あらすじ
「すべての人は9つのタイプに分けられる」――世界各国で科学的に検証され、日米の一流企業で人事研修にも採用されている、神秘の人間学“エニアグラム”。タイプを分ける20の質問に答えれば、あなたが、(1)完全でありたい人、(2)人の助けになりたい人、(3)成功を追い求める人、(4)特別な存在であろうとする人、(5)知識を得て観察する人、(6)安全を求め慎重に行動する人、(7)楽しさを求め行動する人、(8)強さを求め自己主張する人、(9)調和と平和を願う人、の中でどのタイプかがわかる。自分のタイプを知り、こだわりや恐れから解放されれば、自らの能力と個性を最大限に生かすことができる。さらに、相手のタイプを知り、長所と短所を見極めれば、その人に合った対応の仕方がわかり、良好な人間関係も築ける。まさに、新しい生き方を実現するための“人生の地図”といえる。各界で話題騒然となった44万部突破のベストセラー!
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Posted by ブクログ
自分のいいところと悪いところを的確に指摘された気がした。どうすればうまくいくのかを具体的に示してくれていて、分かりやすかった。「今までのように組織に合わせていく生き方ではなく、自分を生かすことで、みんなが生き生きと働いていける魅力的な組織や社会をつくっていこうではないか。」というところが良かった。
Posted by ブクログ
【自分をすぐに知りたい人にオススメ】エニアグラムという性格診断から人間の性格を9つに分類し、その一つ一つに合わせた「囚われ」や変わるためのヒントが書かれています。僕は「完全でありたい人」だったのですが、完璧主義やそれによる弊害、改善策が丁寧に書かれており、まさに「今日から実践できる」内容でした。特に『心の完璧さとは、プラス要素とマイナス要素の絶妙なバランスによって実現するものであり、プラス要素だけを積み上げても、完璧さを実現することはできない。』という箇所は深い納得感がありました。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!人間は9つのタイプに分類される、というエニアグラムについての本。20年以上前の本だが非常に面白い。タイプ診断とそのタイプごとの特徴、各タイプが日常生活の中で囚われやすいこと、そして各タイプごとの強みと弱みの改善方法。また、各タイプの上司/部下に対する適切な接し方の具体的アドバイスも盛り込まれており、これはビジネスの場だけでなく、身近な人にもこの概念を共有し、互いにどんなタイプなのかを認識し合っておくと関係構築に役立ちそう。
ちなみに本書では、人によってタイプがくっきりと分かれる=すなわちどれか1つのタイプに必ず当てはまる(複数のタイプに当てはまるということはない)、というようなニュアンスで書かれているが、個人的な見解としては、9つにはっきりと分かれるというより、9つのうち、当てはまる複数のタイプの特徴が複合されてその人独自の特徴となるのでは、と感じる。あくまで個人論。
星占いにはピンとこない私も、科学的根拠のあるものは納得感を伴うので入ってきやすい。
以下個人的なメモ
- 自分の行動と、本心の自分のギャップに気付く。感情を無視して「正しいこと」「評価されること」「良いとされること」を選ぶ習性があり、自分の本当の欲望が隠れてしまいがち。本当の自分の感情を知るために、物事に対する自身の身体的な反応に着目し、そこから自身の感情を探るとよい。
- 物事に対峙するとき、私の心の中は常に二層構造のようになっている。本能的欲求と、それを抑制する批判的な自己。どこまで行っても何をしても「まだまだだ」と満足できない。人からはその姿勢を謙虚だ、と言われたりするが自分では全く謙虚とも思っておらず、シンプルに常に努力が足りていないと感じているし、まだまだ未熟だ、という考えがある。もっと自分を褒めてあげよう、、
- 常にどのタイミングでも完全、完璧であろうとするあまり、いつまでも満足できない枯渇感がある。しかし人は過去から未来に向かって成長し、完全に近づいていくもの。点で「完全かどうか」を見るのではなく、過去から現在までを線で「成長している自分」を見るようにしよう。
この本を読んだことでまた一つ、自分に詳しくなれた。内省好き、自分を知ることが好きな私にとってこの類の本は本当に面白く感じる。
Posted by ブクログ
自分のタイプは「囚われ」や「時間の感じ方」を読むとすこぐハッキリした。
自分がどういう時に嫌悪感を抱いてしまうのかがドンピシャに当たっていて、それに対する改善策を意識していいたい。
他のタイプの人にどう接するかはすごく勉強になる
Posted by ブクログ
自分の本質を知り、良いところも悪いところも全て受け入れる。そして、自分の良さをもっと生かし、悪いところをうまくコントロールすることで自分の生き方をよりよくし、さらには他者とより良い関係を築くことができるようになる。
自分はタイプ1であった。何事においても完全であろうとする。そして、正しいことをしている、正しいとわかっているということでもっとも満足感を得る。
内なる批判者が示す正しさに捉われすぎて、自分の欲求、本当の気持ちを抑え込んでしまう傾向がある。
どんなことにも手を抜かない、向上心や勤勉さ、正義感がある、自分だけでなく周囲の人々の向上のためにも尽力を惜しまないという良さを持つ。
一方で、自分の価値観を基準に他人に対しても完全を求めてしまい、それが達成されないために無意識に憤りを感じる。
また、苦手や嫌いなことに向き合うことは自分の不完全さを認め、直視することになるので、避ける傾向がある。
さらに、選択を迫られる場面において、完璧な確信に基づいて選択したい、あやふやさを残したまま選択をすることで周囲から批判されたくないがため、意思決定を可能な限り先送りしようとし、結果的に決断力がないというイメージを周囲に与えてしまう。何か1つのことに打ち込んで、完璧にできないことを恐れ、決定を先送りする傾向があり、優先順位をつけて行動することが苦手。
また、他人と自分を比較しがちで、他者の優位性が確認されると、自分のほうが劣っていると考える傾向。
他者との比較ではなく、過去の自分との比較によって、自分を高めていける人でありたい。
「今完璧を求めるのではなく、これから成長することで次第に完璧に近づいていく」という考え方を受け入れることで自分に寛容になるとともに、他者にも寛容になり、良い人間関係を築くことができる。
人生の明るい部分に目を向け、自分の楽しみを巧みに探し出し、他者とも楽しみを分かち合おうとする。タイプ7の長所を取り入れることで、生真面目さを和らげ、楽しむ力を育てることで、人生をありのままに受け入れる能力を獲得!
自分も相手も褒める、素直に怒りや憤りを表す、もっと単純に考え気楽に生きる!
Posted by ブクログ
2019.12.31
囚われとその抑圧による性格への影響がおもしろい もっととっさの反応やある一定の状況の反応を分類してこのタイプじゃないか?っていうのを推測する遊びを周りの人間たちに試したい センターの理解が難しい 古本で買ったから前の人が診断した結果が残っててウケた 元彼は完全にタイプ3だったと思うのだけど、めちゃくちゃムカついてる時にその人の上司にめちゃくちゃ失礼なことしてやろうと思って実行したのはその人を怒らせる最も的確な方法だったと改めて思った 反省はしている
わたし自身はタイプ5かタイプ7かタイプ4なのだけど、5と7はわかるが(→の関連性があるので)4はどこから来たんだろう。。またウィングにあたる6と8の要素がほとんどないので、ホーナイやハーモニクス、ウィングの詳細が示されたものを読みたい
Posted by ブクログ
自分の性格のタイプが知りたくて読んでみた。
20の質問は3回くらいやったほうがいいと思う。
自分のその時の心情により変化するから。
そこで毎回、同じタイプだったらその可能性が高い。
けど、他のタイプもチャック数が同じくらいなら、それも読んでみるといい。
チェック数が1つ違うだけだと、二番目に多かったタイプがぴったりくるという可能性もあるから。
Posted by ブクログ
自分自身を見直すのはモチロン。他者との人間関係のあり方のヒントを教えてくれる本。
私が感じたメリットは2つ。
①自己理解
自分の性格を知ることによって、自己理解が深まる。
ポイントは20才の時の自分を照らし合わせること。
基本、人間の性格は生まれ育った環境や、状況によって形成されるもので、20才前後で確立されるものである。
しかし、過去の経験によって、自分のニガテな部分を隠したり、得意な部分を見せないようにしたり、自分自身の根本となる価値観・性格などは知ることは自分自身にとっても、他人にとってもムズカシイ。
なので、「あの頃の自分」を思い出してタイプ診断を行う必要がある。
私自身は、タイプ7であったが、もともと苦手なタイプであった「タイプ5」と上手く付き合う事ができるようになった。
自分に足りないところ、成長できるところを自分自身で認知することができる。素晴らしいタイプ分析だと思った。
②他者理解
他者の価値観、考え方を把握することにより、「ヒト」タイプに応じての対応ができるようになる。
これは、
他責「あの人のこういう所が悪い!」の考え方から
自責「あの人はこういう考え方だから私はこうする!」
の考え方を持つためのヒントにもなる。
人間関係に悩みを感じたら、都度見返すようにしています。
Posted by ブクログ
何故他人は自分と違う考え方をするのか?
その疑問がスッキリします。
全てを信じる必要は無いですが、人を知るには使える本。
例え息子でも全く違う性格なのが面白い。
Posted by ブクログ
診断内容が当たりすぎて、ニヤニヤしながら一気に読み終えたました。
前半にタイプの成り立ちとタイプの判定があり、後半にタイプの特性、性格的バランスをとる方法、社会での生かし方が書かれていま。
特に後半、自分の周りの人に当てはめた事例が具体的で実践的なので、かなりおすすめ。
私はタイプ5!
私の取説ですと、上司に渡そうかと思いました。
Posted by ブクログ
1.自分性格診断をしたうえで、対処法を考えておきたいので読みました。
2.人間は大方9つの性格に分けることができます。ただし、1つに当てはまるということではなく、各項目の度合いの強さを表しています。それぞれの度合いを知ることで、自分が何の「囚われ」に囚われているかを知ることが大事だと述べています。そうすることで、自分が悩みを抱えた時の原因がクリアになり、対処法もそこまで悩まずに導き出せるということです。
3.「囚われを知る」という考えは自分が最近意識していた「判断軸」に繋がることだと思いました。囚われを知ることは自分の悩みの種を知ることになります。悩みはだれしもあることですし、悪いことではないと思っています。そのような状況下で自分が一度立ち止まるために指標のようなものが必要だと思いました。
そのためにはまず知ることが必要、そして知ったうえで自分なりの基準を持っておくことで、感性が磨かれていくのだと思いました。
Posted by ブクログ
人はそれぞれ違う。当たり前のことではあるけど、この本を読んで再認識した。
エニアグラムの9つのタイプは全然違う。
そして、あるタイプに属しつつも、状態によって他のタイプの良い面や悪い面が出てくるというのが面白い。
色々な自己啓発本とか、人生のアドバイス的な本があるけれど、そりゃあこれだけ違えば人それぞれ合う・合わない出てくるはずだ。
人気だとか、誰かが良いと言っていたという事実があったとしても、自分も同じ受け取り方をするかは分からない。
流されずに自分に正直に生きれたら良いな
Posted by ブクログ
人間のタイプを9つに分類し、その特徴だけでなく相手にしたときの接し方などにも触れられており、とても興味深い内容でした。しかし、最後まで自分のタイプは決められなかった。。
Posted by ブクログ
人の性格は9つに分けられる。自分のタイプ、つまりを自分は何に囚われているのかを知ることによって考え方のくせがわかるようになる。自己理解が進むと長所を伸ばし短所を補う事ができるようになる。どちらのタイプに向かうとうまくいくか、具体的に示唆してくれている。
組織を活性化し、個人個人が活躍できるようにをなるために有用なサジェッションを与えてくれる本であった。
Posted by ブクログ
血液型判断のようなアプローチではなく、組織論にまで発展させることも可能なロジックであるのではないかと感じた。三原色の例えが妙を得ている。好調時と不調時でその人が持つ本質より表層化する態度の違いがあり、囚われがその本質要因を決定づけている要素であり、その要素が持つ特性、すなわち放っておくと、あるいは意図しない状況が訪れると、どういう思考や反応となるかという特性を知っておくことはとても優位である。その特性を知ることで、負の方向性を意識してせき止める、あるいは流れを変えることができる。
リーダーシップ論などの観点からも、非常に面白かった。
Posted by ブクログ
エニアグラムの本。人が本来備えている性格のパターンは大きく9つに分類できるとする。いくつかの企業でも取り入れているところがあるとのこと。
いくつかのパターンにおいては、ちらほらと思い浮かぶ顔があった。実績はあるようなのでそこそこの信憑性はありそう。
自分のパターンを確認して自己分析するにはいいかもしれない。特に自分の性格の嫌な部分が表面化してしまう「囚われ」の部分を知っておくと良い。自分って嫌なやつ・ダメなやつだなと思うことがあっても、自分の性格なんだと割り切れるし表面化させないように手を打てる。
他者のパターンを見極めるには結構なトレーニングが必要と思われるし、パターンに応じて対応を変えるのはなおさら難しそう。上司部下や同僚の関係でうまくいかない人がいるときに読んでみるといいかもしれない。
自分はタイプ3の成功を追い求める人で、概ね当たってそうに思えた。
Posted by ブクログ
血液型占いとか信じないため、こういう部類の本はあまり手に取っていませんでした。
社会人になって色々な価値観の人と出会い、軋轢も生まれる。何故そうなってしまうのか。そんなことを思っているときに出会った本です。
自分自身を知ること、他人との関わりかたについて考えさせられました。人間は以下の大きく9つの性格に分かれる。
タイプ1(完璧を求める人)
タイプ2(絆を求める人)
タイプ3(成功を求める人)
タイプ4(独創性を求める人)
タイプ5(知識を求める人)
タイプ6(安全を求める人)
タイプ7(楽しさを求める人)
タイプ8(強さを求める人)
タイプ9(調和を求める人)
自分は1.5.7.9が強い。特に、5であると思えた。
どうすれば、より良い人生になるのか。
それは、
・他人と触れ合うこと
・他人を褒めること(他者を認めること)
・失敗を恐れないこと
ということであった。知識武装し、絶対的な価値観が自分にあると信じてしまうと、他を排除してしまう。
そんなところな気がします。
これからの自分の考え方や人との接し方として、
いきなり褒めるはむりかもしれない。
タイプ5の人間として、人に対する知識が今回身についた。それは、人間には9つの性格があるということ。
この知識の検証を人との触れ合いの中で探求すること、
それが
新たな活路への一歩な気がします。
Posted by ブクログ
2千年の歴史を持つというイスラム社会秘匿の人間学。人は9つの性格に分類され、各民族とも9つの各性格を同じ割合で持つという。確かに自分の性格がよく当てはまるし、身近な人の性格も適切に分類されるように感じた。9つの性格の違いこそ豊かさであり、その異なる「思い」を尊重することが大事である、と最後に説く筆者に共感した。
Posted by ブクログ
完全にタイプ2だった。
他のタイプにも当てはまる部分はあった。
社会に出るとこんなにいろんな人がいるんだなと感じさせられた。
あの人はこのタイプだからこう対処しようと考えるために、1冊あれば参考になると思った。
Posted by ブクログ
長らく積読だったけど、また自分を見つめたくなるターンに入りつつあったのでやっっと手をつけました。
自分だけではなくて、組織として働くときの他人を含めた分析ができるのが、占いや他の適正診断とはちがうところ。基本全タイプ通して読み進めていったので、かなりのボリュームに何回か脱落しそうに…笑
さらっと1回見た限りだと、自分はタイプ5に近そう。(回答ほぼ20点満点だった)他にもタイプ4、6、9なんかにも共感する部分がたくさんあった。
でも最近の気分とか生活の状況によっていくらでも変わりそうだと思ったから、何回も反復してひとつのタイプを見つけてね、ということなんだろう…。生まれながらの本質的な性格と、養育、生活環境なんかで後天的に(うまくやっていくために)身につけた性格も、今は自分の中でごっちゃになってるんだろうな、という印象。
ゆっくり見つめ直せたらいいな、と思った。
ただこの本で1番大切なのは、人間関係上手くいかなくても、そもそも同じ思考を辿って同じ考えを持つ相手なんてなかなかいないということ。読んでると、他者を受け入れられる許容量が大きくなる感覚があると思う。
相手は○タイプだから、という決めつけや思いこみも円滑なコミュニケーションを阻む要因になる。
マインド的には
そんな人もいるよね、と大きな心で受け入れる前提
私の得意なことってなに?
調子が良くない時に陥りやすい囚われ、それに対抗するには
このへんを意識しながらちょっと日常を過ごしてみようかな、と。
じっくり熟読もいいけれど、構えすぎずに読むのがおすすめ。
Posted by ブクログ
エニアグラムを知ることで有意義なのは
・人によって価値観やタイプが違うことを知れる
・相手を受け入れやすくなる
・自分自身を客観的にみれるようになること
優秀な人は不要だし、コミュニケーションが上手な人も読まなくて良い。
自分に自信がない、人の得意不得意が見抜けない人は何かの参考になるかもしれない。
この手の本が好きなひとにもおすすめ。
〇エニアグラムの9つの性格
1完全でありたい人
2人の助けになりたい人
3成功を追い求める人
4特別な存在であろうとする人
5知識を得て観察する人
6安全を求めて慎重に行動する人
7楽しさを求めて計画する人
8強さを求めて自己主張する人
9調和と平和を願う人
エニアグラムによると、人の性格は9つに大別される。
この9つを把握するのが大事というよりかは、「囚われ」を知ることが大事。
人間には何かしらの“囚われ”がある。固定観念、先入観。それで人間の行動パターンが決まってしまう。
この“囚われ”さえ見極めれば、自分自身のこと、相手のことを深く知ることにもつながる。
Posted by ブクログ
9つのタイプのうち自分はどのタイプかを知るためには、それぞれのタイプごと20のYes/Noクエスチョンに答え、最もYesが多いタイプが自分のタイプとなる。
人は一つの顔しか持っていないわけじゃなく、職場、家、友達などの間で複数の顔を使い分けるという大前提がある。その上で働いてる時の自分は、、、といったシチュエーションありきでタイプを測ってみるのは、自分の弱点における傾向と対策を練る上で有効だと思う。
Posted by ブクログ
3年のゼミで使う本をざっと通読。
人は誰でも9つの性格の内の1つにはてはまるという書き方は、若干胡散臭かったけど、読んでみると納得できることも多い(理にかなっているかは別として…)。
Posted by ブクログ
全世界の人を9つの性格に分類することなどできないと思う。
ただここで言う「9つ」はそういう類のものではない。
自分の内面を見たときに、
9つの性格のどの値が強いのかということがわかる、
あくまで自分の中の世界に閉じた相対的な話なのだと思った。
やってみた感じからいうと、よくあたっている。
さすがイスラム教の神秘主義的宗派であるスーフィー派の、
門外不出の秘伝だけのことはある。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○スーフィー派において、エニアグラムは、門外不出の”秘伝”とされ、
霊的指導者から、二人の弟子に代々口伝された。(P.32)
●心理学者カール・ユングは、
「人間には、生まれつき備わっている無意識レベルのパターンやイメージがあり、
それは生後の個人の体験より、
ここの性格に強い作用を及ぼす」と主張した。(P.34)
○傑作と言われる作品の登場人物は、
すべてエニアグラムにおけるタイプが矛盾なく描かれているのだ。(P.71)
○「囚われ」は、
「先天的にもっている本質によって後天的に書くとする傾向」(P.110)