島崎晋のレビュー一覧

  • 眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法

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    戦いの原則と言って良い。布石のような存在。どこに何が記されているか、振り返りたい時に便利。もちろんこれは基本形であり、場合に応じて変化はあって当然良い。

    勝負時にハマりがちな認知バイアスに引っ張られないよう、この原則に立ち戻るという使い方も良し。孫子の言葉は抽象度が高いから自社の立ち位置、現在の戦略に置き換えることを積み重ねるも良し(この文脈は田中道昭さんの本に詳しくある)。

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    2023年06月16日
  • いっきに読める史記 司馬遷が描く最高に面白い英雄たちの物語

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    キングダムにはまっていて、その時代のことを知りたくて部分的に読んだ。少し、その時代背景がわかったが、中国の歴史はとてつもなく長く、厚い。司馬遷はすごい。

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    2022年12月26日
  • 目からウロコの逆さま世界史

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    逆から歴史を遡ってみてみると、なるほどよくわかった。
    特にユダヤ人の迫害、西欧列強の植民地支配の歴史がわかりやすく、面白かった。

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    2021年11月20日
  • どの「哲学」と「宗教」が役に立つか

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    様々な哲学や宗教の断片を広く浅く知れて面白いと思ったが、いろいろと深く掘ってみたいと感じた。
    興味を持ったのは、孔子の思想や弟子への教えには刮目すべき内容が非常に多そうなこと(逆境にこそ泰然とする 等)や、イスラム教は商人出身のムハンマドならではの金儲けを否定しない(貧しい者に施さない強欲な者はアウト)ことなど。

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    2021年11月11日
  • ここが一番おもしろい! 三国志 謎の収集

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    面白かったけど、
    見解がそれ断言しちゃうの、と思う項目もあり。

    でも、歴史なんて、誰も実際に見た人はいないのだから、それぞれの解釈があるのがおもしろい。

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    2021年09月12日
  • 人類は「パンデミック」をどう生き延びたか

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    歴史には昔から興味がありますが、最近では世界史、それも通史に興味があります。なぜ王朝や文明は栄枯盛衰を繰り返すのかという視点で見てきますが、切り口をパンデミックにしてみると、面白い見方ができるのかもしれないと最近思いました。

    すると現在世界中にコロナが蔓延していますが、この数百年間西洋文明が栄えてきましたが、そろそろ東洋文明との抗体の時期に来ているのかもしれません。本当かどうかは不明ですが、コロナが蔓延して大変な思いをしている、米国や欧州諸国、コロナを抑え込んだとされる中国等、これから数十年後の人たちは、2020年頃を転換期だと思うのかもしれません。

    この本では今までに起きた感染症を取り上

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    2020年10月03日
  • 一気に同時読み!世界史までわかる日本史

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    日本は世界の一部なのだから、世界史の大きな流れの中に日本史の出来事がどのような位置づけられるのかとか、世界史の出来事と日本史の出来事がどのように関連するのか…的なことが書いてあるのかと思ったら、日本史と世界史を交互並列に解説していくだけ。また、あくまでも日本史メインなので、世界史のほうは端折られている内容もあったり。
    それでも、ざっくりと同時代に起きたことをつかむ分には役立たないわけではないので、☆は3つにした。

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    2020年09月15日
  • ウラもオモテもわかる哲学と宗教

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    絶対外せない!哲学者32人と8つの宗教。すごい教えと驚きの裏話で教養プラス雑学が身につく!仕事の悩み人生の迷いに効く!「哲学・宗教」効能表つき。
    有名な哲学者に関しては代表作を聞きかじったくらいの知識しかないので、へえ~と雑学的な面も含めて面白かった。でも人間性や社会性がダメダメな人の率が予想以上に高くて、ほんと、「言うは易く行うは難し」なんだなと思ったり。めちゃくちゃなこと言ってる人の理論なんて素直に聞けないよ・・・と微妙な気持ちになったり。詳しいことを知りたい人には向かないけどさらっと読む入門書にはとっつきやすくていい感じ。

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    2020年08月16日
  • 覇権の歴史を見れば、世界がわかる

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    歴代の覇権国家のあり方とその成功・失敗から学びたい人におすすめ。

    【概要】
    ●覇権国家は必ず衰退する、その理由はイノベーションの妨げになる既得権益層の抵抗
    ●資本主義の欠陥が目立つ世の中、日本の選挙投票率の低さもその一つ
    ●植民地問題と移民問題
    ●宗教観、文化・文明、それぞれと覇権の関係
    ●生存圏を確保するための、先進国の廃棄食糧活用、富の再分配など

    【感想】
    ●世界史から見える教訓と日本の問題点について理解できた。
    ●「過去の成功にも失敗にも学ぶ点はたくさんある。問題はその見極めと、現代社会にどう活用するかである」と書かれているが、見極めと活用に関し、著者の考えがあまり書かれていないのは

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    2020年05月05日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法

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    眠れなくなるほどでは無かった(笑)

    世に出ているビジネス書と骨子の部分は同じで、時代が変わっても人は変わらないんだなと実感。
    「時代が違う」とか「ゆとりだから」とか、そんな言葉に逃げちゃいけないなとも実感です。

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    2020年03月15日
  • 一気に同時読み!世界史までわかる日本史

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    面白い。歴史についてはまったくわからないので、この本のような形でざっくりとした流れを掴み、だんだんと細かい部分を学んでいきたい。

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    2020年01月11日
  • ホモ・サピエンスが日本人になるまでの5つの選択

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    後半の縄文人・弥生人の由来は上手くまとまっていて読みやすい。
    神話と史実のすり合わせは古代人と現代人の想像力バトルのよう。

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    2019年04月30日
  • ホモ・サピエンスが日本人になるまでの5つの選択

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    島崎晋(1963年~)は、歴史関連の一般書を多数書いている歴史作家。
    本書は、700万年前にアフリカで誕生した人類(猿人)が、現生人類(ホモ・サピエンス)となり、日本列島に定住して日本人になるまでを概説したものである。
    人類進化の700万年の歴史について書かれた本は決して少なくないし、(私もこれまでいくつかの本を読んできて)本書の内容に特段新しい材料があったわけではないが、ある程度の推測を含みつつも、アフリカの猿人は大きな「5つの選択」を経て日本人になった、と思い切って整理し、説明したところに本書の面白みがある。
    本書で示されている5つの選択は、①氷河期の時代に、アフリカから「今、出る」か「ま

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    2019年03月17日
  • いっきにわかる! 世界史のミカタ

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    世界史を年代別ではなくテーマに分けて解説した本。
    縦を読むことで横にも繋がった感があるのだがそれでも世界史は難しいな。
    タテ読み発想は新しいので更にテーマを広げて続編が出たらと思う。

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    2019年01月25日
  • いっきにわかる! 世界史のミカタ

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    新しい視点を教えて貰えるのは、楽しい。ただ、要約し過ぎで記憶に残らない。それやると、ページが増えるので、悩ましいが、記憶に残る面白エピソードが欲しい。

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    2018年11月29日
  • ざんねんな日本史 ~武田騎馬軍団はポニーに乗ってやってきた~(小学館新書)

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    日本史の授業では、淡々とその事実(あくまで仮説であったとしても)が語られ、伝記、伝承では人物は偉大なるヒーローとして描かれる。
    どちらも歴史を学ぶという目的だけなら良いが、退屈すぎたり、風呂敷を広げすぎて眉唾であったり。
    本書はその中間をうまく取った。
    面白く、興味を持って歴史を楽しめる。

    「鉄砲傷は馬糞汁を飲めば治ると信じられていた」(72頁)
    果たして効果のほどは。
    別のところを悪くしそうだが、どんな地域、時代でも怪しげな「効果」はあるものだ。

    「鬼平はインサイダー取引に手を染めた」(133頁)
    白川の清きに魚の耐えかねて、元の濁りの田沼恋しき なんて歌を思い出す。
    正しいことをしたけ

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    2018年10月28日
  • 現代ニュースの真相がわかる 逆読み世界史

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    もともとテキサス州がメキシコの領土だったとは知らなかった。世の中、現代から歴史をさかのぼっていくように読まないとわからないことは沢山あると思う。

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    2018年07月08日
  • ざんねんな日本史 ~武田騎馬軍団はポニーに乗ってやってきた~(小学館新書)

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    以前はテレビなどで放送される戦国時代の映画・ドラマ等を見て、昔の武将は勇気があって素晴らしいなと感動していたのと同時に、親から私達の祖先は武士であると言われたときに、私なら敵陣に向かって顔をさらけ出して、馬に乗って切り込むことは到底できない、先祖に対して申し訳ない気持ちになったことを記憶しています。

    しかし近年になって、武士の実態はこうであった、という本が何冊か出版され、その中には実に人間らしい武士の姿が書かれていました。それを読んで、戦国時代の武将も私達とあまり考え方が変わらない人達であったとわかり、親近感を覚えたています。

    従って、タイトルにある「残念な日本史」は、私にとっては残念では

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    2018年06月10日
  • ざんねんな日本史 ~武田騎馬軍団はポニーに乗ってやってきた~(小学館新書)

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  飛鳥・奈良・平安篇
    第2章  鎌倉・室町篇
    第3章  戦国時代篇
    第4章  信長・秀吉・家康篇
    第5章  江戸時代篇
    第6章  幕末維新篇
    第7章  明治篇

    <内容>
    「本当の歴史はね」の本。ちょっととした裏話と根本的な部分が混ざっている。最近、「教科書の内容が変わったよ」の本もよく出ているが(こないだテレ東でもやっていた)、それよりはちょっと下等な感じ。まあ、読んでおくと雑談ネタになるかな?授業には使えないなぁ。

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    2018年04月11日
  • 一気に同時読み!世界史までわかる日本史

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    日本史と世界史の流れを縄文時代から現代まてまを流し読み。

    日本が中国や朝鮮に影響を受けていた中世以前、西洋に影響を受けた中世、アメリカ、西洋に影響を受けた明治維新。日本も色々な国から影響を受けてきた事が伺える。

    世界に目を向けてみると、宗教という無形なものに振り回されてきたかと言うことが分かります。

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    2017年02月09日