中田永一のレビュー一覧

  • サイドストーリーズ
    アンソロジーは、未読の作家さん探しに持ってこい!
    と、こちら即買い。
    しかし・・・しくじった⁉️
    よくれば、タイトルが、「サイドストーリーズ」
    ということは・・・本編ありきだった(笑)
    既読は、「百瀬〜」と「まほろば駅前〜」のみ。
    いくつか本編読んで、ようやく積読から脱出。
    ドラマ化されてるもの た...続きを読む
  • 私は存在が空気
    白乙一のなかに、黒乙一も垣間見えて嬉しい!
    いわゆるスクールカースト下位の人たちが主人公なので、行きすぎた自己卑下と不良に対する丁寧語が面白い。本当乙一らしい(笑)
    好きな人の恋路を応援しちゃう系根暗男子(百瀬系と呼びたい)の淡い恋を書かせたらこの人以上の人はいないのでは…切ない~けどその経験によっ...続きを読む
  • 私は存在が空気
    乙一さんの別名義である中田永一さんの新刊です。普段はこのテの表紙の作品は敬遠してしまうのですが、このたび山本周五郎賞にノミネートされたということで手に取ってみました。確かデビュー作以来です、乙一さんの作品を読むのは。
    6編から成る短編集ですが、どの作品も重くなく軽妙で、すらすら楽しく、あっという間に...続きを読む
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    ⚫メアリー・スーを殺して/中田永一(乙一)
    ⚫旅立ちの日に/宮下奈都
    ⚫砂に埋もれたル・コルビュジェ/原田マハ
    ⚫ページの角の折れた本/小手鞠るい
    ⚫初めて本をつくるあなたがすべきこと/朱野帰子
    ⚫時田風音の受難/沢木まひろ
    ⚫ラバーズブック/小路幸也
    ⚫校閲ガール/宮木あや子

    こういった本を読ん...続きを読む
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
     短編集。どれも面白く、さらりと読めた。

     作者・読者・装幀家・校閲者など、色々な立場から本と関わる主人公たちの、本に纏わる物語。

    「メアリー・スーを殺して」を特に気に入った。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    旅行中に持ち歩くのに
    重すぎず(内容的にも)
    さらっと読めるものを、と購入。
    題名の通り、本をめぐる様々なお話。
    どの作品も、さらっと読めるうえ
    いい話だった。
  • サイドストーリーズ
    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    1...続きを読む
  • サイドストーリーズ
    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ...続きを読む
  • サイドストーリーズ
    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい...続きを読む
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    砂に埋もれたル・コルビュジエ 原田マハ
    初めて本をつくるあなたがすべきこと 朱野帰子
    校閲ガール 宮木あや子
    この3作が良かったな。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    苦手あり、鷲掴みあり、ニッコリあり。
    楽しく読んだ、アンソロジー。

    原田さんは「認知症」の父親を介護する女性の話が、
    現実的でたまらなかった。

    小路さんの「旅の本」でなくて、「旅する本」。
    らしくて大好き。

    沢木さんは初読みですが、面白かった。
    無職の40歳、男性、時田風音が受賞後の2作目を書...続きを読む
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    小路さんがいらっしゃるので購入。
    電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
    宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
    本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。

    「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた...続きを読む
  • くちびるに歌を 1
    原作を読んで感動し、どうしても娘に読ませたい。
    と言う思いから、探し出したコミック版の「くちびるに歌を」全3巻。来年、映画化もされるらしい。

    原作読んだ後なので、ちょっと物足りなかったかな・・・
    娘は、「コレもらっていいの?」と喜んで読んでました。もうちょっとしたら、感想聞いてみたい。
  • くちびるに歌を 2
    原作を読んで感動し、どうしても娘に読ませたい。
    と言う思いから、探し出したコミック版の「くちびるに歌を」全3巻。来年、映画化もされるらしい。

    原作読んだ後なので、ちょっと物足りなかったかな・・・
    娘は、「コレもらっていいの?」と喜んで読んでました。もうちょっとしたら、感想聞いてみたい。
  • くちびるに歌を 3
    原作を読んで感動し、どうしても娘に読ませたい。
    と言う思いから、探し出したコミック版の「くちびるに歌を」全3巻。来年、映画化もされるらしい。

    原作読んだ後なので、ちょっと物足りなかったかな・・・
    娘は、「コレもらっていいの?」と喜んで読んでました。もうちょっとしたら、感想聞いてみたい。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    書名通り、本をにまつわる、いろんな作家さんの短編集。その中で、時田風音の受難が少しコメディっぽくて、一番面白かった。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    物語を紡いだり、装丁したり、校閲したり…

    とにかく本作りに関連した話ばかりだから、読書好きにはたまらない一冊。

    読んだら、本がもっと好きになれそう。もしかしたら、本を一冊作ってみたくなるかも…
  • くちびるに歌を
    とある読書会で紹介いただいた一冊。
    舞台は長崎は五島列島のとある中学校。

    そこの合唱部に、ちょっと風変わりな美人ピアニストが、
    顧問として来るところから、物語は始まります。

    それまでは女子部員だけだった合唱部ですが、
    そこに美人顧問目当てに入部してきた男子部員が参加。

    そして、動機が動機だけに...続きを読む
  • くちびるに歌を 1
    原作はまだ読んだことがありませんが
    中田 永一さんの作品というので購入。

    表紙がとても綺麗で、
    漫画のほうの作画も、主人公桑原サトルの表情がコロコロ変わることで、心情が読み取りやすくて良かった。
    女の子も可愛い。
    特にサトルが想いをよせる長谷川コトミは本当に天使の様に可愛いです。
    ギャップがあるの...続きを読む
  • くちびるに歌を 1
     小さな島の中学校合唱部で繰り広げられる青春群像劇。主人公が持つ思春期ならではの悩みに心が締め付けられました。

     ぼっちのプロが送る初めての青春。自閉症の兄を持ち、その兄の世話するためだけに生まれてきたと思いながら生きていた主人公桑原サトル。そんな闇を背負った少年が出会った自分の隙間を埋めてくれる...続きを読む