鈴木秀子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!人間は9つのタイプに分類される、というエニアグラムについての本。20年以上前の本だが非常に面白い。タイプ診断とそのタイプごとの特徴、各タイプが日常生活の中で囚われやすいこと、そして各タイプごとの強みと弱みの改善方法。また、各タイプの上司/部下に対する適切な接し方の具体的アドバイスも盛り込まれており、これはビジネスの場だけでなく、身近な人にもこの概念を共有し、互いにどんなタイプなのかを認識し合っておくと関係構築に役立ちそう。
ちなみに本書では、人によってタイプがくっきりと分かれる=すなわちどれか1つのタイプに必ず当てはまる(複数のタイプに当てはまるということはない)、と -
Posted by ブクログ
「人生には何ひとつ無駄なものはない」
遠藤周作 著
1.本書から。心に留めた文章。
①挫折
敗れた自分を素直に認め、再起を図るためのプロセス。
②孤独
滅入ったときには、孤独になること。
本を読んだり、自分に向き合うことが機会となる。
③
ただしいことが絶対ではない。
④老い
老いていくことで、言葉では表現しづらいものに心を傾いていく。
⑤自己認識
自己認識が、人間の為す行為のなかで、一番難しいかもしれない。
⑥真実
事実の世界にのみ生きているわけではない。
事実のなかに、自分だけの真実を探し、それによって生きている。
⑦転化
自己の嫌なところ。転化させること。
2.こんな方におすすめかも -
Posted by ブクログ
自分の本質を知り、良いところも悪いところも全て受け入れる。そして、自分の良さをもっと生かし、悪いところをうまくコントロールすることで自分の生き方をよりよくし、さらには他者とより良い関係を築くことができるようになる。
自分はタイプ1であった。何事においても完全であろうとする。そして、正しいことをしている、正しいとわかっているということでもっとも満足感を得る。
内なる批判者が示す正しさに捉われすぎて、自分の欲求、本当の気持ちを抑え込んでしまう傾向がある。
どんなことにも手を抜かない、向上心や勤勉さ、正義感がある、自分だけでなく周囲の人々の向上のためにも尽力を惜しまないという良さを持つ。
一方 -
Posted by ブクログ
2019.12.31
囚われとその抑圧による性格への影響がおもしろい もっととっさの反応やある一定の状況の反応を分類してこのタイプじゃないか?っていうのを推測する遊びを周りの人間たちに試したい センターの理解が難しい 古本で買ったから前の人が診断した結果が残っててウケた 元彼は完全にタイプ3だったと思うのだけど、めちゃくちゃムカついてる時にその人の上司にめちゃくちゃ失礼なことしてやろうと思って実行したのはその人を怒らせる最も的確な方法だったと改めて思った 反省はしている
わたし自身はタイプ5かタイプ7かタイプ4なのだけど、5と7はわかるが(→の関連性があるので)4はどこから来たんだろう。。ま -
Posted by ブクログ
自分自身を見直すのはモチロン。他者との人間関係のあり方のヒントを教えてくれる本。
私が感じたメリットは2つ。
①自己理解
自分の性格を知ることによって、自己理解が深まる。
ポイントは20才の時の自分を照らし合わせること。
基本、人間の性格は生まれ育った環境や、状況によって形成されるもので、20才前後で確立されるものである。
しかし、過去の経験によって、自分のニガテな部分を隠したり、得意な部分を見せないようにしたり、自分自身の根本となる価値観・性格などは知ることは自分自身にとっても、他人にとってもムズカシイ。
なので、「あの頃の自分」を思い出してタイプ診断を行う必要がある。
私自身は、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生には何ひとつ無駄なものはない >>は、遠藤周作さんが残してくださった珠玉の言葉を、親しくされていた鈴木秀子さんが、選び取って編んだものだそうです。
≪人生というものがわからないから、われわれは生きて、そして人生とは何かということを、生きながら考えているのだと思います。≫ なるほど、どこまで行っても人生というものがわからないから、わからないのに死ぬわけにはいかないものね。だから生きているんだね。私は、もう57年も生きているのに、あいかわらずわからなくて、このようなタイトルの本があることを知って、内容が良いと聞くと手に取らずにはいられない。
≪60歳になる少し前ごろから私も自分の