中田永一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
正直楽しかったです。
作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
限られた数の本しか読むことができないわけですから、
こういう本から情報をもらうのも面白いですね。 -
中田永一=乙一
2008年にNHK全国学校音楽コンクール課題曲となったアンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした本作が、新垣結衣の主演で2015年2月に映画公開決定!読書メーターでも1位だったし、読んでみたのですが、「夢を信じて生きていく」ことの大切さを改めて感じた作品でした。忙しさに忙殺されている現代の大人たちにもオススメ!
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画化された表題作ももちろん良かったですが、個人的には、最終話の「小梅が通る」が一番好きな話でした。映画のライアー・ライアーと設定が似ている感じがしておりましたが、主人公の春日井柚木は、中学時代に気になっていた先輩に、ブスと言われたことがきっかけで、恋愛にトラウマを抱いておりました。そのため、男性とお付き合いをすることは、もうやめようと考え、学校では、ブスメイクをして、本当の自分を隠しながら、生きておりました。そんな中、焼肉屋にすっぴんで、家族と主人公は、行きますが、偶然その場に居合わせた山本寛大に、一目惚れされてしまいます。どうすればいいかわからなくなった、主人公は、妹の小梅だと名乗り、架空の人物になりきることで、その場をしのぎます。そのような中、山本寛大は、どうしても、もう一度、小梅と会いたいという欲望から、数学のテストで70点以上取れたら合わせてくれと言ってきます。独特な2人の関係は続いてきますが、山本寛大が、彼女を作りたいのにも理由がありました。ラストシーンは、爽やかなよい終わり方でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・交換日記はじめました!
交換日記から始まる物語。時を超えて紡がれるというところから、普通の交換日記では垣間見えないような、恋愛のやり取りが浮き彫りになっていた気がした。
・ラクガキをめぐる冒険
遠山と私がかつて、学校に忍び込んで、机に落書きをしたり、落書きを機に不登校になっていた森アキラが、実は落書きに関わっていたという下りが、良かった。遠山が、意地悪な先生からテストで満点を取っていたというのも、面白い。
・三角形はこわさないでおく
ページをめくったら、この言葉が出てきましたが、その言葉にどれだけ、意味が詰まっているのかと想像すると、深いなと考えました。三角関係を描いているお話しではありましたが、なんとも言えないような感情になり、恋愛の切なさが伺えました。
・うるさいおなか
授業中とか、静かな所にいると、お腹がなってしまう女性を描いた作品。高山さんが気になっていた寺島先輩に、彼女がいたことが分かるシーンは、恋愛関係の独特の切なさがありました。春日井君と高山さんとのやり取りは、面白かったです。パチンコ店で、働いていた理由もガヤガヤしているからというのは、ハラナリストとしての苦悩が出ていました。最後に、亡くなった母親のお腹を録音していた父親のレコーダーを聴くところで終わるところが、秀逸でした。
・吉祥寺の朝比奈くん
表題作ではありましたが、一番心に残った作品であるかもしれません。というのも、驚きの要素が含まれていたからです。朝比奈と山田まやが、不倫をするというのが、大枠なテーマでしたが、山田まやの夫が、朝比奈がお世話になっていた哲雄先輩だとは、思いもよりませんでした。意外性がある短編でした。