【感想・ネタバレ】ハンバーガーの教訓 ――消費者の欲求を考える意味のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年09月02日

アップルの日本法人社長からマクドナルド日本法人の社長に転身した著者のビジネスへの考え方がマクドナルドでの実際の活動を通して語られている。

1.現場重視の考え方
問題の解決策は現場にあり、著者も社長でありながら(普通は本社にいる)、現場に赴いて気付いたことをフィードバックしているらしい。また気付...続きを読むきの源である現場のスタッフには充分な教育と能力発揮に応じた昇格というインセンティブを与えている。店舗での売り上げが全体の売り上げの多くを占める事業にとってこの姿勢は大事であると思う。逆にそれができないビジネスは衰退している。枚挙に暇がないくらいである。

2.数字の考え方
どの指標を重点的に追いかけるかという点で、著者が注目しているのが「客数」である。客数は「顧客の獲得数×来店率」で求められる。リピートがなければ客数は落ちていくのである。この意味で最近注目したのがマックのコーヒーだった。「プレミアムロースト」という名前がついて美味しくなったと思う。しかも価格は従来通りの100円。私は今のところコーヒーだけを買っているがそのうち時にはランチもオーダーしそうだ(元々マックのハンバーガーは好きだが、食べ過ぎる傾向があるので今はあまり行かないようにしていた)。このコーヒーは新しい顧客獲得・リピートに充分寄与できると思う。競合としては他のファーストフード・コーヒーショップも捉えているのでないかと思う。
3.個人のキャリアの考え方
マクドナルドとの話とは若干離れて、個人のキャリアについても語られている。
・異動はサラリーマンの醍醐味であり、今まで自分が気付いていなかった潜在能力・開発すべきスキルにもつながるケースがある。
・転職についてはその意味を十分に考えてからでないと現実逃避になってしまう。

マクドナルドの基本的なビジネス方針が一般のビジネスにも適用できるよう平易に書かれていて、自分の今までの経験とも照らし合わせられる部分が多く、興味深い一冊であった。

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Posted by ブクログ 2012年01月04日

素晴らしい本でした。これに今出会えてよかった。
マクドナルドをV字回復させた原田さんだけに、あらゆる言葉に説得力があり、企業改革の手法だけでなくリーダーシップの取り方までも学べた。

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Posted by ブクログ 2011年11月22日

1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ。この本を読んでいると外資系の会社。特にアップルで鍛えられた人間の凄みを感じます。

確か、この人の本は以前読んでいた記憶があったんですが、内容を思い出すことができなくて、先日、もう一度読み返しました。原田さんが日本マクドナルドの社長になったときには『マックから...続きを読むマックへ』なんて、ずいぶん言われていたそうですね。で、肝心の内容のほうは、率直な言葉でつづられていて、ガツーンと正面から、僕の心に響いてくるものばかりでした。

特に、社長に就任してから4年間はQSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)に徹しなさい。というところで、原典回帰。基本を忠実にしたからこそ、傾きかけた業績が持ち直し、その後のキャンペーンが功を奏したのだという記述には読んでいてなるほどな、と感じました。

そして、原田社長自身のことにも触れていて、大学時代はダンプの運転や植木職人までやっていたという話には衝撃を受けました。こういう体験があって、技術畑を皮切りにして営業やマーケティングなども経験し、結果を出してきたんだな、という事実に敬服しました。原田社長の説く1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ。この重みをクルー(アルバイト)にいたるまで熟知しているからこそ、日本マクドナルドは高収益を上げ続けることができる企業なんだなと、改めて感じました。

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Posted by ブクログ 2015年07月09日

現在、ベネッセの社長である、原田泳幸氏が日本マクドナルドの社長時代に書いた本です。

本書の前半の1~3章は、日本マクドナルドで行った施策を例に
「現場主義」
「原点回帰」
「戦略」
について書かれています。
ひとつひとつはオーソドックスな内容ですが、一貫性を持って実行することで大きな成果を上げてい...続きを読むることが理解できます。

特に著者が重要視しているポイントは以下の点でした。
「スピードが大事」
「まず動け」
「成功は危機の始まり」

後半の4~5章は、著者のビジネスパーソンとしてのキャリアを振り返りながら
「個のビジネスパーソンとしての生き方」
「組織の在り方、組織の運用」
について書かれています。

個人的には後半部分の方が読んでいて面白かったです。

社員を物として扱わない会社・・・の件は、考えさせられるものがありました。

名経営者と呼ばれる著者の考え方に触れるには良い一冊と思います。

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Posted by ブクログ 2013年03月10日

2008年の発売。『現場から得られる事の大きさ』はカンブリア宮殿出演時にも強調していました。原田さんの著書は色々示唆に富んでいると思う。

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Posted by ブクログ 2013年01月10日

現場に行けばビジネスの匂いがプンプンする。だから、アイディアに煮詰まれば現場に行ってヒントを得よう。いつも現場にいるのであれば、チャンスはそこから生まれるのだから、ラッキー以外の何物でもない。

MBAを取得するより、ラーメン屋の屋台で修業した方が「商売根性」は身に付く、机上の空論にしがみ付くより、...続きを読む現場でしか得られないリアルな体験が大きなビジネスを生み出す。

よりやりがいのある仕事をして自分を成長させることに喜びを見い出すことが働く意味である。出世も地位も贅沢も、ゴールでもなんでもない。日々の勉強や試練は「自分を成長させることに喜びを見い出すこと」の通過点である。

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Posted by ブクログ 2012年11月07日

著者は日本マクドナルドCEOの原田泳幸氏。以前、カンブリア宮殿で取り上げられていて、感銘を受けた。
原田氏が社長になったとき、マクドナルドは赤字だった。そこから業績を回復し、いまのマクドナルドを作り上げた。そこで徹底したのは、「QSC」である。QSCとは、
Q=クオリティー(品質)
S=サービス(接...続きを読む客)
C=クレンリネス(清潔さ)
のことであり、マクドナルドの基盤を固めてから、さらなる改革に乗り出した。
企業には、理念がなければならない。理念の上に、戦略があり、戦略の上に日々の業務がある。
その上で、対価以上のサービスを提供し、新規顧客を開拓し、リピート率が向上できれば、企業として勝つことができる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月17日

チェック項目6箇所。どのような商品を、どういう人を対象にして、どういう値段で、どういう場所において、どういう方法で売るか・・・が事業計画の基本になる。ディスカッションにしても、ひとつの正解を導き出すことを目的としたものではなく、それぞれに考えること、考えたことを人に伝えることを重視。アップルの不振は...続きを読むアップルがアップルらしさを忘れていた。お客様がお店を離れたのではなく、お店側から離れていった?ミスをしたりトラブルを起こすことがない人間ほどやる気がなく、「仕事をしていない人間」だともいえる。できない部下がいたなら、なぜできないのかと相手を責めるのではなく、「自分に問題があるから部下が伸びない」と考えなければならない。

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Posted by ブクログ 2012年07月25日

マクドナルドの経営、リーダーシップの考え方

徹底的な現場主義
マザービジネスの重要性⇒マザービジネス、基礎がしっかりしていなければ新しいことに取り組むべきではない。マクドナルドでいえば、QSCの徹底。

新たな企画
新たな企画の実行はスピードを持って行う。決断をした後のリスクよりも決断をしないこと...続きを読むのほうがリスクが高い。スピード重視、「決定しなくてもいいから動け」
企画立案は、顧客の欲求をかなえるものを提案。その際に会社のコアな部分をそれるものであってはならない
「顧客の立場で考える」「会社レベルで考える」「グローバルな視点で考える」

個人の仕事と、リーダーシップ
現実逃避型の転職はしない、現状でできないことは転職しても変わらない。今の仕事で何が学べるか。
部下から学べたところを考えてみる。
マネジメントは寛容と忍耐が必要である。
リーダーに求められることは「チームのパフォーマンスの最大化、自分のふるまい方の自己管理」

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Posted by ブクログ 2011年05月24日

[ 内容 ]
マクドナルドの経営術を公開する。
地域別定価、24時間営業、新商品戦略など、斬新な戦略で急成長するマクドナルドの秘密。
原田社長の企業戦略と人材育成術とは何か?

[ 目次 ]
第1章 「現場」にしかないビジネスの実像(ビジネスの学び方と発展のさせ方 企業の人材育成と、個人の価値)
...続きを読む2章 赤字脱却は原点の見直しから(企業再生とマザービジネスの強化 不可能を可能にするビジネス学)
第3章 顧客の一歩先を行く戦略とは(新たな価値の創出とスピードが持つ力 ヒット商品とオリジナリティ マクドナルドの戦略の核心)
第4章 「個のビジネスマン」としての生き方(企業が求める人材と、個人としての人生の価値 不可能を可能にする自分をつくる 自分のためのキャリアアップ術)
第5章 「個の力」と「組織力」(個人の役割、リーダーの役割 進化する「ピープルビジネス」)

[ POP ]


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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月26日

「不可能と思うことを可能にするのがビジネス」等、原田さんの仕事観が書かれた本。
レビューも書くだけじゃなくて、自分の生活にどう変化を起こすかを書くべきなんだろうな。
言い訳はするんじゃなくて、克服すべき機会点として捉えていこう。
ただ、これでは、行動レベルに落ちていないから忘れるな。
行動レベルで取...続きを読むり入れるものを今後は書いていかないと。

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Posted by ブクログ 2011年02月16日

外食産業の中で生きる者として、励まされる一冊。
低く見られがちな業界ではあるが、仕事の基本は他の業界と変わりはない。
プライドを持って仕事をすれば良い、さすがマクドナルド。

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Posted by ブクログ 2010年10月11日

授業のケーススタディーのために読んだ。
気軽な題名に相対して、中身は原田氏の信念と厳しさが伝わってくる内容。
課題は全て現場にある。顧客本位になることで解決の糸口が見える。

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Posted by ブクログ 2010年09月20日

「マックからマックへ」のCEOというイメージしか無かった。構成そのものは、書き方によっては、とかく自慢話に読めてしまうはずだけれど、なぜかそれを感じない。成果に裏打ちされたしっかりした考えを持った人なんだと、これを読んで感じた。

・ファストフードのサービスでは、計測器やパソコンと異なり、(食べたい...続きを読むと思って選ぶ、目の前の人の)スパンの短い欲求を満たす必要がある
・QSCにバリューを加えた「QSC&V」が、この業態におけるサービスの本質
・トップダウンであった従来の体質を転換する大変さ(何度か形を変えて述べられる。それだけ心に残ったということだろう)
・まったく希望と違う環境に放り込まれて、反発することがあっても努力してみる。それは認められ、その経験は無駄にはならない

4点めは、エンジニア出身+転職組、という点だけで勝手に親近感を覚え、とくに記憶に残った箇所だった。

末尾近くには転職に関する持論もあり、転職を迷う人にとっては、参考になる羅針盤の1つになるかもしれない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

*人間は求めるものが少ないほど幸せ
*20代はなんでも学ぶべき時
*本はあくまでも「ヒント」である
*現場にしかビジネスはない
*ビジネスアイディアを浮かべられるかは。「がめつさ」と「知識」にかかっている

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「マックからマックへ」の社長が書いた本。当時、アップルコンピュータからマクドナルドへの転職が興味深かったが、この本の中身も興味深い。
社長になってまず最初に取り組んだことは「基本の徹底」であると。また、ここ数年のマックの快進撃についての記載は非常に興味深く、モス信者の私も、「たまにはマックも行ってみ...続きを読むるか」と思ってしまった(笑)

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

日本マクドナルド社長による、企業経営論。マクドナルドがいかに人を大切に考え、育てているかがよくわかった。また、経営の基本を大事にしていることも理解できた。

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Posted by ブクログ 2015年09月19日

・ビジネスは現場にしかない
・仕事のしても、出世をしてより多くの金を得ることを目的にするものではない。よりやりがいのある仕事をして、自分を成長させていくことに喜びが見出せるものだから、勉強や出世もそれを助ける手段にすぎないのである。そしてまた、出世やそこで得られるお金にしてもやはり、目的ではなく結果...続きを読むの一つに過ぎないのである。
・二十代は学ぶとき。三十代は人生の方向性を決める時。四十代は決めたことを全うするとき。五十代は自分の代のの人生のキャリアを考えるとともに後継者をつくるとき。

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Posted by ブクログ 2015年09月07日

マクドナルドが なぜ没落したのか?
その原因が 原田泳幸の 経営手法に問題があるのか?
それとも、マクドナルドの構造的な問題なのか?
と言うことで、原田泳幸の本を 積極的に読んでいる。

この本は、2008年の作品で 就任して 4年目。
順調に マクドナルドが伸びている時期の 本であり、
原則的で ...続きを読む基本的なことを抑えていた。
その間に 1000億円の売上を伸ばし、14億人(2億人増えた)の顧客が来て、
260万人のクルーがいる。

QSC クオリティ サービス クレンリネス。を徹底する。
これが 順調に 伸びた原因であると言う 指摘は良いと思う。

企業というのは 危機管理が不可欠である。
食品における管理とは 味と品質と安全 にある。
『心の規律』『サイエンスとサイコロジー』

企業戦略というものは企業理念の上に構築されるものであり、
戦略があるからこそ日々の業務がある。
企業理念、企業戦略を一人一人がしっかりと理解しておかなければならず
それによって 社員の心をつなげていけるのである。
企業理念は 現場に反映されなければならない。

『商売根性』『がめつさ』 アイデアを浮かべられる人間。

公正と公平。
ビジネスにおいては 公平よりも公正な評価が必要となる。

プライド、バリュー、ペイ フォー パフォーマンス。
働いている時間の価値を高める。
考える。考えたことを人に伝える。
基本に返ろう。ただし 新しいやり方(革新)を通して。
マザービジネスとキャッシュカウ。
何かのチャレンジをして失敗するのは敗北者ではなく、何もしないままで負けるのが敗北者なのだ。
人間は当たり前のことが一番できず、当たり前のことを一番やりたがらない性質を持っている。
不可能を可能にする。非常識を常識にする。

いかに お客様に喜んでいただけるか?
いかに お客様の期待を超えるのか?

データやリサーチは、戦略を検証するために用いるべきだ。

性能や価格の競争の時代から 新しいサービスや付加価値が問われている。

決断しないリスクの方が高い。

スピード 変化と成長の持続。

アメリカ国籍と言えるような商品がメニューの真ん中に座るべきだ。
→ これが 原田泳幸の 一番の失敗かも。

えびフィレオ→なんと覚えにくい名前なのだろう。
てりたま。グラコロ。

ここまでの 原田泳幸は 良いのだが。どこで 間違えたのだろう。
成功は多くの場合、危機のはじまりになるものだ。
未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端に腐敗がはじまる。

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Posted by ブクログ 2011年12月01日

少し古い本ですが、
マクドナルドのケースを勉強するのにあたって、
予習がてら読んでみました。

アップルの社長からマクドナルドの社長に転身した著者が
マクドナルドでの改革の様子を簡単に述べています。
当時は不採算店舗が多く売上が良くなかったところを、
著者が社長になって店舗の売上を改善したという話で...続きを読むす。

その手法は、特別なウルトラCを使ったのではなく、
基本に立ち戻りQCDの改善に努めた様子がひしひしと伝わりました。
最近調子の良いマクドナルドなので、
昔は厳しい時代もあったんだなぁという感じです。

一方、定年制の廃止やら成果報酬制度等、
良かれと思って策定した制度も、
最近になって廃止してしまった事項もいくつか見受けられます。
(当然ですが)全てがうまくいく訳ではなく、
軌道修正を余儀なくされた制度もあるようです。
失敗がダメということではなく、
試行錯誤の末、企業は進化していくもで、
仮説を立てた上で、何でもやってみることが大事なんだなと感じました。

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Posted by ブクログ 2011年08月26日

IT業界に自分がいるのと深夜マックのできたての
おいしさの秘密が知りたくて拝読。

すべてではないけど既存店はできるだけ廃止せずに
既存顧客の回転率をあげて商品単価をあげないことで
売上げをだす発想は大いにAgree!

よくさからしげな営業企画部の企画で単価あげる
ことをいうやつにいっ...続きを読むてあげたい。
(安く売ることを奨励する訳じゃないけど)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年08月19日

客単価をあげることによって客数も伸びていくビジネスはまず存在しない。

どれほど素晴らしいプロモーションを実行したとしても、リピーター率を左右するという点に関していえば、QSCがどれほど徹底できているかということ以上に意味を持つことはありえない。

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Posted by ブクログ 2011年08月10日

原田氏がマクドナルドの経営を引き受けたのは2004年、
から、わずか4年で年間売上を1000億円UPさせた。

改革の重点に据えたのは、QSC(quality,service,cleanliness)
マクドナルドの低迷の原因は社会の変化ではなく、常に内的要因にあったため、原点を徹底することが不可欠...続きを読むだったからだ。

具体的には、
・単価を上げるのではなく、客数を増やす。
・新型キッチン(Made for you)の導入。
・24時間店舗。
・ドライブスルーの待ち時間短縮。
など。
「スーパーコンビニエンス」が戦略モデルであるMCだが、
理念や基本を基に新しい手段を考えてるということがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2010年05月09日

マクドナルドについての本。赤字体質を脱け出し、毎年店舗売上高を拡大し続けている原田社長はすごい。明確なビジョンと目標を持って取り組んでいる様子が伝わってくる。客単価も上昇し続けているし、品質も向上し続けている。撤退についての戦略も見事。

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Posted by ブクログ 2010年02月27日

2/26(金):
マクドナルドの戦略を知りたいと思い手に取りました。
が、本書は外食の基本であるQSCを地道にやるのみだ!という論調だったので、どんな考えでメガマックの流れを仕掛けたのか?とか詳細の戦略については触れてはもらえませんでした。
確かにマクドナルドはQSCも素晴らしいですが、消費者のニー...続きを読むズを掘り起こし、仕掛けていくことがうまい事が成功の秘訣だと思うので、
そこのあたりを知りたかったのですが、あまりかかれていませんでした。(当たり前かもしれませんが・・・)
そういう意味では、ちょっとがっかりしました。

ただ、細かい部分で戦略的な考えで参考になる箇所はありましたし、全体としても筋が通っており本としては読みやすいものでした。

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