原田泳幸のレビュー一覧
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現場に行けばビジネスの匂いがプンプンする。だから、アイディアに煮詰まれば現場に行ってヒントを得よう。いつも現場にいるのであれば、チャンスはそこから生まれるのだから、ラッキー以外の何物でもない。
MBAを取得するより、ラーメン屋の屋台で修業した方が「商売根性」は身に付く、机上の空論にしがみ付くより、現場でしか得られないリアルな体験が大きなビジネスを生み出す。
よりやりがいのある仕事をして自分を成長させることに喜びを見い出すことが働く意味である。出世も地位も贅沢も、ゴールでもなんでもない。日々の勉強や試練は「自分を成長させることに喜びを見い出すこと」の通過点である。 -
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著者は日本マクドナルドCEOの原田泳幸氏。以前、カンブリア宮殿で取り上げられていて、感銘を受けた。
原田氏が社長になったとき、マクドナルドは赤字だった。そこから業績を回復し、いまのマクドナルドを作り上げた。そこで徹底したのは、「QSC」である。QSCとは、
Q=クオリティー(品質)
S=サービス(接客)
C=クレンリネス(清潔さ)
のことであり、マクドナルドの基盤を固めてから、さらなる改革に乗り出した。
企業には、理念がなければならない。理念の上に、戦略があり、戦略の上に日々の業務がある。
その上で、対価以上のサービスを提供し、新規顧客を開拓し、リピート率が向上できれば、企業として勝つことがで -
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ネタバレチェック項目6箇所。どのような商品を、どういう人を対象にして、どういう値段で、どういう場所において、どういう方法で売るか・・・が事業計画の基本になる。ディスカッションにしても、ひとつの正解を導き出すことを目的としたものではなく、それぞれに考えること、考えたことを人に伝えることを重視。アップルの不振はアップルがアップルらしさを忘れていた。お客様がお店を離れたのではなく、お店側から離れていった?ミスをしたりトラブルを起こすことがない人間ほどやる気がなく、「仕事をしていない人間」だともいえる。できない部下がいたなら、なぜできないのかと相手を責めるのではなく、「自分に問題があるから部下が伸びない」と考
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マクドナルドの経営、リーダーシップの考え方
徹底的な現場主義
マザービジネスの重要性⇒マザービジネス、基礎がしっかりしていなければ新しいことに取り組むべきではない。マクドナルドでいえば、QSCの徹底。
新たな企画
新たな企画の実行はスピードを持って行う。決断をした後のリスクよりも決断をしないことのほうがリスクが高い。スピード重視、「決定しなくてもいいから動け」
企画立案は、顧客の欲求をかなえるものを提案。その際に会社のコアな部分をそれるものであってはならない
「顧客の立場で考える」「会社レベルで考える」「グローバルな視点で考える」
個人の仕事と、リーダーシップ
現実逃避型の転職はしない、 -
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[ 内容 ]
マクドナルドの経営術を公開する。
地域別定価、24時間営業、新商品戦略など、斬新な戦略で急成長するマクドナルドの秘密。
原田社長の企業戦略と人材育成術とは何か?
[ 目次 ]
第1章 「現場」にしかないビジネスの実像(ビジネスの学び方と発展のさせ方 企業の人材育成と、個人の価値)
第2章 赤字脱却は原点の見直しから(企業再生とマザービジネスの強化 不可能を可能にするビジネス学)
第3章 顧客の一歩先を行く戦略とは(新たな価値の創出とスピードが持つ力 ヒット商品とオリジナリティ マクドナルドの戦略の核心)
第4章 「個のビジネスマン」としての生き方(企業が求める人材と、個人として -
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「マックからマックへ」のCEOというイメージしか無かった。構成そのものは、書き方によっては、とかく自慢話に読めてしまうはずだけれど、なぜかそれを感じない。成果に裏打ちされたしっかりした考えを持った人なんだと、これを読んで感じた。
・ファストフードのサービスでは、計測器やパソコンと異なり、(食べたいと思って選ぶ、目の前の人の)スパンの短い欲求を満たす必要がある
・QSCにバリューを加えた「QSC&V」が、この業態におけるサービスの本質
・トップダウンであった従来の体質を転換する大変さ(何度か形を変えて述べられる。それだけ心に残ったということだろう)
・まったく希望と違う環境に放り込まれ -
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本書のタイトルの通り、ビジネスマンとしての考え方の基礎を各業界の先人から重要ポイントを抜き出して教えてもらう形の本。
本田直之氏の著作は本作以前のものや本作以降のものもほぼ全部読んでいたため真新しい情報は特になし。
「子供は時間割があるからあれだけ多くのことを密度高く行動できる。大人も自分の時間割を作れば効率的に動ける。」という主張は参考になる。
一見、自分の行動を決めて行動することは窮屈なように感じるが、自分で選び、自分で決めたことであれば嫌なことなどないはずだ。
それに当然生活の上での優先順位は変わっていくので、時間割は適宜ブラッシュアップしていく必要がある。
なので、自分で決めた予定が窮 -
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有名な著者のこと ニュースなどで知ってはいたが
一番勉強したのはクリシン受けた時の題材になったから
その時の講師の方の解説から著者のスゴさを知った。
マクドナルドはどうやって復活したのか、何を求めたのか、題材として勉強した当時のことを違う角度から学び直した そんな印象だった。
しかし、今年69歳になると言うのに これぐらいアクティブに活動できる人になりたいと そう思える。
一番印象に残ったのは
「一週間に一度は、自分が部下から何を学んだか振り返ってみるように」との言葉
自分自身は、毎日振り返るように心掛けているが
他人から しかも部下からって言うのがミソなんだろう
学ぶ=いいところ -
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マクドナルドが なぜ没落したのか?
その原因が 原田泳幸の 経営手法に問題があるのか?
それとも、マクドナルドの構造的な問題なのか?
と言うことで、原田泳幸の本を 積極的に読んでいる。
この本は、2008年の作品で 就任して 4年目。
順調に マクドナルドが伸びている時期の 本であり、
原則的で 基本的なことを抑えていた。
その間に 1000億円の売上を伸ばし、14億人(2億人増えた)の顧客が来て、
260万人のクルーがいる。
QSC クオリティ サービス クレンリネス。を徹底する。
これが 順調に 伸びた原因であると言う 指摘は良いと思う。
企業というのは 危機管理が不可欠である。
食 -
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