大須賀めぐみのレビュー一覧
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伊坂幸太郎原作のこのマンガもついに最終巻!
表紙は詩織だと予測してたのですが、まさかの再安藤です。やっぱり兄の存在感は強し!
【以下、このマンガ及び伊坂幸太郎の『魔王』『グラスホッパー』のネタバレあり…】
前巻の状態で一体どうやって収拾をつけるつもりななのか心配だったのですが、びっくりなほど綺麗にまとまってました。なんだかんだあって、結局潤也は猛禽類の定点調査の職業についてるし、犬養は首相になってるし!
やりたい放題やってるマンガのようで、やっぱり原作は伊坂幸太郎の『魔王』なんだなということを強く感じました。
『グラスホッパー』の殺し屋たちもラストで一同に集い、なんだか豪華な -
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アンダーソン、バッジバッジ!!
狂気をはらみ始めた潤也とマスターのそれぞれの思惑、新たなる殺し屋達の登場、犬飼と潤也の邂逅の場に現れた思いもよらぬ人物・・・。
この巻も見所はたくさんありますが、とりあえず、マスターは因果応報として、島がかわいそうすぎます。
そしてグラスホッパーファンには、前々から伏線の張ってあった槿の登場は嬉しかったのではないでしょうか。
「運命は・・・まだあんたを・・・選んじゃいない!」「・・・俺の・・・・・・できないことは、兄貴が全部やってくれた・・・。兄貴が…できないことは・・・・・・兄貴が・・・・・・できなかったことは・・・俺がやる」
8巻のスズメバチさん:○騎 -
Posted by ブクログ
ついにGH決起集会の日を迎えた猫田市。
犬養は旧猫田スタジアムの崩れた瓦礫の上に立ち上がった。
"善悪はことばの混乱"とニーチェのことばを借り、「真の幸福」を問う犬養。
安藤は周囲の意識が犬養に集中していくのをひしひしと感じながら、自分が持つ力の有効圏内に犬養を引き入れるべく、自らが一歩、また一歩、歩をつめていった。
「対決だ。安藤君」
最終対決、勝つのはどちらか――!?
これにて第一章は幕を閉じます。そして始まる第二章。
何度じゃんけんをしても勝ち続ける安藤の弟・潤也が主役です。
ただただ平凡な毎日を過ごしながら、"蝉"という名前だけを頼りに