中田永一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまずは物語がハッピーエンドで終われたことを祝福したい。難病モノは悲しい結末が多い印象だが、主人公が神からの物語(試練)を書きかえてくれたおかげで、こんなにも温かい最後となったことを嬉しく思う。
本作ではシナリオライター(神)がアニメの裏設定を用意していて、生存ルートを考えていたおかげで葉山ハルが救われたのだと思う。きっと中田永一氏も小説を書くときに、何本かのルートを準備して納得のいく道を選んでいるのだろうなと勝手に想像した。
本当に主人公がいいヤツで、救われるべき人間と、救いたい人間が報われたことが何よりも気持ち良かった。彼らの今後のストーリーもすごく気になるが、きっと幸せな世界線を生きてく -
Posted by ブクログ
今度こそ!酔っ払いだけど間違ってないはず!
土瓶さんが教えてくださったのでポチり(*^▽^*)
短編が読めない私の為に教えて下さった一冊。
ありがとうございますm(_ _)m
うーん、これは爽やかな青春小説(*´∇`*)
合唱っていいですよね。
私は大好きです。
思い出すのは娘が小6、息子が小4の時の合唱コンクール。
市内の小学校の生徒が市民会館に集まり合唱を披露する。
子供達の歌声に感動し、さぁお仕舞い。
帰ろう、帰ろうって思ったところで、全員合唱が始まった。
え!?何これ!?聞いてない!!
会場に集まった全ての小学生、何百人??による大合唱。
もう全身に鳥肌でした。
合唱コン -
Posted by ブクログ
ネタバレ2024年
鑑賞作品 No.22
《感想》
どこかさびしく切ない恋を描いた短編4話
心がキュッと締め付けられるようなこの気持ちはなんだろう…
個人的には4話目の物語が一番好き。
結論だけ見れば、やんちゃな男子が物静かな女子に恋するというありきたりで平凡な作品ではあるが、そこに至るまでの過程が愛おしい。
主人公の女の子が、街ゆく全ての人を釘付けにするほどの美少女でありながら、学校ではブサイクメイクをして真の顔を隠しているという設定に驚く。
そんなことあるか!と突っ込みたくなるところだか、それがこの物語の核心だろう。
人は他人を見た目で判断するということ、そしてそれによって傷つく人がいると