原田曜平のレビュー一覧
-
大人が読んでもきっと「?」という反応だと思うが、元パリピや、パリピが周囲に生息している人は、「あるある(笑)」という感覚で苦笑しながら、少しコバカにしながら楽しく読めるはず。マーケティング経済書というよりは、パリピ観察記に近い。
著者の原田さんは、「マイルドヤンキー」という言葉を浸透させるなど、この...続きを読むPosted by ブクログ -
若者がダメだとは言っていない。ダメな状況を作り出しているこの社会への一つの警告かもしれないと思う。心ある若者はいつだって苦しい。携帯のない世界があたりまえだった世代から、生まれたときにはすでに携帯があった世代への移行は試行錯誤だ。1000人の若者の話を聞いていることがこの本の強みである。Posted by ブクログ
-
「マイルドヤンキー」「オタク」に続く第3弾なのか。流行を作り出すわけではなく、流行に敏感に反応して広める「パリピ」を取り上げ、その特徴、生態を探る。Posted by ブクログ
-
確かに、昔のオタクと今のオタクは違っていると思う。オタクだということにネガティブさがなくなってきているので、オタクと言いやすくなり、その分、ガチオタではないライトなオタクが出現していると思う。そのオタクたちを分類し、ネット社会でのオタクの考え方、行動について説く。なかなか、おもしろかった。ニュースで...続きを読むPosted by ブクログ
-
マイルドヤンキーという言葉が話題になったが、そのマイルドヤンキーがどんな人たちかを想像できるようになる。インタビューが詳しい。Posted by ブクログ
-
とにかく面白く、あっという間に読んでしまった。現代ヤンキーの生態がよくわかった。本当に、こういう人種って確かにいる。しかし、後半は無理やりマーケティングに結びつけている感がして、かなり強引。著者の職業柄、ビジネス層の読者を狙った感がいやらしい。彼らって、そんなに購買力あるの?それに、データの取り方が...続きを読むPosted by ブクログ
-
オタクも今は昔と言う感じでした。
確かに、電車男でイメージとして止まっている感じもありましたが、今の若い人はオタクであることをアクセサリーとして持つ感じなんですね。
浅く広く世界が広がったからこそ、消費としての需要が増したという感じでしょうか。Posted by ブクログ -
ヤンキーと言う言葉は昔からあると思いますが、その言葉が表す中身と言うと、大きな変化が。昔と今では、その中身もだいぶソフトに変化。
これは、時代とリンクしていると言う側面、経済的にも無関係はないと言う事実。最近のヤンキーと言われる人たちの行動は、まさに普通の人と変わらない。逆に、仲間意識が一段と強い...続きを読むPosted by ブクログ -
マイルドヤンキー=新保守層の若者(20-30代)の定義地元好き 上京指向なし 仲間愛 ミニバン ディズニー好き EXILE イオンモール
著者は著者の分類する所の対外的&社交的でIT関心度の高い「エリート」だと思われるので
内輪的&IT関心度が低い「マイルドヤンキー」層を一大消費勢力と言いながらも若...続きを読むPosted by ブクログ -
久々の新書でした。
私も88年生まれの「さとり世代」として、この本には共感するところが多くありました。
その中で、「さとり世代は受け入れ体質がある」というくだりがあって、当事者意識がないことの裏返しなのかもしれないけど、世の中を変えたいというより変わっていくものに対応していくというという特徴に深く同...続きを読むPosted by ブクログ -
読後の爽快感のようなものがなくかえって気が重くなるが、事実は事実として受け入れざるを得ないのだろう。
旧世代視点で考えると将来が不安になってしまうが。Posted by ブクログ -
自分もさとり世代に片足つっこんでるけど、
違うなぁーとおもう部分も、そうそう分かる!っておもう部分もいっぱいあった。
若者に接する人に読んでもらいたい。Posted by ブクログ -
徹底的なインタビューで、この世代の首都圏在住リア充のリアルは描き出せてるんじゃないかと感じた。
また、テクノロジーや社会からの影響については、より一般化できる知見も結構あって面白い。
あえて言うと、やっぱりどこか電通くさい。Posted by ブクログ -
既視感
世の中に溢れている情報で、まるで自分がそれを既に体験したかのように感じてしまつ。
スマホで携帯接続時間が延びたもの
ソーシャルメディア、検索行為、動画視聴
情報が増え、思い込み力が減っている
イタイ奴と思われないように行動する
さとり世代実は意外と裕福?都会的なモノやコトに満たされているか...続きを読むPosted by ブクログ -
特に「さとり世代」と仕事上で付き合いがあるわけではないのですが
今度新入社員向けの研修で講師をするので参考までに読んでみました。
最近の若者は消費をしなくなったと言われているわけですが
私も車は持っていないですし、少し年齢が離れているとはいえ、
結局私と似たような考えを持った世代なのではと思ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
ゆとり教育
しっかり吟味もされないまま、安易に施されたこの教育体制。
天下の悪政だった。
本来反省すべきは、ゆとり教育を取り入れた、大人たち。
にもかかわらず、ゆとり世代と若者を呼び、軽んじている浅はかな大人たちを、若者は、冷静に、現状を理解し、夢や、妄想に逃げるのではなく、しっかりと、自ら...続きを読むPosted by ブクログ -
私は、「ゆとり世代」という言葉が嫌いだ。
大人の側の都合で学ぶ内容が少なくなった世代を悪意を持って区別した呼び方をしているからだ。
自らの努力ではどうしても挽回の出来ない問題
。その角度で見ると、在日コリアンの問題とも同様であるといえる。
本書では、いわゆる「ゆとり世代」は、バブル後の不景気の...続きを読むPosted by ブクログ -
「さとり世代」、著者の造語かと思っていました。こんな言葉が今、巷にあるらしいです。
何に対しても欲求を露わにせず、いつも理性的。そんな若者たちに対して、ゆとり世代をもじってついた名前。
自分自身、この世代に当たるのですが、本書に書かれていることは八割がた当たっていると思いました。
著者があとがきで言...続きを読むPosted by ブクログ -
博報堂ブランドデザイン若者研究所著。代理店がやりそうな、世の中調査ではあるが、空気感を知る上では参考になった。そもそも、赤坂に集まるような学生が、日本を代表しているとは思えないが。そこは差し引いたとして。情報が張り巡らされた結果、恋愛に奥手になるのは興味深かった。出過ぎた行動は「痛い」でまとめられる...続きを読むPosted by ブクログ