大須賀めぐみのレビュー一覧
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ネタバレ無表情であることで、照明の陰影を使い
同時にいろいろな表情を見せる。
それだけ聞けば、難しいことのように思えるが
能面と同じと言われると納得がいく部分があった。
確かにファンはたった一度ピアスを触るだけで
癖だと受け取るだろう。
入れ込んでいない人まで癖だと思うほどやれば
寧ろわざとらしくしつこく見えてくる。
役に入りきっていたら我知らず笑う事もあると
自分は思うのでそこまで誠が特殊には思えないし
てっきり敢えてあそこだけは発信したのかと思っていた。
居るだけで周りに影響を与える役者というのは実際いるものだ。
カンパニーに参加しているだけで、周りの芝居がどんどん良くなっていく。
相手の反 -
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ハムレット上演中
私もそんなに沢山、観劇しているわけでもないのですが、やはり、端的にいって故・蜷川幸雄氏の演出されたハムレットとかの方が純粋に良いので、作品の空回り、を感じました。
要はあまり演劇にお詳しくないのでは?と見えてしまうので……残念ながらガラスの仮面のようにはいかないです。 -
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母子の関係とか
元の世界では母親、長男の死を受け入れられずに壊れてしまっていましたが、こちらではもう少し真っ当な関係にもなれたようです。
ただ、舞台の神、って別に演出家だけでもないんで、残念ながら作者の演劇観がもうひとつっぽいです。 -
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勢いは良いですが……
主人公を痛めつけるだけの、暴力的なだけの2代目、がどうも……映画監督志望でこけて、というのを描きたかったのでしょうが。
基本は舞台俳優の兄弟の話で、要は兄の七光だけで見られるのは確かに辛そうです。ただ、演劇作品とか、実力がなければ作品を支えられないし、出演者が変われば作品も変わるので……様子見で3巻までは読んでみます。
兄弟で比較するしか出来ないのでは、見る方の目も節穴です。
これも並行世界もののようで、この辺がどう影響してくるのか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレストレートより2.5が不当に下に見られがちなのはよく分かる。
それに憤る気持ちには共感するところだが、
見た目で不合格にするなら結局2.5ってコスプレショーじゃんと言われかねないのではないか。
書類審査もあったろうし、目は兎も角そばかすはメイクで隠れるだろう。
完成され過ぎているから選ばないのはまぁ納得はいく。
誠からしたら、ならどうしたら良いのかとなるのも、
完成されているからこそ脇役に置いて固めさせたい気持ちも分かる。
個人的には公式が言っているのが全てで、
それが解釈違いと言われましてもと思うので
公式設定を出すチャンスじゃないかと思ったが。
稲荷、また随分濃いキャラが出てきた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ馬鹿が食いつきやすそうだから芝居をするなんて
オーデションで落とされていた人と変わらない酷い思考だ。
普通にダブルキャストでいいのにと思うが。
この形式だと、初日で決まった結果
落とされた方のエドアルドがいいと思った
ファンが可哀想に思える。
ウィッグや衣装なんかも勿体ないし。
平等だと話中では言っていたが
初日一発目のマチネとそれ以降では不公平だと思うし。
それに舞台自体には興味のない
稲荷神のファンが参入することでチケットが取れづらくなりそう。
クリスマスプレゼント、世良さんがとても微笑ましい。
しかし現金は笑ってしまった。
観劇中に観客が普通に私語をしている描写が
どうしても引っ -
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より一層
この第二巻は第一巻にもまして殺し合いの描写が多く、ほぼ全ページそれで埋め尽くされている。独特の絵のタッチが殺し合いの凄まじさをより一層強調している。主要登場人物の「蝉」のキャラクター表現が凄まじくもあればややコミカルでもある。このややコミカルなところ、洒落たセリフを言わせるところが原作者伊坂幸太郎の真骨頂であろう。