世界線に向けて、一生懸命行動する。これが、なんとも先がよめそうでよめない。
    そのほか取り巻きの2人、執事、運転手、父親などなど、個性のたったキャラが色々出てきて、楽しい。
    ということで、とても楽しく読めた。

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    2026年01月26日