マイケル・ルイスのレビュー一覧

  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    難解な部分が多かったが、リーマンショック時に大成功を収めた各投資家のエピソードがかなり詳細に記されていたので非常に面白かった。
    登場するそれぞれの投資家の個性の強さ・能力の高さは1級のものだった。

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    2019年08月26日
  • マネー・ボール〔完全版〕

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    ネタバレ

    プロとしての野球。勝つために何が必要か。
    既成概念と異なるアプローチ方法で球団を運営する物語。
    重点目標が「勝つため」である。
    プロ野球である以上、「勝つ」以上に大切なものが
    あるようにも思えるが、本書はとにかく「勝つ」ためである。
    洋書とは思えないくらい翻訳が素晴らしく読みやすい。
    セイバーメトリクスの考案者は
    ホームセンターの警備員だったことが最大の驚き!

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    2019年06月30日
  • マネー・ボール〔完全版〕

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    この本を機にセイバーメトリクスについて興味が湧きました。映画ではアスレチックスの劇的な優勝に目が行きがちでしたが、本ではその真髄となる理論が詳しく書かれています。野球人は本の方がおススメです!

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    2019年03月09日
  • マネー・ボール〔完全版〕

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    ★ビリー・ビーンは才能に恵まれていたが、性格が災いしメジャーリーガーとしては成功できなかった。しかしその後ゼネラルマネージャーとして大成功している。身体能力だけではダメで考え方が重要ということ、適性が大事ということがわかった。

    ★世間の常識を疑うこと。

    ★トレードのところ、そんなに赤裸々に書いて大丈夫かと心配になる。

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    2018年12月14日
  • マネー・ボール〔完全版〕

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    あらすじとしては、1990年代、メジャーリーグの選手の年俸は軒並み上がってきていたが、主人公ビリービーンがGMに就任したオークランドアスレチックスは所謂貧乏球団で、所属する地区でも最下位争いをするほどだった。しかし彼は今まで他の人達が見向きもしなかった色々な指標から選手を評価し、安く契約すると言った革新的な方法でチームを常勝球団へと導いて行く話だ。

    この本を読んで、今までの常識にとらわれない柔軟な思考が新しい時代には必要であり、自分も固定観念に縛られずにこれからを生きていこうと思うようになった。

    マイケルルイス著 講談社
    本館3階東閲覧室(人文系)所蔵
    請求記号783.7 Le

    マッケ

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    2018年06月26日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    2008年9月の世界的金融危機(いわゆるリーマンショック)の中で世界経済が破綻する方に賭けたマネーゲーム のプレイヤーの物語。本書はブラッドピットによってマネーショートの名で映画化されました。今では債券市場の重要な指標の一つとなっているクレジットデフォルトスワップ(CDS)がサブプライム債が破綻しないことを前提にヘッジ保険代金を巻き上げるために作られたとは驚きです。その結果、投資銀行は自ら生み出したCDSによって破綻することになるのですから皮肉としか言いよう がありません。

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    2025年12月21日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    ネタバレ

    映画を見てから原作を見たが、リーマンショックの引き金を起こしたサブプライムローンの仕組みを非常に分かりやすく解説すると同時にそこで実際に何が行われていたか生々しくつづっている。崩壊に賭けた人は決して運よく勝てたわけではなく、きちんとしたロジックに基づいて崩壊に賭けているのが興味深い。周りに流されずに自分の頭で考え続けることが成功に繋がっている。あとは金融ってモラルが求められるはずなのに、実は人のお金で商売するので、最終的には無責任になるんだなーと思った。本当の崩壊というのは数十年に一回の単位で発生するので、前例主義が当てはまらないこともよくわかった。

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    2016年12月11日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    世界中の景気に冷や水を浴びせかけたリーマンショック。それはアメリカの不動産を担保にしたサブプライムローンの破綻が発端でした。そのバブルがはじけるまで、サブプライムローンを売りまくっていた金融市場において、その破綻を予期した人たちが存在し、その人達がどのように考えて行動していたのかを詳しく追ったノンフィクションです。
    実は私自身も金融商品の仕組み、取引の仕組みがよく分からず、サブプライムローンと言われてもその仕組みもよくわからず、その辺の知識を得られることも期待して読んでみました。読後の印象としては、読んでも分からない部分も結構残りました。もう少し金融商品の知識を得てからこの本を読んだらもっとス

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    2016年05月07日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    2007年から2008年にかけて問題となったサブプライムローン。それを遡ること数年前、そのローンをまとめて証券化して、さらにそこから産み出されたCDOの問題に気がついた3組の投資家が、全力でショートにかけた話。
    ゴールドマンサックスの立ち回りが上手いのは何故なんだろう。みずほ銀行もちょこっとだけ登場する。
    藤沢数希さんの寄稿で、日本国債に言及があるが、確かにこういう不滅と考えられているところにこそ、問題が潜んでいるのだろう。思考停止しないようにしたい。

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    2016年03月27日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    サブプライムショックが起きる前、世界経済の破綻に賭けたひとたちのお話。

    貧困層に住宅ローンを組ませて、それを金融商品として売り出す。今、考えてみたら、怪しげな商売に思えてしまうけど、アメリカのエリートが集まる投資銀号が考えたことだから、安全なのだろうと思ったのだろう。CDOにCDSの説明については解説が分かりやすかったです。

    ひとの欲望は果てしないし経済危機はこれが最後ではないだろう。今回起きたことは中身を見ないで結果しか見ない成果主義の結末の様な気もします。

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    2016年03月23日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    すごい本だった。表面的にしか知らなかったサブプライムローン問題が良く理解出来、ウォール街とアメリカの決して治らない病巣についても良く分かった。それにしてもあの段階であの規模でショートしていた人がいたのに、誰もそれについて耳を傾けなかったところが本当にどうしようもないね。

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    2016年03月07日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    面白かった。アイズマン、バーリをよくぞ見いだし、その特異なキャラクターや、自らが取ったリスクに伴うプレッシャーに耐える自分の相場観への信念の強さを描いたと感服。
    これより15年ほど前に我が国で沸き起こり、我々が皆踊り、崩壊したバブルをこんなふうに描く作家はいなかったな。

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    2014年03月01日
  • フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

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    HFT業者の熾烈な争いが描かれている。東証にアローヘッドが導入されて板読みによるデイトレが事実上消滅したと聞いたが、これを読むととても人間が勝てる相手でないことがわかった。

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    2025年03月02日
  • 1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊

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    ネタバレ

    大谷翔平を宣伝に使ったり、あっという間に巨大会社になり、あっという間に破綻していったFTX。暗号通貨業界には全く明るくないので何が起こっているのかよくわからなかったのだけど、そういう人が読むにはちょうどよいかも

    FTXの創設者サム・バンクマンフリード(すごくユダヤ系っぽい名前だ、、、)もその周りと固めていた若者も、数学の才能が非常にあり、高学歴で、ジェーンストリートなどのHFT業者出身者が多い。日本のIT長者のように、たまたま一発当てた、という感じではない。ただ、功利主義的で共感性が欠如しており、発達障害だなぁと思わせる風貌やエピソードには事欠かないというのが特徴か

    やっていたことは取引所

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    2024年10月27日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    投資の世界を小説で勉強しようと思い読んだ。でもサブプライムのCDOのCDSという特殊分野で一般的な勉強にはならず。1回目は流れを追うだけだったが、すぐ2回目読んだら結構コンパクトでわかりやすかったことに気付いた。描き方も巧みで「もう一度言ってもらえますか」(p252)や「ゼロ!」(p272)など劇的で良い。東江一紀の翻訳が自然でさすがというのもある。普通に良くできた小説。
    でもこれが作り話でなく2007年に実際に起きたことというのは笑えない。著者は金融危機の源を1981年にソロモン・ブラザーズが合資会社からウォール街初の上場企業に転じ財務上のリスクを株主に転嫁したこと、つまり投資銀行側の問題と

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    2024年09月17日
  • 1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊

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    トレードで勝つのは一見不可能そうに見えるが、期待値を計算し積み重ねれば勝てる。
    ということはここまでできないと負ける。
    そりゃ素人は負けるよな…と考えさせられる。

    また、効果的利他主義という考え方があることを初めて知った。
    シリコンバレーでのエリートたちの宗教的なものらしいが果たしてそれで世界が良くなっているのか?という疑問は残る。

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    2024年09月08日
  • 世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

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    CDOを取引するために努力した人たちの話や、AIGがリスクを負っているため証券会社は悠々と取引を売っていた話、何億ドルの取引をしても全然動かない取引値といった個別の内容は面白かったが、詳細な内容は書かれていないし、全体的にわくわくする部分が少なめ。それでも読ませてしまうのは原作者と翻訳者の腕な感じがします。
    当時の雰囲気を知るために読むような本。

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    2024年03月20日
  • 後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

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    面白かった。(特に後半)
    行動経済学が生まれるきっかけとなった心理学と意思決定の研究者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの研究生活と友情の物語。
    二人の研究の成果については、カーネマン著『ファスト&スロー』に詳しいので、この研究が生まれるまでの物語として読んだ。

    序盤・中盤は彼らの生い立ちと初期研究の話で、あまり興味が持てずに、しばらく読むのを止めていた。しかし、後半を読み出すと、見知った行動経済学の話や、カーネマンの苦悩と二人の別れなど、話がドラマチックになり、一気に読んでしまった。名声を得たが故の二人の別れは、人間心理の難しさを感じると共に、「成果は一人では出せないが、評価

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    2024年03月10日
  • 後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

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    行動経済学の創始者である二人、カーネマンとトヴェルスキーをめぐるノンフィクション。人間ドラマとして秀逸なのは確かだが、目的としては行動経済学の入門として読んだ。そういう読み方も可能。

    そもそも発端として、イスラエル軍における人材評価として始まったということが興味深い。判断する際に権限を有する者が行い勝ちな「思い込み」「経験偏重」「統計軽視」などについて研究を深めていく。

    軍事分野に次いで医療業界において理解者が現れ、経済学に話が及んだのは、その後であること。このあたりも興味深い。

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    2024年01月06日
  • フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

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    高頻度取引(HFT)業者の実態をHFTが表面化した頃に書いており、時代を先取り(HFTからしたら遅いと思うが)した内容と著者のストーリー性に惹かれて一気に読み終わった。
    では、どうすればいいのか?までは書かれていないが、数兆円が日々取引される取引所の実態をここまで明確に書いた本は投資知識として読むべき1冊になると思う。

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    2023年12月19日