大須賀めぐみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段マンガはあまり読まないし
買う程、好きではないのですが
伊坂 幸太郎 × 大須賀 めぐみ の最強コンビ復活!
問答無用で即購入!
と嬉々として何も考えずに手に取りました。
話しは蝉の(簡単な)生い立ちから始まります
岩西との出会い、殺し屋になるまで・・・。
結構ショッキングな、残酷な描写が出てくるので
こう言ったシーンが苦手な私は
最初『ひっ!』と引いてしまいましたが
殺し屋の話しなので、仕方がないだろうし
それでも
『大須賀めぐみ』の絵の良さ、動きには敵いません。
すっかり魅入りました(笑
グラスホッパーから入ると
蝉に対して、違和感を感じるかも。
でもマンガの魔王から入ると
スン -
Posted by ブクログ
1巻、7巻、10巻で登録。異色の少年マンガでした。原作の伊坂氏があとがきで書いている通り、これは純粋に「大須賀めぐみワールド」としておおいに楽しめるものだった。第二章は恐ろしさと狂気が渦巻いていたものの、切なさと爽やかさと愛が残るラスト。
大須賀氏の絵やコマ割りなど、一話ごとに成長している表現力の豊かさには圧倒された。そういうところも含めて、これは私が出会った最初の「考えさせられるマンガ」かもしれない。
私が「自分の人生を生きよう」と思いなおしたきっかけ。
蝉が主人公のスピンオフ、近々購入する予定、楽しみ。
テーマソング:何もないテーブルに/斉藤和義
茜色の夕日/フジファブリック -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎の小説は、何作か漫画化されていますが、
この人の手がけた「魔王」は、ホントに出来が良かったです。
で、その時の蝉が活躍すると聞いて。
「魔王」でも思ったのですが、大須賀さんはホント書き分けが上手い。
うまく外見を特徴付けるので、「この人誰だっけ?」がないんです。
それは伊坂小説の最大の魅力、テンポの良さを損なわないばかりか
更に活かすという、かなりの漫画力です。
原作から蝉が好きだったので、コレは読まないわけにはいかないです。
グラスホッパー遡ること、4年ほど前という設定で。
蝉が、蝉となる背景を丁寧に、
しかし冗長になりすぎない程度の書き込みでした。
絵の雰囲気は若干女性向け -
Posted by ブクログ
面白い!!!原作がこうも変わるなんて!コマ、吹き出しの使い方が大胆で勢いがあります!時々声をあげずには読めない(笑)ジェットコースターに乗ってるような気分で、気持ちがよくドッキドキしながら読めます!
たくさんメッセージがあります。下手な自己啓発本なんかより、よっぽど説得力と魅力があります。「どんな時でも流されないこと。」「人形みたいに生きたくない。」「俺はプロなんだ。」すごく共感します。
原作を読むと作者のギャグセンスにくすり、となります(笑)
安藤と潤也かっこよすぎる・・・!!!なんて絆!
蝉&岩西コンビのファンになりました。なんたってこのコンビがいいです。ニヤリとせずにはいられない。
も -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎のファン、原作のファンなので正直あまり期待しなかった。いや、小説が原作の漫画なんて所詮そんなもんつまらないのに決まっているという、確実に偏見じゃなくこれは真実だと断言できるわたしが最終巻まで読んじゃいました。
魔王よりはグラスホッパーの世界観ではあるが、そんなのはどうでもいい。これは久々にのめり込んじゃった。
原作あり漫画でよくみられる、小説をそのまま書き写したような展開が、この作品にはカケラもない。視点の違いなど、漫画家さんも編集者も相当苦労したんだろうということがちゃんと伝わってきた。
個人的には、蝉がこれ?!と少し納得がいかない部分もあったけどれも、それはさておき、となるくらい