小島寛之のレビュー一覧

  • 数学でつまずくのはなぜか

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    数学をわかる。

    塾で数学を教えていた経験に基づいて、思い切り噛み砕いて数学を説明している本。
    実例を挙げて、抽象から具体へと変換する事でイメージが掴みやすくなっている。
    導関数など”そうやって算出するもの”としか覚えていなかったが、直近するeという考え方は⊿を使って導関数を導いた微分の最初を思い出した。
    学習時は問題を解く事に一生懸命で勿体無かったな、と今なら(だから?)言える一言。

    自分メモ
    ・(負の数)×(負の数)=(正の数)は時間の逆戻り
    ・定理は公理を使って証明される
    ・不完全性定理:公理系の内部ではその命題を証明する事もその否定を証明する事も出来ない
    ・「全体が部分より大きい」と

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    2010年11月20日
  • 容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

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    経済学ってなに?という私みたいな人にいいと思います。
    ケインズもそうだけど、経済学の入門の入門という感じ。
    もっと深く知りたいことがあれば、その先に進む為のお勧め書籍も巻末に載っているので、初心者にとても親切な本だと思います。

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    2010年10月17日
  • キュートな数学名作問題集

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    『文系のための数学入門』の著者。

    数学嫌い、苦手というひとも楽しめるハートフルで素敵な問題を収録している。

    学校教育においての数学は他人との競争であり、いかに早く正確に答えを出すか、ということが評価につながる。

    でも、(ありきたりなパターンとして)それを真っ向から批判しないところが妙に心地良い。

    途中にはさまれているコラムも読みやすくて良い。

    とくに「ひらめき」のとこは生徒に読んでほしいかも。

    中高生向けかなー、とか思ったけど、読んでみて自分も楽しめた。

    ただこの人は多分「生徒は数学の有用性やファンタスティックな面を知ることで数学嫌いを克服できる」という立場に立って

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    2010年10月13日
  • 文系のための数学教室

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    数理論理のifの構文「AならばB」という分は「Aが真であってBが偽であるときに限って偽となりあとは真となるように決められている。
    したがってこの論理であれば「構造改革なくして景気回復無し」で「構造改革したけど、景気回復しない」っていうのも真となってしまう。
    論理を扱う立場には二つあり、一つは論理分を構成する個々の文の真偽に立ち入って考える立場で、「セマンティックス」(Semantics)、それに反して、文の内容や真偽と無関係に、形式的な推論の仕方だけに注目する立場を「シンタックス」(Syntax)といいます。セマンティックス的な教育を日本では受けてきましたが、現在不明なことを議論するには「シン

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    2011年04月07日
  • 使える!確率的思考

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    投資にとっての重要な指標は「平均値」であり、投機にとって重要なのは「標準偏差」である。
    「幾何分布」は時間を持たず、もしある機械の故障率の分布がそうであるなら、機械の故障率は使い始めであろうが、数回使用してからであろうが変化しない。
    この著者にはいつも「拙著」を紹介され、いつも読んでしまう。
    この本に紹介されていたベイズ推定については、「確率的発想法」を読もうと思う。

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    2010年09月04日
  • 容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

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    [ 内容 ]
    なぜ資本主義は不安定で、金融市場は混乱するのか。
    鋭い洞察力でその「謎」を暴いた、ケインズ理論の「騙されない」読み方。

    [ 目次 ]
    1 公共事業はなぜ効かないのか―「一般理論」の先見と誤謬(そもそも不況とはどういうことか;どうしてモノや人が余るのか;ケインズは貨幣に注目していた ほか)
    2 バブルの何がまずいのか―不確実性と均衡(確率論が通じないサブプライムの泥沼;アブナイとワカラナイは違う―「ナイトの不確実性理論」;人は最も悪い可能性を気にする―「エルスバーグのパラドックス」 ほか)
    3 人はどのように「誘惑」されるのか―選好と意思決定のメカニズム(経済活動は「推論」と「決

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    2010年06月12日
  • 使える!経済学の考え方 ──みんなをより幸せにするための論理

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    前半は先人の数学モデルの紹介となっているが、詳細説明を文献参照としているところが多く素人にちょっとむずかしい。私にはちょっと「使えない」って感じだった。

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    2010年05月05日
  • 使える!確率的思考

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    最初はわかりやすかったのだが、後半にいくにしたがって徐々に専門性が増し、わかりづらくなった。最終的に読みきれなかったが、標準偏差の説明あたりは非常にわかりやすかった。参考書的な本ではなく、現実の場面で確率論をどう使うことができるのかを説明しており、そこが面白いところだった。

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    2010年03月26日
  • キュートな数学名作問題集

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    いろいろな数学の問題を紹介。
    対象は中学生から数学が苦手な大人まで。

    なかなか楽しめた。
    もう少し問題が欲しくなりました。

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    2009年11月11日
  • 使える!経済学の考え方 ──みんなをより幸せにするための論理

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    限界効用 経済学で言う限界はmarginal(ある活動が1単位増えたときに、効用がさらにどれだけ増すか?を現す。)親の階級と、子供の学歴・子供の収入が相関がある。学歴と収入は直接相関があるわけではない。という理論がある。

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    2011年10月21日
  • 容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

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    ケインズというより、作者の話や考えが多く感じるが、けっこう面白いしわかりやすい。
    入門編のうちの一冊としては悪くないと思う。

    「不安定に上下するのは価格や賃金のほうでなく、むしろ、生産量や雇用量のほうになるはずだ」

    「投資需要が決まったことによって、会計部門の貯蓄の総額がその投資と同じ額にきまってしまう」

    「プロの経済学者と一般人の最も大きな違いは、貨幣をはさまずにものを考えることができるかどうか」

    「(二兆円の公共事業を行ったとすると)納税前の所得は確かに二兆円増える。しかし、これを税金として収めてしまえば、国民の手元に残る可処分所得は前と同じ水準であり、そういう意味で国民の私的な経

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    2009年10月07日
  • 容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

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    仕事で統計学的知識の必要性を感じ、超文系の私でも読めそうな本はないかと探してみたところ、『完全独習統計学入門』というのがなかなか好評。いまだ購入していないけれど。で、その著者である小島寛之さんの本「容疑者ケインズ」が日経新聞の書評でおすすめされていたので読んでみた次第。
    ふだん読まない種類の本なので、何かと新鮮で、さらには小島先生の平易な語り口には非常に好感を持ちましたが、、。算数ができない自分が悔やまれる。
    で、なんでタイトルは「容疑者ケインズ」なんだろう?「謎ときケインズ」とか「超ケインズ」とか、そんな感じのタイトルの方が中身にフィットするのではないかと思ったり。

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    2009年10月07日
  • 容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

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    ケインズの理論のゆがみ、今の世界経済の状況をもたらした原因を、ケインズ好きが解説しています。得てして経済学を進める上で社会的弱者の存在、公共性や、個人の行動というのは無視されてきました。が、そうはいかないよねーということを痛感する本でした。

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    2009年10月04日
  • 使える!確率的思考

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    確率を使って、自然や社会をどう見るかというコンセプトの本

    確率の本とは言ってるが、統計学の方がメインになってる

    PとかCなどの高校確率の知識は全く無くても、スラスラ読めます

    ベイズ推定に興味を持ったので、大学生のうちに統計学を体系立てて勉強しようかと思ったり。。。

    気になったワード・・・完全な乱数をつくるのは難しい、ブラウン運動:フラクタル性、マルチンゲール、モンテカルロ法、移動平均、幾何分布

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    2009年10月04日
  • 数学でつまずくのはなぜか

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    20080121
    学校教育の落とし穴から抜けるための、まったくユニークな伝授法。数学的センスは誰のなかにもある!

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    2009年10月04日
  • 文系のための数学教室

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    距離の概念を変えてみよう!神様の存在を証明してみよう!数学を使って…数学キライに、せめて数学ニガテになってもらおうという意欲的な本ですが、結局数学キライが読んでも???らしいです。多分序章から積分なのがウィークポイント。

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    2009年10月04日
  • ゼロから学ぶ微分積分

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    著者が好きだから買いました。高校から大学への橋渡しにいいのでわ。あと家庭教師やってる人とか数学を人に教えてる機会がある人は参考になると思う。

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    2009年10月04日
  • 使える!確率的思考

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    【目的】

    【引用】

    【感じたこと】
    「働きアリ・怠けアリ」をモデルに。

    【学んだこと】
    真似をすることには合理性がある。

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    2009年10月04日
  • 文系のための数学教室

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    ちょっと物足りないですが
     取り出した話は使える 仕事に
     数学をりようした発送の転換方法とか推論 論証の話をしたかった リファ本としてはいいかも
    n進距離や経済学者 宇沢氏の距離の話など ヒントにはなりますな とりあえず 

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    2009年10月04日
  • 使える!確率的思考

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    頭を切り替えて読みましょう!   日常のあらゆるところに確立は存在します。そんなところに気づかせてくれる本です。意外な発見があるかも!?

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    2009年10月04日