倉下忠憲のレビュー一覧
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最近「Evernote」を使い始めたので、読んでみることにしました。
この手の本は、使い方で終わって知るものが多いのですが、この本は、使いこなしまで言及されているのがいいですね。
例えば、p.78野口悠紀雄氏の「ポケット1つの原則」を実現するためのヒント、p.119外山滋比古氏のアイディアを生み出すメタ・ノート習慣、p.140EvernoteでのGTDの運用、p.158「43フォルダズ」でリマインダーを実現する、p.184本田直之氏のセルフブランディングにはメディアキットが便利といったように、他の著名人が提案している仕事術を、うまくEvernote上で実現する方法が紹介されています。 -
Posted by ブクログ
今まで紙の手帳だけで「行動の管理・記録」をしていたが、これでいいのか、と思い読み始めました。手帳をクラウドツール、スマートフォン、手帳、目もなどを組み合わせた1つのシステムとしてとらえる考え方には目からうろこが落ちました。 手帳術自体についても以前に読んだ本と通じるところがあるので納得できました。
中でも一番印象に残ったのは「目標・ビジョンを持つ力は活用するが縛られないことが重要」という箇所です。本来は時分が前進するためのツールなので絶対ではなく、必要なら見直すべき、という考え方は1度たてた目標がうまくいかなくなると自己嫌悪に陥りがちな私にとっては前向きに考えさせられる発想でした。 -
Posted by ブクログ
デジタルツールとアナログ手帳の棲み分けに悩んでいるところで手にした本。
日々のタスクのウィークリープランナーへの落とし込み方や、運用して行く上でのアドバイス(タイムマネジメントなど)、またセルフマネジメントにも触れた内容で、なるほどと思わせてくれるところがたくさんあった。
使用しているツールもGoogleカレンダー、evernote、ほぼ日手帳、モレスキンなど、自分の使用しているツールと近かったこともよかった。ほぼ日のオリジナルではなくカズンにすればよかったと思ったけど、本書にも「好みのツール〜」とあったので、自分なりに工夫したい。
できる気にさせてくれる本。 -
Posted by ブクログ
ベストの「手帳術」を押し付けるのではなく、自分の手帳術をサンプルに、こう考えるとよい手帳術を構築できる、とサジェスチョンしているところがいい。当然、個々人で生き方暮らし方考え方好みが異なるので、ある人にベストであっても別の人にベストとは限らない。また、今の誰かにベストだとしても、3年後、5年後のその人にベストとは限らない。それを踏まえた提案になっているので、素直に受け取れる。
アナログとデジタルの使い分けと融合の手法の説明というのもよい。
ただ、作者の仕事柄か、サラリーマンには(特にセキュリティに厳しい企業では)無理があるところもある。
そういうサラリーマン視点での「手帳術」があると嬉しいとこ -
Posted by ブクログ
時間管理、手帳ともいろんなサービスがでてきて、どれがいいのか本当に迷っていたので読んでみました。読んでる途中から、メキメキやる気がでてきてWeekly Planner やらノートやらカラーペンを買い込んでしましました。
それにしても著者の文章がほんとうに気持ちよくスルスルと頭に入ってくる感じでした。
まるでおそばを食べるような。それも上等なおそば。
上等なおそばというのは、そばがおいしだけでなく、汁も美味しくあっさりしたそばをしっかりと支えているのです。つるっと食べて、もうちょっとと思うと、暖かいそばつゆが出てくるという。そんな感じです。
本当に美味しゅうございました。 -
Posted by ブクログ
Evernoteが「よくわからない」とか、「ホントに使えるの?」という人はさらっと読んでみては。
このテの本にありがちだけど、「できることは一通り詰め込みました」って感じでしたね。ネットにたくさんあるツールから、どのように組み合わせて使うかはそれぞれだと思うので、割り切って読みましょう。
個人的には、ノートブックの管理・活用の部分が参考になりました。
GTDについては、これからボチボチ試してみます。
とりあえずは、プライベートのメモとかセミナーのまとめで使い始めました。(放っておくと無くなりそうなメモを保存するには案外向いているかも・・・。) -
Posted by ブクログ
■概要
EVERNOTEの有効活用について述べられている本。基本的な機能の障害、既存のビジネスツール(GTD)のEVERNOTEでの具体的な実現方法、他のアプリとの連携、EVERNOTEの活用例についてなど。
■感想
実例が豊富で参考になることがたくさんあった。
以下はメモ。
【EVERNOTE使い方】
・作成日や変更日などさまざまな属性があるため詳細な絞込みが可能。
・OR検索は「any:wordA wordB」
・その他、日付やタグ検索など、Evernote独自の指定で検索可能。★時間があるとき確認
・ワイルドカード(*)検索可能
・ジオタグの取り込みが可能
・携帯カメラで撮影
・ライフ