原田曜平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2021/09/04
Z世代と呼ばれる若者世代のニーズや行動傾向などを徹底的に分析した本。自分もこの世代にかかっている身として読んだけど、すごく細かく分析されているように感じました。
読んでいて、確かにそうだ!と言い当てられているところが沢山あります。また、Z世代の中で流行ったもの、その流行が生まれた背景などもすごく丁寧に分析して、データから見える著者なりの考察があり、読んでいて「自分たちって…こんな感じなんだな」と客観的に傾向を把握することもできました。これから団塊世代が後期高齢者になる時代が突入して、世の中の経済を回していく主役になるであろうZ世代の人々ですが、彼ら、彼女らの趣向傾向を理解 -
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ゆとり世代=さとり世代として、博報堂の若者研究室に集う大学生60名くらいに、自分たちの世代や価値観について語ってもらった本。大人数のディスカッションみたいになっているので、とても読みやすかった。
僕はポスト団塊世代ジュニアという年代になるのだが、さとり世代の若者たちの価値観にすごく共感出来た。彼らは何も特別ではなくて、ただ時代背景に即した考え方をしているだけだと思う。
それにネットやSNSが普及した後の世代特有の縛りなども影響しているらしい、このあたりは自分が学生時代にはなかったものなので、とても興味深かった。
読み物としても今の20代前後の若者たちの生態や価値観を知る意味でも、とても面 -
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【買って売って変わって】プリクラからiPhone,そしてインスタに至るまで,平成期に流行したものを時期ごとに概観し,その傾向について検討する作品。平成後に来るものは何かという点についても考えを膨らませていきます。著者は、博報堂で勤務し、『さとり世代』等の著作でも知られる原田曜平。
読みながら何度も「そんなのあったなぁ」と感慨に耽ること間違いなしの一冊。マーケティングに携わっている人にはもちろんオススメできますが,市民目線で平成を振り返る上でも大変に参考になるかと思います。
〜「平成」とは『「昭和」から脱して新しい時代になろうともがいた時代』だったと言えるかもしれません。泥臭かった昭和を捨て -
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「テーマで世界を見る時代」というのがとても印象的だった。単一主義の日本を何とかしようという二人の熱意が伝わりました!中国について語っている二人ですが、中国への想いや話を通じて、その先に日本や中国や世界を良くしたいっていう目的をもって活動されてるんだなってことが自然と伝わってくるようなパワーに溢れた本です。
中国のことも、80后90后とか最近の若者の動向が身近な面から解説されていてわかりやすい。中国に対して今政治的な印象とかであんまり好きじゃないなーって思ってる人とかが読んだら、え!こんなに私たちと似てるの?って思うところがあったり、無意識的に中国を日本より下?みたいに思ってる人にも、この本に -
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きょうの目からウロコの一冊。いまの大学生の空気感というか感覚がなんとなーくじわじわと感じられました。グループトーク形式なんですが、さとり世代とバブル世代とのすれ違う対話もおもしろい。
筆者が指摘していた、「不況、デフレ経済、コスパ感覚;低コストで何でもそこそこ良いものが手に入る(し、ネットで情報にもタダでアクセスできるので、それゆえに無駄はしたくない(≒行動しない)」と「ソーシャルメディア村;クローズドな仲間内でネタにできる話題やネタコミュニケーション(LINE・NAVERまとめの強力さ!)」はなるほどです。
ファスト企業、チェーン店、コンビニ、ショッピングモール、ネット動画、無料ゲームの -
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微妙にさとり世代。
分かる…分かるよ、その通りだよ。
納得し過ぎて唸りながら読破。
なんでも「めんどくさい」し、「大してなにも欲しくない」から「あんまり頑張りたくないし」「ていうか、ぶっちゃけ普通でいいし。偉くもすごくも、なれなくてもいいし。それで幸せだし」
でもそれじゃダメだと思うんだよね。
こうやって客観的に分析されると、
この世代、このままじゃマジヤバイだろって思うよ…。
なんか…頑張らないのは楽でいいし
欲しがらなければ辛くないからそれで我慢出来るんだけど、
一生懸命になれないっていうのは苦しいな。
でもそういう夢を持てないのが今って時代なのかな、とか……。
いや -
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私の体感として、小学校から大学へと、学校が変わるごとにどんどん気の合う人が増えた。そして学校生活が、どんどんと楽しく幸せなものへと変わっていった。
その要因に大きく占めるのが、いじめっ子や不良など、暴力を振るってきたり授業を妨害したりくだらないことで空気を壊す連中が減っていったことにあった。
同時に、高校では就職組・進学組とクラスが分かれたり、大学では同じ思考回路、共通の趣味や関心を持つ仲間が集まって来る傾向があったりするのも要因だろう。
大人になっても基本的にその延長上にいるため、良く接する友人は、高校~大学で知り合った友人が大半だ。類は友を呼ぶ。職場など仕事で接する人も同様のクライテリア -
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Books that objectively analyze my generation are incredibly valuable. Reading about Gen Z—how we tend to have close relationships with our parents and prioritize self-care—helped me realize that what I’ve been feeling isn’t unique to me. It gave me a sense of connection, knowing that many others in
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Posted by ブクログ
ネタバレ団塊の世代が75歳に突入し終わる2025年問題。巨大なマーケットが誕生する。
高齢者とデジタルの関係を深堀りし、何をどの世代にもっていったらいいのか?が記されている。
有望企業も記載されており為になった。
・団塊の世代(47-49年生まれ) 米国文化にどっぷり
競争、北野武、
・しらけ世代(50-60年生まれ)ユーミン、サザン、人生は楽しむもの さんま
・新人類世代(61-65年生まれ)変わり者、女子大生ブーム 上下関係意識希薄
・バブル世代(66-70年生まれ)万能感有り 売り手市場 モンスターペアレント、アラフォー
・和田氏対談
BMI 25-30が一番長生き、低コレステロールにすると