中田永一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4つのお話からなる。
百瀬、こっち向いて。
自称「人間レベル2」の相原ノボル。
宮崎瞬(ノボルの幼馴染)の浮気相手兼ノボルの彼女役。
神林という完璧彼女がいながら。
この4人の奇妙な関係、本当の役者は誰だったのか?
ダブルデートをしたとき、拾った鬼灯を瞬に手渡した神林はどこまで知っていたのか。
百瀬との間は、役が終わった後も繋がっている。
なみうちぎわ
1997年、高校一年の姫子。
姫子は登校拒否をしている小太郎(小6)の家庭教師をする。
9月。小太郎が溺れたのを姫子が見つけて助けるが、逆に姫子が溺れた。
意識が戻らぬ5年。ずっとそばで見ていた小太郎は、姫子に恋心を抱いてた。姫子はそ -
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【恋する超能力者たちの青い春】
キャッチをつけるならこんなとこか。
6篇の短編集。
●少年ジャンパー
引きこもりの男子高校生は、トン! と、「ジャンプ」で瞬間移動を繰り返すうちに。
もっとも乙一さん、いや、中田永一さんらしい作品。
九州の方言はかわいいな~。
●私は存在が空気
意識して自分の存在を消すことのできる女子高生は、好きな人のために能力を使う。
「ケーキ?」
「うん、宝石みたいなケーキだよ」
「いいところのやつだ」
「いいところのやつだよ」
なにげない会話なんですが関係性がじわじわきて良いです。
●恋する交差点
量子トンネル効果? によって出会った男女は、そのせいでな -
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