島崎晋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古代から現代までのイギリス史入門書です。
人物に焦点が絞られ、文章は情報量が多く漫画が要約を担っています。
イギリスは欧州と隣り合わせの島国です。
立地が似ている日本と異なるのは、数々の苦難が海外からやってくることです。
日本のようにじっくり天下統一をすることはできず、イタリアと同じく都市国家としての連合を早急に進めた爪痕が今にも残ります。
しかし、その苦しみや焦りによって様々な発明や制度を世に出せたのだと思います。
ヴィクトリア女王は大英帝国を経験し、チャーチルは勝利と衰亡を味わう。
海賊の末裔である彼らはこれらの荒波を乗り越え、これからもその航海は順風満帆に続くと思える一冊。 -
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Posted by ブクログ
歴史作家である島崎晋さんの著書。
有名な哲学者のエピソードを『すごい』『がっかり』ポイントを、それぞれ分かりやすく解説されています。
ざっくりと哲学の歴史を学びたいという人にはぴったりの一冊。
最近、山口周さんの『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読み、哲学について知りたいと思い手に取りました。
分かりやすく、2時間程で読み終えました。
学生時代に習った哲学についてのイメージは「よくわからない」でした。
しかし大人になり改めて知ると、哲学は歴史と密接な関わりがあり、また日本人と欧米の方々とでは、哲学との距離感が大きく違うなと感じました。
その時代の常識を疑い、人生は