中田永一のレビュー一覧

  • 百瀬、こっちを向いて。

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    ネタバレ

    百瀬、こっちを向いて。
    相原ノボル
    高校一年生。薄暗い電球のように覇気がなく、学力も運動能力も平均以下で、社交能力は五歳児以下、髪の毛もぼさぼさて服装もださださのクラスの底辺。

    百瀬陽
    野良猫を思わせる瞳。
    髪の毛は真っ黒でまるで野生動物のようにシンプルな格好良さがある。

    神林徹子
    高校三年生。高校で一番の美人。背が高く、髪の毛は腰まである。

    宮崎瞬
    高校三年生。バスケットボール部。徹子と付き合っている。ノボルとは家が近所で母親同士が仲がよかった。ノボルにとっては兄のような存在だった。

    田辺
    ノボルのクラスメイト。ノボルが高校に入って唯一できた友人。


    なみうちぎわ
    餠月姫子
    小太郎

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    2023年07月25日
  • 私は存在が空気

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    キュン♡の魔術師中田さん!
    本作は、どこかおかしくて、ちょっぴり切ない超能力者×恋物語♡

    『少年ジャンパー』
    ひきこもり初心者レベルの大塚くんの超能力はジャンプ
    移動先を思い浮かべて飛び跳ねる
    トン!
    そこへ瞬間移動!
    このジャンプを使って瀬名先輩を助けたことからキュンが始まっていく♡

    二人の関係はやっぱり…
    この結果で良かったと思う♪


    『私は存在が空気』
    超能力は存在感を消すこと!?
    ふつうの人の存在感がレベル100だとすると…
    鈴木伊織はフラットな状態でいるときはせいぜいレベル5くらい
    (同じ部屋にいたとしてもこちらから声をかけないかぎり、気づかないレベル)
    注意深く存在感を消せば

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    2023年06月20日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    一話が電車の片道くらいでさくっと読める短編集!
    長編で読んでみたくなった!

    交換日記を久々に聞いた、今もあるのかな?
    あり得ないからこそ想像が広がった!

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    2023年06月08日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    泣くとは思わなかった。
    1作品目と朝比奈くんが抜群におもしろかった。
    こういう小説を読むのも心が豊かになっていいな。

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    2023年04月29日
  • ダンデライオン

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    さすがは乙一としか言いようのない、面白すぎる展開であっという間に読み切ってしまった。
    「観測済み」かどうかが未来を確定させるというのも現実の量子力学チックで、タイムトラベルものの難しい矛盾点をうまく回避してて違和感なく読めた。

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    2023年04月02日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    5作品とも読みやすく面白かった
    ただ、叙述トリックを意識しすぎると先が読めてしまうところもあったのであまり意識しない方が楽しめると思った

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    2023年03月04日
  • 彼女が生きてる世界線!(1)僕が悪役に転生!?

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    久しぶりに小学生時代に戻ったようでした!
    分かりやすくて読みやすくてスルスル入ってくるからあっという間に読んでしまった!
    今どきの子どもたちはこんなの読んでるんだな〜って楽しくなりました!
    ストーリーは、大人には物足りなさがあれどもちょうど良い軽さ。
    3巻完結ということなので、楽しみにしたいと思います。

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    2023年01月01日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    「ゆる言語学ラジオ」で知って、ずっと寝かしていたが、帰省中に読破。それぞれのショートストーリーに捻りが効いていて、楽しめた。

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    2023年01月01日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    表題の短編を含む短編集。作者は恋愛アンソロジーに載ってた「百瀬、こっちを向いて」でなんとなく印象に残っていたんだけど、短編集を書かせるとうまい人だなぁ。長編読んだことないので比べられないんだけど、短い中にもちょっとした仕掛けがあったり、さらっと読ませる文体だったり、そんな所が好き。「三角形はこわないでおく」が特に好き。あれはあの長さで描くのがちょうどいい。

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    2022年08月14日
  • ダンデライオン

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    ネタバレ

    時空を超えてなお すべてが一本の糸でつながれていた。

    過去への干渉が何度となく行われていたが それはすべて本人たちの意志で行われ それはあるべき未来にちゃんと繋がっていた。

    タイムリープが人生を変えている。しかも本人の手で。

    なんとなく感じた。

    自分の人生だ。それを変えるのは自分の権利だ。

    「運命に負けるな」
    この言葉を実践した人たちに初めて会った。

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    2022年08月11日
  • ダンデライオン

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    31歳の主人公が我が身に起きる時間跳躍現象を利用して11歳の自分に入り込み、20年前の世界である目的のために現在の恋人の家へと向かって…というお話。
    過去は変わらないという設定のようだか、それでも“観測”通りに事が運ぶのか、何かアクシデントがあって歴史が変わることがないか、ちょっとドキドキ。
    この時間跳躍現象の設定、図にした説明があって、ちゃんと辻褄あっているのか、あっていると思うのだけど、何故Dが分かっているのか、ちょっとモヤモヤ。
    裏表紙に『ミリ単位でひかれた』とあり、確かにその設計図は精緻で凄いと思うけど、何かその構成がピタリと嵌ることのほうに気が向いちゃって、お話としての情緒的なものへ

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    2022年04月29日
  • ダンデライオン

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    乙一名義作品「サマーゴースト」と一緒に購入。
    緻密に設計されたSFミステリー。

    大人の主人公と子供の主人公、それぞれの「精神」だけ1日入れ替わる現象を利用して殺人犯の正体をつきとめよう、という物語。

    「時をかける少女」的な世界観が好きな人にはおすすめできるかも。

    時系列を理解するのが少したいへんだけど、それも含めて面白い。

    伏線のちりばめかたも上手。
    「そこがあの部分につながってくるのか!」という驚きの連発で、あっという間に読むことができた。

    ただ、設定はおもしろかったけど登場人物たちにらあまり魅力を感じなかったので☆4つ!笑

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    2021年11月01日
  • 私は存在が空気

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    超能力をもつ少年少女たちの物語。「少年ジャンパー」と「ファイアスターター湯川さん」が好きだったかな。
    テレポーテーションのできるひきこもりの少年とは、おもしろい発想。もし超能力が使えたら…と考えるのは楽しそう。

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    2021年10月09日
  • くちびるに歌を 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    映画も見てみたい

    映画化もされた作品なんですね。そちらも見てみたくなりました。離島の中学校での合唱部のお話です。少年漫画感があります。存在が地味だった桑原くんも、今後どうなっていくのか見てみたいです。我が家にも障害のある子がいるため、桑原くんのことを思うと読んでいて心が痛くなるときもありました。

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    2021年08月11日
  • 私は存在が空気

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    1話目の引きこもり少年、両親が明るくてよい。登校への拒否感はあるものの、閉塞感がなく息苦しくない不思議な引きこもり。ストーリーも好き。少しはみ出した人たちを書かせたらぴかいちだなぁ

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    2021年06月14日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本の話だから、まあ予想がつくけど、と侮っていたら、結構いけた。凸凹はあるが。今まで読んだことのなかった作家のものが新鮮でよかった。この作家、読んでみようかという気にさせる。
    中田永一「メアリー・スーを殺して」この小説自体がメアリー・スーぽいがなあ。
    宮下奈都「旅立ちの日に」期待したけどねえ。手抜き。
    原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジェ」ピンと来ない。
    小手鞠るい「ページの角の折れた本」さすが元詩人だけあって、描写が美しい。物語もいい。
    朱野帰子「初めて本を作るあなたがすべきこと」察してちゃんの夫への対応に苦労する主人公が面白い。
    沢木まひろ「時田風音の受難」官能小説家と編集者との対峙に笑っ

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    2021年05月06日
  • 私は存在が空気

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    超能力者×恋物語、6つの短編集ですらすら読める。
    平仮名多めなのが読んでて気になるので、★-1。
    物語は読みやすいし、面白かった。他の作品も読んでみたいと思う。

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    2021年04月06日
  • 私は存在が空気

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    浅野いにおさんのカバーイラストが素敵。
    素朴な女の子が好きだ。


    本作は雑誌掲載の作品等をまとめた短編集で、書き下ろしはない。

    「少年ジャンパー」
    瞬間移動できるようになった少年のお話。
    この短編集の中で一番良い。
    中田永一っぽい。
    夜中にこそこそとあんなことができるのは、若いうちの、本当に好きな相手のためじゃないとできないだろうと思う。
    「今はこれさえ愛しく感じるのだ。」なんて大人な事を言ってみたい。
    胸の苦しさと爽やかさのどちらも味わわせてくれる。

    「私は存在が空気」
    自分の存在感を操作できるようになった女の子の話。
    恋する先輩が婦女暴行犯?と思いきや……。

    「恋する交差点」
    ショ

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    2020年10月07日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    短編集。以下気になったタイトル

    メアリー・スーを殺して(中田永一)…二次創作小説を書く女の子と、その小説の中に顔をのぞかせるメアリー・スーとの向き合い方について

    砂に埋もれたル・コルビュジェ(原田マハ)…認知症で徘徊癖のある父と世話をする娘の話。あとがきで本を埋める話について読み、考えるところがあった

    ラバーズブック(小路幸也)…アメリカ一人旅中の主人公が立ち寄ったカフェで巡り会う一冊の本について。短編だけど伏線のようなものがあっておもしろく、また「本をみぐる物語」というタイトルにぴったりな話だと思った

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    2020年07月04日
  • 僕は小説が書けない

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    主人公の小説に対する想いや、感情の変化を感じました。この小説を読んで、下手でもいいので挑戦してみる大切さを感じました。

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    2020年04月09日