中田永一のレビュー一覧
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ネタバレ福永ヨウコ
ナズナのひと学年下。アホの後輩。
鈴木
先生。
松山ハルコ
三十歳の女性音楽教師。合唱部の顧問。新年度から一年間出産と育児のため休職する。
柏木ユリ
松山の休職中の臨時の音楽教室。高校まで五島列島で生活し、音楽大学のピアノ科への進学をきっかけに上京した。音大を出た後、ピアニストとして活動していた。ボロボロの軽トラックで通勤している。
辻エリ
合唱部部長。銀縁眼鏡をかけ、真面目な優等生。合唱部への男子の入部が判明した際には反対派の急先鋒となる。
仲村ナズナ
小学校五年のとき、父親が愛人をつくって五島から出て行った。母が入院して末期癌で苦しんでいるときや、死がおとずれたその瞬間も父の姿がなかった。
長谷川コトミ
誰に対しても優しい。
桑原アキオ
サトルの兄。かまぼこ工場勤務。自閉症。二十歳。
桑原サトル
地味で目立たない。塚本に合唱部に荷物を持っていくことを頼まれ、流れで入部することになる。
菊池
活発で声が大きい。
横峰カオル
日焼けした女の子で、陸上部と合唱部をかけもちしている。四人いる三年生部員のうちのひとり。
向井ケイスケ
柏木先生目当てで合唱部に入部する。
三田村リク
柔道部と合唱部を掛け持ちしている。
塚本
三年一組の担任。
関谷
二年生男子。美少年。
篠崎
二年生。
神木
長谷川と同じ集落で育ったひとつ上の先輩。
教頭先生
兜谷
体育教師。
松山アカリ
ハルコの妹。 -
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過去に小説を書きかけて挫折してしまった主人公が文芸部に誘われて、もう一度小説を書くストーリー。
主人公が書けない理由や恋愛模様もあり、読みやすい青春小説だった。
主人公は冴えない非リア充といった感じで、自分の高校時代と重なった。
高校時代は弓道部に所属しており、1学年上の先輩に恋心を抱いていたのも、主人公が七瀬先輩に抱いていた感情と重なる。
「こち亀」の早矢に似ていた先輩は今頃どうしているだろう...と思いを巡らせた秋の夜長の読書だった。
・小説が仕上がったときに主人公が感じた一文
構成されたイメージが、作者から読者へと受け渡され、つながっていく。その様子は生命の広がりを思わせる。小説を遺伝子とするなら、それが印刷された本は身体そのものだ。 -
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五島列島の中学生の合唱のお話
以下、公式のあらすじ
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青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。
提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。
家族を捨てた父親への嫌悪、自閉症の兄の桎梏と愛、リベンジポルノの心配、恋心に向き合って、コンクール課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~
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映画を先に観ていたので、概要は既知
なので、原作では柏木先生がピアノを弾かないという設定がないのにちょっとした驚き
性格もかなり違う
かなり俗でフランクで下世話
まぁ、映画化とはそんなものでしょうねぇ
中学生かぁー
自分はあの頃はどんなだったのかを思い返した
子供であるけれども、大人の世界のほんの片隅だけれでも見えるようになってきている時期
青いなぁ……
主な視点人物のそれぞれの悩み
父親のダメっぷりで男性不信になった女子
自閉症の兄がいて職場への送り迎えをしなければならず、それでいて父からは「一人っ子と言え」と言われている男子
彼氏が撮った写真のデータを消したい女子
大人だったら自分の気持ちに折り合いをつけたり、それなりの対応をすることもできるけれども
中学生で、しかも島という田舎の中でもさらに閉鎖された環境で育った子供達
そんな子達は、15年後の自分にどんな姿を見るのか
私も15歳の頃なんて、自分が30歳なんて想像できなかったもんなぁ
それこそ、もしかしたら死んでるかも とかも思ってた
それが今やさらに歳をとって15年後になっているわけだけれどもね
まさかこんな生活になってるとは思いもしなかった
まぁ、一周回って想像通りとも言えるけど
そんな事を踏まえて、子供の頃に描く15年後の姿は劇的な変化だろうと思う
それにしても、乙一はこんな作品も書くのですねぇ
作者名と、そこから想像するテイストが定まってしまったが故の別名義なのだろうか?
機会があったら他の名義の作品も読んでみようかと思える -
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ネタバレ交換日記始めました!
小柳圭太
遥と交換日記を始めた。
和泉遥
和泉有紀
遥の妹。
鈴原万里
科学部。
遥の母
久米田良子
引越し業者のトラックから交換日記が落ちて拾った。
山田康志
プログラマー。父がフリーマーケットで買ったトートバッグに交換日記が入っていた。
塩川芳雄
小説『ハレー彗星』の作家。
ラクガキをめぐる冒険
桜井千春
中学二年のとき、真之助とクラスメイトてで連絡先を交換した。
遠山真之介
中学時代の元同級生。
大和田百合子
千春が中学時代に知り合った友人。
御手洗
千春が中二のときの担任。
小笠原宣夫
誰とでも仲良くしてた。
森アキラ
机に落書きされて、学校を休むようになった。
星野
数学教師。
早乙女蘭子
遠山と中学三年生の一学期にいっしょに学級委員をしていた。
田中
遠山の同級生。
三角形はこわさないでおく
鷲津廉太郎
高校一年の夏にツトムとしりあった。
白鳥ツトム
容姿が良く、体力測定ではトップクラスの足の速さ。英語教師に英語による質問に英語で返す。
小山内琴美
雨が降った日に、猫が住み着いていた公園でツトムと会う。
うるさいおなか
高山
お腹の音が鳴る。ハラナリスト。
寺島
中学の先輩。
高山の母
母も頻繁におなかのなる女性だった。高山を産んだ直後に逝ってしまった。
春日井
同級生。人よりも耳がいい。
中学時代の親友
吉祥寺の朝日奈くん
山田真野
上から読んでも下から読んでも「ヤマダマヤ」。美人の女性店員。いつもカウンターの裏でひまそうにしていた。
朝比奈ヒナタ
吉祥寺のとある喫茶店に通いつめていた。
店長
顎髭のはえている男性。
鉄雄先輩
ヒナタが上京した初期のころに知り合った友人で、バイト先の先輩だった。
遠野
山田真野の娘。母親に似て美人。
藤村
ヒナタの劇団の後輩であり友人。
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転生ものあるあるのお金持ち、とか前世の記憶を活かして、といったテンプレは踏襲しつつも、他の作品と異なるのは彼の目的はたった一つ、大切な声の持ち主を死なせないこと。ただそれのみに向かって物語は進む。
だから、それ以外の不幸ターンは放置する。
主人公自体はイケメンでもなく、むしろ容姿は優れていない設定。
ついでに、あれも良くなったなんてご都合主義はない。ラブフラグも立たない。失うものはきっちり失う。徹底している!
でも、少し優しい結末が待っている。
あと、多分未来は明るい、とも思える。
取り巻きの2人の主人公に対する心酔ぶりがすごいんですよねー。超絶イケメンと縦巻きロールのお嬢様。多分主人公よりビジュ強いはず笑
この2人がとてもこの物語に良いエッセンスを与えているんだなぁ
2025.5.6
90 -
Posted by ブクログ
ネタバレまずは物語がハッピーエンドで終われたことを祝福したい。難病モノは悲しい結末が多い印象だが、主人公が神からの物語(試練)を書きかえてくれたおかげで、こんなにも温かい最後となったことを嬉しく思う。
本作ではシナリオライター(神)がアニメの裏設定を用意していて、生存ルートを考えていたおかげで葉山ハルが救われたのだと思う。きっと中田永一氏も小説を書くときに、何本かのルートを準備して納得のいく道を選んでいるのだろうなと勝手に想像した。
本当に主人公がいいヤツで、救われるべき人間と、救いたい人間が報われたことが何よりも気持ち良かった。彼らの今後のストーリーもすごく気になるが、きっと幸せな世界線を生きてくのだろう。