中田永一のレビュー一覧

  • 吉祥寺の朝日奈くん

    匿名

    購入済み

    5つの切ない恋愛短編集。
    どの話も謎めいていて、ひとクセあって、伏線回収にひねりがあって、読者をいい意味で裏切ってくる展開。

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    2024年05月01日
  • くちびるに歌を

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    若さが愛おしい。
    好きじゃないけど、そばにいて欲しい人っているよね。
    作者は本当に多彩だなぁ。乙一の別名だと読んだ後に知ってとっても驚いた。

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    2024年01月07日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    「なみうちぎわ」と「小梅が通る」が面白かった。
    短編いいけど、長編に慣れるとやっぱり少し物足りなさ感じるな〜。
    読書初心者でも読みやすいかも。

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    2024年01月03日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    ネタバレ

    4つのお話からなる。

    百瀬、こっち向いて。
     自称「人間レベル2」の相原ノボル。
    宮崎瞬(ノボルの幼馴染)の浮気相手兼ノボルの彼女役。
    神林という完璧彼女がいながら。
    この4人の奇妙な関係、本当の役者は誰だったのか?
    ダブルデートをしたとき、拾った鬼灯を瞬に手渡した神林はどこまで知っていたのか。
    百瀬との間は、役が終わった後も繋がっている。


    なみうちぎわ
     1997年、高校一年の姫子。
    姫子は登校拒否をしている小太郎(小6)の家庭教師をする。
    9月。小太郎が溺れたのを姫子が見つけて助けるが、逆に姫子が溺れた。
    意識が戻らぬ5年。ずっとそばで見ていた小太郎は、姫子に恋心を抱いてた。姫子はそ

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    2023年12月20日
  • くちびるに歌を

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    主人公がたくさんいて、視点も変わりますが、主要人物の個性がはっきりしているためかさほど混乱せずによめました。
    「手紙」はやっぱりいい曲ですね。章ごとにある、生徒が未来の自分にあてた手紙が印象に残ります。
    五島列島が舞台で、終わり方も爽やかです。

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    2023年12月17日
  • くちびるに歌を

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    ネタバレ

    自分の殻に閉じこもってる人にオススメできる本だった。特に、一歩踏み出すことで価値観が変わり成長する姿が印象的だった。衝突しながらも最後は同じ目標に向かって絆が育まれる展開は、青春を感じるとともに羨ましいという感情を抱いた。

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    2023年10月25日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本がテーマのアンソロジー。
    私は原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が断然良かった。
    作者のあとがきにこの話が柳宗理さんの体験談を聞いて書いたということが記されていてなおのこと心に沁みました。
    自分の命が危ないというそんな中で、私なら何をするかなと考えてしまった。
    この本だけでも助かって欲しいと思えるほどの本と出会えるなんて素晴らしいなと思った。

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    2023年09月21日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    8月に入ってすぐ読んだ。短編で、全体的に青い空と白い雲の透き通った空を思い浮かべるような、そんな青春恋愛小説だった。

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    2023年08月25日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    短編集。生まれたばかりの恋愛を語る本。お気に入りは、「なみうちぎわ」と「小梅が通る」。短編で一気にすらすら読めちゃう。

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    2023年08月24日
  • くちびるに歌を

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    ネタバレ

    青春小説。Nコンに向けて、全力疾走!と思いきや、思春期ならではの問題や家庭の問題を織り交ぜながら語られていく。最初はばらばらだった合唱部がNコンに向けて、どんどん一丸となってく様はまさに青春。作中で語られた自由曲がどんな歌なのかが気になるけれど、それは各々の想像に任せた方がきっと楽しいんだろうな。

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    2023年08月24日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    短編集。
    タイトルの「吉祥寺の朝比奈くん」が一番面白かったな。
    ハッピーエンドで終わるわけではないけれど、どの話も終わった後の余韻が広がっていくような終わり方で、それがなかなか良かった。

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    2023年08月11日
  • 百瀬、こっちを向いて。

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    恋愛小説が読みたくて手に取った。でも、自分が思っているような甘酸っぱい感じではなく、これを恋愛小説と言っていいのか、というような話ではあった。まあ話ひとつひとつは読むには場面が想像しやすいので星3。

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    2023年08月04日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    さらっと読める恋愛系のお話が5篇♫

    恋愛小説なんだけど、甘すぎない。
    恋愛小説なんだけど、1つ1つちょっとした驚きあり。

    「交換日記はじめました!」と「吉祥寺の朝日奈くん」が好きだった✩︎⡱
    交換日記は、なんでやねん!お前もかい!って展開に笑ってしまった。
    朝日奈くんは、驚きもあり、キュンもありで読み終わったらニヤけてました笑

    お腹鳴るのも面白かったけどね〜!

    朝日奈くん映画化されてたの知らんかった〜o(゚o゚)o
    見れたら見たいな〜♡

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    2023年08月02日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    最近潤いが不足していると思われ、中田キュンイチのコラーゲン小説のバトンを拾ってみました。
    「交換日記始めました」キュン×2
    「らくがきをめぐる冒険」キュン×4
    「三角形は壊さないでおく」キュン×3
     これにつきましては、みんみんと私だと脳内で別方向のストーリーになっちゃうねー。
    「うるさいおなか」キュン×1
    「吉祥寺の朝比奈くん」キュン×3

                       以上

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    2023年06月21日
  • 私は存在が空気

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    【恋する超能力者たちの青い春】
    キャッチをつけるならこんなとこか。
    6篇の短編集。

    ●少年ジャンパー
    引きこもりの男子高校生は、トン! と、「ジャンプ」で瞬間移動を繰り返すうちに。

    もっとも乙一さん、いや、中田永一さんらしい作品。
    九州の方言はかわいいな~。

    ●私は存在が空気
    意識して自分の存在を消すことのできる女子高生は、好きな人のために能力を使う。

     「ケーキ?」
     「うん、宝石みたいなケーキだよ」
     「いいところのやつだ」
     「いいところのやつだよ」
    なにげない会話なんですが関係性がじわじわきて良いです。

    ●恋する交差点
    量子トンネル効果? によって出会った男女は、そのせいでな

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    2023年06月20日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ▶「メアリー・スー」という言葉を初めて知りました。でも、どんな作品にもメアリー・スーは影を見せてると思うし彼女がいなければその作品は面白くなくなるのでは? とも思ったり。▶小路幸也さんの「ラバーズブック」はスッキリとしていて気に入りました。▶宮城あや子さんの「校閲ガール」は主人公のキャラが楽しかったです。▶表紙カバー絵は片山若子さん。この方の絵は好きです。SF作品の『たったひとつの冴えたやり方』や、米澤穂信さんの『小市民シリーズ』なんかで気になっていました。カバー絵買いの対象の一人です。

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    2023年06月02日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    本をテーマにした短編集。
    どの物語も短いながらも、本が好きな気持ちに溢れていて、読んでいて楽しくなります。
    小路幸也さんの「ラバーズブック」が特に好きです!
    亡くなった人の代わりに、彼が遺していった本に旅をさせてあげたいというカフェのお母さんの温かい気持ちに心動かされます!

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    2025年12月21日
  • 吉祥寺の朝日奈くん

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    短編5編
    どれも遠回りしながら
    話が進んでいく

    好きなのは
    「三角形はこわさないでおく」

    気になる人がいる学校生活って
    いい

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    2023年01月23日
  • ダンデライオン

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    割とシンプルでわかりやすい物ですが、少し出来過ぎかなと思ってしまう点がありました。

    でも終わり方は意外にもさっぱり綺麗で、そこそこ心地の良い後味でした。

    物語の起伏はあまり激しくないかも?

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    2023年01月22日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    タイトル通り、一冊の本、もっと言うと、主人公たちにとっての大事な「一冊目の本」との出会い、一冊の本で繋がる人間関係、なんかが軸にあるアンソロジー。さすがは「ダ・ヴィンチ編集」といった感じ。すでに知ってる話もあったが、原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジエ」・小路幸也「ラバーズブック」がお気に入り。その本に出会った時に置かれている自分の状況によってその本に抱く感情は当然変わってくるが、自分にとって運命の一冊とはなんだろうか?

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    2023年01月14日