原田泳幸のレビュー一覧
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アップルの日本法人社長からマクドナルド日本法人の社長に転身した著者のビジネスへの考え方がマクドナルドでの実際の活動を通して語られている。
1.現場重視の考え方
問題の解決策は現場にあり、著者も社長でありながら(普通は本社にいる)、現場に赴いて気付いたことをフィードバックしているらしい。また気付...続きを読むPosted by ブクログ -
素晴らしい本でした。これに今出会えてよかった。
マクドナルドをV字回復させた原田さんだけに、あらゆる言葉に説得力があり、企業改革の手法だけでなくリーダーシップの取り方までも学べた。Posted by ブクログ -
1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ。この本を読んでいると外資系の会社。特にアップルで鍛えられた人間の凄みを感じます。
確か、この人の本は以前読んでいた記憶があったんですが、内容を思い出すことができなくて、先日、もう一度読み返しました。原田さんが日本マクドナルドの社長になったときには『マックから...続きを読むPosted by ブクログ -
「マックからマックへ」から始まった「プロ経営者」の原田氏ですが、成功者の評価が固まった後に出た本しか読んだことがありませんでした。
成功が確実になってから、「当時こうだった」としか書いたものしか読んでいない、つまり、プロ経営者として改革、改革、そして、打った手がうまくいったことが分かってから昔を振り...続きを読むPosted by ブクログ -
現在、ベネッセの社長である、原田泳幸氏が日本マクドナルドの社長時代に書いた本です。
本書の前半の1~3章は、日本マクドナルドで行った施策を例に
「現場主義」
「原点回帰」
「戦略」
について書かれています。
ひとつひとつはオーソドックスな内容ですが、一貫性を持って実行することで大きな成果を上げてい...続きを読むPosted by ブクログ -
つい一年前程にビジネススクールの課題でレポートを書いたことのあるマックと原田さんの経営
わからないことだらけで苦労をしたのを覚えているが
その当時のレポートに対する講師の方の解説にも驚いた経緯を思い出すと共にこうやって本人の書いたもので確認すると改めてそのスゴさとロジカルに考えられているストーリー性...続きを読むPosted by ブクログ -
マッキントッシュからマクドナルド、そして現在ベネッセでトップとして活躍する原田泳幸さんは日本を代表するプロの経営者。
その原田さんが、主にマクドナルドで業績をV字回復させるために実施した施策の裏にある戦略について包み隠さず紹介している。
表題にあるように、いくら施策を実施してもその順番を間違える...続きを読むPosted by ブクログ -
優れた打ち手も順番(シーケンス)を間違えると失敗する。一方でありふれた打ち手でも順番次第で成功率が高まる。野球のピッチャーが配球の妙で打ち取る例えが分かりやすい。Posted by ブクログ
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【読書メモ】
●「何のコストを削減しなくちゃいけないか」じゃなくて、「お金を使えば新しく何ができるか」を考えてアイディアを持ってこい、ということです。持ってきたら、じゃあ、そのお金をどこから捻出するか考えようと。そのシフトするところを切ればいいんです。
●「売る」ための手を講じずにコスト削減をや...続きを読むPosted by ブクログ -
24ヶ月連続前年比マイナスだったマクドナルドをV字回復させた著者の経営戦略の解説書。QSCやマクドナルドらしさの徹底で商品と店舗の価値を十分に高めた上で100円メニューなどの値下げにより客数を増加させ、その後、高価格商品の投入により客単価を上昇させた。これらの戦略により、8期連続既存店売上増を実現さ...続きを読むPosted by ブクログ
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2008年の発売。『現場から得られる事の大きさ』はカンブリア宮殿出演時にも強調していました。原田さんの著書は色々示唆に富んでいると思う。Posted by ブクログ