大須賀めぐみのレビュー一覧
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迫力のある画面構成に惹かれます
この作者さんの漫画を読んだのはマチネとソワレが初めてなのですが、1話にして世界観に飲み込まれました。
大胆な見開きの使い方、台詞回しと心を抉るような心理描写の書き方は凄まじいです。
演劇関係の話が好きな方ならストーリーも好きになれるんじゃないでしょうか。すっかりハマってしまいました。続きが楽しみです。 -
購入済み
良い!
ヤクザいい味出してる。
この絵は嫌いな部類の絵だが、役者バカを表現するのに、線が多くて汚めの絵があってる。
「結末が気になる」ではなくて、「読みたい」と思ってオート購入キーを押したのは初めて。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「マチネとソワレ」なんて芝居好きの私を釣るには最高の餌やないですか。見事に釣られましたわ。
大須賀めぐみさんの作品を読むのも初めてですが、冒頭のふざけたシーンから、舞台シーン、主人公の誠のキャラクターを描いて、「2号」として突き落とす。
イイです。本当にイイです。
IF物として定番の蝶の乱舞なんてベタすぎて大好きです。
死んでしまった天才的俳優・御幸の「2号」として扱われて、兄との立場をひっくり返すために生きてきた誠。
兄に届く大舞台への出演が決まったものの、その報道発表の席で聞かれるのは兄のことばかり。どうしてよいか分からず飛び出した町で、誠は兄・御幸が生き、自分が死んでいる世界に紛れ -
Posted by ブクログ
結論から申しますと青年×幼女好きは迷わずに買え。
特に「ある一点を除いて社会不適合者な青年と無表情な幼女の組み合わせ」が好きな方はそれだけで買って損なしと自信を持って断言できます。
バッドエンドしか書けない小説家と天使のリュックサックを背負った幼女の出会いから始まるサスペンスストーリー。一巻時点では物語の全体像が見えて来ず謎ばかり。ですが掴みと引きは相変わらず物凄くあります。
「魔王」から引き続き踏襲されている見開きを使った派手な演出も健在。
人物の顔アップ→引く→全体を映すというカメラ的視線で衝撃を盛り上げる。
主人公・佐藤がピンチを切り抜ける為の武器とするのは小説家ならではの発想力(と -
Posted by ブクログ
ジュブナイルリミックスと銘打ってる事もあり原作とは違う箇所も多いがそんな事気にならないくらい面白い!
猫田市という架空の都市を舞台に自警団グラスホッパーを率いるカリスマ美青年・犬養と、自分が望んだ台詞を他人にしゃべらせる特殊能力「腹話術」の使い手の普通の高校生・安藤が対立する話。
作画担当は女性と言う事もあり、絵柄に華がある。
キャラクターも瞳が大きくて可愛らしく原作より美形度三割り増、最初マスターと鯨を見間違えてしまいました……。
見開きの迫力は絶品!
二巻に収録されている巻頭見開き、安藤と犬飼のツーショットは美麗すぎ……カラーで見れないのが惜しい!
悩める安藤を取り巻く登場人物も多彩で飽き -
Posted by ブクログ
ネタバレこれ、次の巻で完結しちゃうんですね!だから展開がスピーディーで面白いテンションのままだったのか~。
映画みたいですごく面白い。読み終えてしまうのがもったいない。
帽子卿かと思ったコンビニ店員は帽子卿ではなく、殺しを命じた岩西たちの雇主だったとは。
スズメバチに襲われたら怖いけど、ミツバチにたかられてるのはなんか可愛かった。チクタクの姉さんのプロ根性は見上げたものだ。結構好きだったのに、残念です。
首折り男、やっぱり生きてた!?首折り、苺原、チクタク、帽子卿、蝉たち、絶妙に入り乱れてドキドキの展開でした。
岩西サンタの贈り物、蝉、喜ぶだろうなあ。