原田泳幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し古い本ですが、
マクドナルドのケースを勉強するのにあたって、
予習がてら読んでみました。
アップルの社長からマクドナルドの社長に転身した著者が
マクドナルドでの改革の様子を簡単に述べています。
当時は不採算店舗が多く売上が良くなかったところを、
著者が社長になって店舗の売上を改善したという話です。
その手法は、特別なウルトラCを使ったのではなく、
基本に立ち戻りQCDの改善に努めた様子がひしひしと伝わりました。
最近調子の良いマクドナルドなので、
昔は厳しい時代もあったんだなぁという感じです。
一方、定年制の廃止やら成果報酬制度等、
良かれと思って策定した制度も、
最近になって廃止し -
Posted by ブクログ
原田氏がマクドナルドの経営を引き受けたのは2004年、
から、わずか4年で年間売上を1000億円UPさせた。
改革の重点に据えたのは、QSC(quality,service,cleanliness)
マクドナルドの低迷の原因は社会の変化ではなく、常に内的要因にあったため、原点を徹底することが不可欠だったからだ。
具体的には、
・単価を上げるのではなく、客数を増やす。
・新型キッチン(Made for you)の導入。
・24時間店舗。
・ドライブスルーの待ち時間短縮。
など。
「スーパーコンビニエンス」が戦略モデルであるMCだが、
理念や基本を基に新しい手段を考えてるということがよくわかっ -
Posted by ブクログ
2/26(金):
マクドナルドの戦略を知りたいと思い手に取りました。
が、本書は外食の基本であるQSCを地道にやるのみだ!という論調だったので、どんな考えでメガマックの流れを仕掛けたのか?とか詳細の戦略については触れてはもらえませんでした。
確かにマクドナルドはQSCも素晴らしいですが、消費者のニーズを掘り起こし、仕掛けていくことがうまい事が成功の秘訣だと思うので、
そこのあたりを知りたかったのですが、あまりかかれていませんでした。(当たり前かもしれませんが・・・)
そういう意味では、ちょっとがっかりしました。
ただ、細かい部分で戦略的な考えで参考になる箇所はありましたし、全体としても筋が通