容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方

838円 (税込)

4pt

ジョン・メイナード・ケインズ。一九三六年に発表した『一般理論』で一大センセーションを巻き起こした経済学の巨人──名前は知っていても、実際にこの男が何をどう考えていたのか、正確に理解している人は少ない。なぜ現代経済学のスーパースターと呼ばれたのか、なのに、なぜ「ケインズは死んだ」とまで言われるようになってしまったのか。本書は、数字や数式を極力使わずに、今の世の中につながるケインズの思想をやさしく解説。読むうちに「資本主義」の正体、「経済」の真相が見えてくる。

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容疑者ケインズ ケインズ理論の「騙されない」読み方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年02月01日

    もっと早く読むべきだった。
    ケインズの洞察力はすごい、と著者に共感した。
    ケインズから拾うべきところは拾う一方で、捨てるべきところはバッサリ切り捨てているのが素晴らしい。

    1章→公共事業は、価値ある事業であるときに限り、また、所得再分配がなされる場合に限り、国民所得向上に効果あり。

    2章→バブル...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    今ではちょっと落ち目?のケインズのすごさを再認識デキる本。公共事業がなぜ不況に効かないのか、バブルがなぜ発生し、なぜはじけるのか?サブプライムローンがなぜ良くないのか?この本から汲み取ることができる。よく分かったといえるかというと微妙だが、考えるとっかかりは得られた。経済学は役に立たないと考えがちだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月05日

    今まで経済学って、難しい~って気持ちしかなくて、敬遠してました。
    だって読んでも意味がわからなかったから。。。

    ただ、ある本で経済学の入門書という位置づけで紹介されていた&近くにたまたま見つけることができたので、読むことに。
    最初、名前を聞いただけじゃ、小説?!と思ったくらいです。
    (ケインズも知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月15日

    小宮先生おススメシリーズの1冊。
    正直、前半は難解。

    でも後半は、著者の熱さも伝わり、興味深く読めました。

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    Posted by ブクログ 2011年10月29日

    企業の総生産量が有効需要を超えている場合、企業には在庫が発生し、家計にはそれと同価値の貨幣が残留することになる。新古典派では、このとき財の価格調整、すなわち値下げが起きて商品は完売され、貨幣は企業部門に戻っていくが、ケインズ理論では価格調整では無く数量調整が起きるという。売れないから、生産量を落とす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月17日

    経済学ってなに?という私みたいな人にいいと思います。
    ケインズもそうだけど、経済学の入門の入門という感じ。
    もっと深く知りたいことがあれば、その先に進む為のお勧め書籍も巻末に載っているので、初心者にとても親切な本だと思います。

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    Posted by ブクログ 2010年06月12日

    [ 内容 ]
    なぜ資本主義は不安定で、金融市場は混乱するのか。
    鋭い洞察力でその「謎」を暴いた、ケインズ理論の「騙されない」読み方。

    [ 目次 ]
    1 公共事業はなぜ効かないのか―「一般理論」の先見と誤謬(そもそも不況とはどういうことか;どうしてモノや人が余るのか;ケインズは貨幣に注目していた ほ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    ケインズというより、作者の話や考えが多く感じるが、けっこう面白いしわかりやすい。
    入門編のうちの一冊としては悪くないと思う。

    「不安定に上下するのは価格や賃金のほうでなく、むしろ、生産量や雇用量のほうになるはずだ」

    「投資需要が決まったことによって、会計部門の貯蓄の総額がその投資と同じ額にきまっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    仕事で統計学的知識の必要性を感じ、超文系の私でも読めそうな本はないかと探してみたところ、『完全独習統計学入門』というのがなかなか好評。いまだ購入していないけれど。で、その著者である小島寛之さんの本「容疑者ケインズ」が日経新聞の書評でおすすめされていたので読んでみた次第。
    ふだん読まない種類の本なので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ケインズの理論のゆがみ、今の世界経済の状況をもたらした原因を、ケインズ好きが解説しています。得てして経済学を進める上で社会的弱者の存在、公共性や、個人の行動というのは無視されてきました。が、そうはいかないよねーということを痛感する本でした。

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